概要
第1世代からミニスカートと供に登場している皆勤賞キャラ。
フィールド上のあちこちに出没する事が多く、ゲームを始める時は必ずと言っていいほど対戦相手になる。
外観はキャップを後ろ向きに被り、肩書き通り短パンを着用している。
しかもこの短パンは冬の間でも履いているとの事らしく、本人らにとってはそれがポリシーらしい。
第5世代のブラックホワイトからは目に見えて彼らのズボンの裾丈が長くなっていて、どう見ても「たんぱんこぞうではなくハーパンこぞうだろ?」とツッコミたくなるのは時代の流れであろうと思う(後述にもある通り、短パンで出ている作品もあり、第8世代では生足こそ見せていないが短パンの成人男性が登場しているので表現の規制の厳格化というよりは、裾丈の短い短パンを履いている男子が現実にほぼ居ないことが作品にも反映されていると考えられる)。
2018年11月16日に発売された『LPLE』では久々(HGSSが最後なので約9年ぶり)にハーフパンツではない見た目のたんぱんこぞうが登場した。
第6世代からはトレードマークの1つであったキャップを着用しなくなっており、その後の第7世代や第8世代も同様。例外は『ORAS』や『LPLE』といった過去作のリメイク作品くらいである。
第8世代では
そして2019年11月15日発売の『剣盾』では、デザインが大幅にリニューアルされて登場。
寒冷な気候とされるガラルの風土に合わせてか、厚手のトレーナーを身に纏い、黒のハープパンツに白のハイソックスという出で立ちに変化。
外観もガラルのモデルとなったイギリスに合わせてか、白人風の容姿になっているほか、「一昔前の田舎の子ども」といった雰囲気であった過去作のたんぱんこぞうとは異なり、みなりも含めて育ちの良さを感じさせるような風貌をしているのも特徴的。このため、もはや「小僧」というより「おぼっちゃま」ではないかというツッコミの声も一部ではある(イギリスでは貴族や王族などの子息は幼少時に短パンを履いていることが多く、実際に欧米の上流階級の子どもがモチーフになっている可能性はある)。
とはいえ、いい意味で期待を裏切ってくれたリニューアルに、発売直後から各所で話題が沸騰、「歴代のたんぱんこぞうの中で一番かわいい」という意見もあり、そのルックスからか早くも一部の好事家たちからターゲットにされている模様(そういった意味では、このキャラクターとはある意味で対になっていると言える)。
実際、剣盾以降、かなりの数のたんぱんこぞうのイラストが投稿されるようになっているが、その半数以上は第8世代仕様のたんぱんこぞうのR-18作品だったりする。
『鎧の孤島』では、なぜかスクールボーイやポケモンごっこ(♂)、バックパッカーと共にモブキャラとしてマスター道場にいる。恐らく習い事の一環として道場に通っているのだろう。
ちなみに、道着を着用していないのは、自分に合うサイズがないためらしい(メタ的にはグラフィックを使いまわした方が色々と楽だからなのだろうが…)。
アニメ版
『XY&Z』47話のエピローグでは、プラターヌ研究所へ(第6世代仕様が)やって来てカロス御三家を選んでいた。
『薄明の翼』でも第3話でモブキャラとして登場している。
使用ポケモン
コラッタやポッポと言った、物語を始まる際に最初からゲット可能のポケモン(序盤ノーマル等)を始めとし、イシツブテやポチエナなどと言った、外観がカッコイイポケモンを使用してくる事が多い。
極端なことを言えば、可愛いポケモンを中心に扱うミニスカートの逆バージョンである。
各世代の容姿
第1世代
ゲームボーイでの発売のため白黒で詳細なカラーリングは不明であるがポケモンスタジアムにて帽子がオレンジ寄りの赤である、なおハーフパンツではない。
第2世代
ゲームボーイカラーかゲームボーイアドバンスなどで遊ぶと詳細なカラーリング(左画像)が解るようになっている。
第3世代(RSE)
ゲームボーイアドバンスでの発売の為、鮮やかになったと共にやや裾丈が伸びた。
第3世代(FRLG)
他の世代では見られない黄色いキャップが特徴
第4世代(DPP)
青帽子、赤シャツ、青い短パンの容姿である。
第4世代(HGSS)
裾丈の短い短パンを穿いているのはLPLEを除き、この作品が最後である。
第5世代
この世代から明確にハーフパンツと解る裾丈となった。
第6世代(XY)
この作品のみ脛の上まで覆っていて最も裾丈が長い、そしてリメイク作品を除き帽子を被らなくなったのもここから。
第6世代(ORAS)
ゲームや販促PVアニメではやや幼い面構えと外見になった。
第7世代(SM)
前作に引き続き幼い外見となった。
(LPLE)
現在のメイン画像の容姿であるが、裾丈はHGSSから久しぶりに短いズボンでの登場となっている。
第8世代
上述を参照、丈自体はハーフパンツだがpixiv上では短く描かれる事も多い。