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岩城清次の編集履歴

2020-09-20 18:33:50 バージョン

岩城清次

いわぎせいじ

漫画『頭文字D』に登場するキャラクター。

概要

CV:川原和久


搭乗車種 三菱 ランサー RS エボリューションIV
ボディカラー スコーティアホワイト
主な外装パーツ 社外マフラー、GSR用純正アルミホイール(OZレーシング製)
ナンバー 栃木78 へ 46-637

栃木県日光市いろは坂を本拠地とするランエボのワンメイクチームエンペラー(頭文字D)のナンバー2で、リーダー須藤京一の親友で右腕的存在。


髪型ポニーテールで、ついでに強面な筋肉質。ランエボにベタ惚れしている。

年齢は明かされていないが、作中でのやり取りを見る限りおそらく京一と同じく23歳。

喫煙者だが、アニメでは次第に吸わなくなっていく。


ランエボというハイパワーの4WD車を速く走らせるコツを十分に心得ており、正確かつ速いステア操作を要求される4WDドリフトをいとも簡単にこなす。チームでは京一に次ぐ実力で「オレは腕っぷしが自慢なんだ ステア操作の速さならどんな奴にも負けねぇ自信があるぜ!!」と豪語するだけの実力は持っている。


しかし短気で喧嘩っ早い性格と今一つ要領の良くない頭脳が自慢の技術の足を引っ張っている。

京一からは「ドラテクは一流でも、頭が悪い」、「やっぱりこいつの頭では無理か…」などと散々な言われようである。ただライバルに対してそこそこの洞察力を見せることも多く、作中で言われるほどまでは頭が悪くないようにも見える。


口調が荒く、敗北したチームのステッカーを切り裂くなど粗暴なところの多い性格であるが、(庄司慎吾ランエボVの男などのように)人を傷つけたりマシンを壊したりするような真似はせず、フェイントのような奇襲も一切つかわない、正々堂々とした戦いっぷりを見せている。

あくまで高い技術力・明確な理念・走りの説得力を武器に相手を黙らせる事を信条とする(プロレスラーで言えばブル中野のようなタイプ)。


本編第一部で最強格の悪役の一人として登場し、様々な名ゼリフや名シーン(ビンタシーンなど)を見せ付けてきたため妙にファンからの人気が高く、彼を題材にしたMAD動画や二次創作作品も多い。


劇中の活躍

以下ネタバレ注意


原作での初登場は妙義山での藤原拓海vs中村賢太戦。

赤城レッドサンズvs妙義ナイトキッズの交流戦の偵察を終えた清次が、二人のバトルの後ろを追走した。拓海に抜かれて戦意を喪失したケンタを清次のエボⅣが抜いていき、群馬県走り屋たちに自分たちの存在をアピールした。


アニメ版では上記のバトルには登場せず、第一期には登場しない。第二期まで出番が延ばされた。

こちらでは第一話冒頭にアニメオリジナルチーム「サンダーファイヤー」とのバトルで登場、圧倒的な速さを見せつけた。


その後京一と共に秋名湖畔を訪れた際に武内樹に道を尋ねたが、ハチロクとそれに負けた群馬の走り屋たちを散々バカにする。京一が止めに入ったが、樹を悔し泣きさせるほど怒らせるに至った。

ハチロクなんかに乗ってる奴ァ、アウト・オブ・眼中 たのまれたってバトルなんかしねえよ!!


妙義山では同じ4WD使いであるが本調子でなかったナイトキッズの中里毅に圧勝。勝負前の約束通りチームステッカーを譲り受けると、半分に切り裂いて「撃墜マーク」としてエボIVのリヤウィングに逆さまに貼り付けるという暴挙に出て、一ヶ月で群馬エリアを制圧すると豪語した。


秋名(榛名山)ではスピードスターズの助っ人として参戦した拓海のハチロクと下りで対戦。

高橋涼介を破ったという拓海の腕を警戒した京一から、最強格の相手時の戦略である「シミュレーション③で行け」という指示を受ける。これは気を引き締めるのと同時に相手の後ろについて注意深く観察しながら戦略を立てろという意味であった。

しかしその指示に納得できていなかった清次は、前半までのハチロクの動きに焦れて苛立ちを覚えて想定よりも先に追い抜いてしまう。さらに差をつけようとするがフロントタイヤを酷使してしまい、機械式デフが苦手とする連続タイトコーナーではかえって差を詰められた上、拓海に「立ち上がり重視の溝走り」という奥の手でインから並ばれてしまう。疲弊したフロントタイヤはここで悲鳴を上げてアンダーステアを出し、抜かれて敗北した。

結局ハチロクに負けた原因が清次にはわからず、京一から「いろは坂のサルじゃねえんだからちったァ頭使えよ」と一発ビンタを食らった。


赤城山では高橋啓介と上りで対戦するが、原作では2コマで片付けられてしまい(もちろん清次の敗北)、次の小柏カイ戦も「負けた」という事実のみが他者のセリフによって明かされるだけという噛ませ犬のような扱いを受けている。


しかしながら拓海は清次とエボⅣの実力を認めており、この体験から自身の成長のために秋名でバトルをすることを一切やめるほどの影響を与えている。

また池谷浩一郎も「ほとんどの群馬のチームがあいつ(清次)一人にやられていたな」と述べており、中里毅はじめとする敵地群馬の走り屋を蹂躙し続けてこられたという実績を鑑みても、公道レーサーとしての実力は一流であると言える。


その後は拓海のいろは坂での対京一とカイ戦や、プロジェクトDvs東堂塾戦、神奈川県での最終戦で京一と共にギャラリーとして登場する。

この頃になると啓介対スマイリー酒井戦では2台のコーナリングの気迫に驚いて大慌てで避難したり(原作のみ)、最終決戦では自分は頭が悪いから分かりやすく説明して欲しいと頼んだ京一の解説を聞いても「(全然分からねえ)」と内心でつぶやくなどコミカルに描かれていた。


アニメ版の最終決戦では、京一や他のライバルたちと共に拓海の勝利を見届けた。


名(迷?)言


  • キレイなクルマだと思わないか・・エボⅣはゾクゾクするほどキレイだよ
  • 例えて言うならボクサーの肉体のような機能美だ!!
  • ジョーダンは顔だけにしておいてくれよ、レビンの少年
  • この時代FRなんか乗ってても先がないぜ
  • ハチロクなんかに乗ってる奴ァ、アウト・オブ・眼中
  • シミュレーション③じゃなくてもよぉ京一、勝ちゃあ文句ねぇんだろーが勝ちゃあ!!
  • 見せ付けてやるぜ、エボIVの凄さじゃなく・・俺のテクニックの凄さをなぁ!!
  • みとめたくないひとつの事実・・オレの方が・・コーナーでわずかにおそいという事実だ!!

余談

  • 担当声優の川原和久氏は舞台やドラマをメインに活動しており(代表作に相棒伊丹憲一などがある)、頭文字Dは川原氏の数少ないアニメでの出演作の一つである。その中でもゲーム版などを含めると頭文字Dシリーズが声優としての出演回数が一番多い作品である。

  • 原作では説明のみで片付けられた赤城山での啓介のバトルは、OVAのBattle Stageで短編ながら描かれている。クルマのCG自体は新作であるが、車中の両ドライバーの映像及びセリフは本編からの流用である。バトル自体は啓介が清次を抜いたところで、『この後も壮絶なバトルが繰り広げられ驚異のコースレコードで幕を閉じた』というテロップと共に終了している。PS2のゲーム版であるSpecial Stageではバトルが最後まで描かれており、こちらでは勝敗のポイントになったのはタイヤの使い方だと啓介が説明している。

  • 評価が大きく分かれる実写版ではドレッドヘアーにバンダナと、まるでジャック・スパロウの様な髪型で登場。こちらではかなりのウザキャラとなっており原作の面影は無い。

皇帝母ちゃん


関連項目

頭文字D 走り屋 ランエボ 須藤京一

いろは坂 エンペラー(頭文字D)

岩城清二(表記ゆれ)

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