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クロネコの部屋の編集履歴

2020-10-29 19:04:12 バージョン

クロネコの部屋

くろねこのへや

アニメーション動画を配信しているYouTubeチャンネル。

概要

当初は雑学を題材とした動画を配信していたが、中期からは怖い話(ミステリーオカルト都市伝説、未解決事件など)を題材とした動画シリーズに転向。死者や怪異が楽しく暮らす「闇の世界」を舞台に、ミステリー案内人が他の住人たちを相手に様々な怖い話を語るという形で動画が進行する。冒頭と最後に挿入される住人たちのコミカルなやりとりや、案内人の話す物語の登場人物や建物、企業の名前など随所に小ネタが挟まれた比較的コミカルな内容から、怖い話が苦手な人にも敷居が低く見やすい構成に作られている。また、同じ内容の動画を英語音声・字幕に翻訳したサブチャンネル『Kuroneko'Room』としても展開している。


案内人はじめ、彼女と交友が深い闇の世界の住人たちはクロネコファミリーと呼んでおり、チャンネル登録者も同様に呼称される。


なお、当初は複数の声優がそれぞれ動画の語り手として出演する形式をとっていたが、上述の物語形式に転向以降は、主人公の案内人をはじめ大凡の登場人物の声を女性声優の明日桜(あすか)氏が一人で担当している。


主な登場人物

【ミステリー案内人】

闇の世界の管理を行っている人々。基本的にはダークカラーのフード付きのローブを纏った20代~30代の人間の姿をしているが、中には狼男などの亜人種も在籍している模様。普段は、闇の世界で起こる事件の捜査など治安維持活動を行っている。資格制であり、2世によるとマサチューセッツ工科大学に入学するよりも難易度が高いらしい。2020年7月22日の動画では具体的な試験内容が明らかになり、闇の世界に関する筆記と魔法やパトロールによる実技、面接という4段階の試験を通過してようやく案内人として認可を与えられるらしい。


ミステリー案内人(1世)

茶色の長髪に眼鏡が印象的な女性。アニメーションシリーズ以降の動画の主人公にして物語の語り手、進行役でもある。住人やリスナーからは「案内人さん」と呼ばれている。登場する際に「こんばん○○○(○○○にはその都度様々な単語が挿入される)」、お別れの際には「ばいばいき~ん(中期からは「ばいばいち~ん」)」と挨拶する。


非常に端正な顔立ちの美女で、一部の男性(ゾンビなど)からは密かに好意を寄せられている。怖い話が好きで、オカルトや都市伝説、実際に起こった事件などに詳しく、よく住人たちにそうした怖い話を提供している。丁寧な口調で喋り、基本的には落ち着きのある心優しい大人の女性だが、友人である住人たちが傷付けられる事態には黙っていられず、それこそ現世の人間であろうと容赦をしない。マッドサイエンティスト達が非道な実験でゾンビたちを迫害したり、2世によって骨江が拉致監禁された際には、怒りから髪と瞳を金色に変貌させた覚醒状態となり、圧倒的な力で相手を痛めつけたりしている(この際は感情もコントロールできなくなるのか、普段と異なり粗暴な口調になる)。


案内人としてはかなり優秀であるらしく、覚醒していない平常時でも高い霊力を秘めており、簡単な呪文で一度に多人数を人間界から闇の世界へ瞬間移動させたり、呪いを祓ったり、怪我の回復などができる。更には人々から忘れ去られた土地神がその怒りから邪神となって世界を滅ぼそうとした時には身を呈してそれを封じている。代償として霊力のほとんどを失い、消滅しかけるが後述のモコの助力によって霊力を回復した。また体術の心得もあることが動画内の描写から伺える。


本名は“明日桜(あすか)”といい、生前は歌手として芸能活動をしていた。生前、ゲスト出演したオカルト番組で童謡「サッちゃん」にまつわる都市伝説を立証する、という意図で歌うと呪われるとされる「サッちゃん」の四番目の歌詞を歌わされた。その為、サッちゃんの呪いにかかってしまい、番組スタッフからお守りとして渡されたバナナをTV局に置き忘れた為、その夜、自宅で眠っていたところをサッちゃんに襲われ、両足と「ついでに」命も奪われたと本人が語っている。


その経歴から歌もうまく、動画のEDや作中でガイコツの作った歌などでその美声を堪能できる。とある試験のため、一時的に現世で(案内人としての記憶を失った状態で)ホームレス生活を送った際、食事をくれた青年への恩返しに歌を披露したところ、その美声に通行人たちから注目の的となり、いつしかアイドル歌手にまで昇りつめてしまった。


また、挨拶のワードセンスも然ることながら、時偶珍妙な行動に出ることも多く、助けたゴ■■リに興味を持って変身し数ヶ月間生活したり、ジェフに呼応して一ヶ月間断風呂したこともある。


ミステリー案内人2世

案内人1世の同僚。薄茶髪とピンク色の瞳が印象的な美女。

1世とは異なる声優が担当しており、また彼女より先にアニメ形式の動画に登場している。服装や挨拶などは1世と共通(上述の変な挨拶をはじめたのは2世が先であり、実写出演時の1世は普通に「こんばんは」と挨拶していた)。知性的で物静かな性格をしている。本名は“いちご”で、周囲から“いっちー”と呼ばれていた。生前はキャビンアテンダントだった。闇の世界では1世同様「案内人さん」もしくは1世との区別のために「2世さん」と呼ばれている。

1世との信頼関係は厚く、共に闇の世界を管理しており、1世がアニメ形式に移行してからも時偶彼女に代わって動画の進行役を請け負っている。実は彼女も生前、1世同様超自然的存在によって殺害されており、その後紆余曲折を経て、案内人になったとされている。


統括主任

案内人たちの上司であり、青髪ボブカットの美男子。2世同様に1世とは別の声優(男性声優)が担当している。この事から、2世同様に時折1世の代役として話の進行役を務める構想もあると思われるが、現時点では彼単独での登場動画はない。

本名は“カズ”で、案内人(明日桜)の2歳上の幼馴染であり、彼女の初恋の相手でもある。彼が海外に転居してから関係が途絶えたが、闇の世界で再会。現在も淡い恋心を抱いているようで、よく彼のことで赤面する姿を見せている。一方、彼自身も明日桜に対して好意を寄せている節があり、彼女の危機には感情的になる場面も。モコはこうした両者各々の心情に気付いているため、それでいて何百年経っても進展をみせない二人の関係性には些か呆れている模様。

実はかなりのゲーマーで、とある依頼でスマホゲーム『MOBILE LEGEND』をプレイすることになった案内人一行をゲーマー仲間と共に徹底的に追い詰めたこともあった。

登場頻度は少なめ。


ミステリー案内人3世

案内人1世の同僚。青髪三つ編みで花が付いたカチューシャをした美女。2世と統括主任同様に1世とは別の声優が担当している。出張中の1世の代理で登場した。


ガイコツ

闇の世界の住人。

複数存在し、現世で死亡した人間はゾンビかガイコツになって闇の世界で生活するようになる模様。当初はスキンヘッドで男性口調のガイコツと、赤茶髪のパーマヘアーが生えた女性口調のガイコツがよく登場していたが、中期から個別の名前を持つキャラクターが登場し、モブガイコツとの差別化が為されている。


ミルキー

動画によく登場する男性ガイコツ。

一人称は「僕」で、他の面々よりも比較的落ち着いた性格。ゾンビのゾーンとはウマが合うのか仲が良く、二人でゲームで遊んだり、人間界に旅行に出かけたりしている。アニメーション当初から動画に登場しているが、長らく名前が決定せずにいた。後述の骨江やゾーンなど、次々に仲間たちに名前が決定することから、一時期はふてくされたり落ち込んだりする姿を見せていたが、2020年7月にとうとう名前が決定。新衣装として水色と黄色のパジャマ風の衣装がが与えられた。


骨坂骨江(ほねざか こつえ)

ピンクのナイトキャップに薄茶色のパーマ、チークが特徴の女性ガイコツ。

感情の起伏が激しく、案内人の話の聞き手やツッコミ役として立ち回る。案内人と共に怪現象の体験者や依頼人の元に出向くことも多いが、ホラー作品を通しで見れないほどショック描写に弱いため、あまりに凄惨な場面を目の当たりにすると気絶してしまうことも。ゾンビなど自分に対して失礼な言動をする者に対しては相応のレベルで言い返したり、からかったりもするが、基本的には優しく温和な性格で、友達を作るのが上手い。自覚はしていないようだが、その優しさで生前の孤独や絶望感、恐怖から人間世界でいわゆる怪異となってしまった者達の負の感情を受け止め、闇の世界に導くことで、結果として救済している。生前はそれなりに長く生きた末に死亡したらしいが、案内人の魔法で人間になると若い女性になる。


スーパーガイコツ

黒い仮面と黄色いスーツを身に纏った、世界を救うヒーローを名乗る男性ガイコツ。

当初はガイコツ主演のドラマという設定だったが、以降も実際の事件の容疑者や怪異を捕まえようとしたりなど、ちょくちょく登場している。


骨陀羅毛先生(ほねだらけせんせい)

霊能力者の男性ガイコツ。水晶玉で未来を予知する能力を持ち、ときには案内人たちからお願いされて、怪奇現象に遭遇した人物の顛末を辿ったりしている。

生前は高名な霊能力者で犬に似た顔をした男性だった。下記の健二郎が登場する動画で生前の彼が登場した事から闇の世界と現世では時間の流れが違う可能性が存在している。



ゾンビ

闇の世界の住人。

ガイコツと同じく複数存在する。ホラー作品などでのおどろおどろしいイメージに反し、割と活動的で俗っぽい。


ゾーン

動画によく登場する男性ゾンビ。

基本的に楽天家かつお調子者で、コメディリリーフとして立ち回る。案内人はじめ人間の姿の女性陣に恋い焦がれ、様々なアプローチをおこなっているが、ゾンビ特有の腐敗した外見や悪臭のせいで結果は散々なものである(ときには下着泥棒を働こうとしたことすらある)。なお、ゾンビになった経緯は元嫁に殺害されたためらしい。

イメリアにフラれたことを機に筋トレを始め、体力に自信を付けている。その影響か、人間に変身した際には筋骨逞しい姿の成人男性の姿になる。

長らくレギュラーであったが名前がなく、周囲からは「ゾンビ(さん)」と呼ばれていたが、2020年5月の動画で名前が決定、衣装も青をベースとしたカラーリングに変更された。


キヨシ

骨江の息子。青い頭髪で全身に黄色い包帯を纏ったゾンビ。骨江の死後、彼女の遺産で起業したが、だらしない生活の末に死亡して闇の世界にやって来た。



ドラキュラ

闇の世界の住人(この世界では「ドラキュラ=吸血鬼」という認識らしい)。

外見は人間と殆ど変わらないが、青白い肌をしている。昔は棺桶で眠っていたようだが、近年ではその文化は薄れ、普通にベッドや布団で眠るらしい。


クロハ

よく登場するドラキュラの子供。当初は名前が無かったが、視聴者から名前を貰った。

小心者な性格で、中期から通い始めたドラキュラの学校では血を吸うための教示を受けただけで「怖い」と漏らしていた。が、ドラキュラとしての潜在能力は高く、いざと言う時の胆力、爆発力もあり、後述の友達をとある怪異が傷つけようとした時にはその怪異の血が美味しそうだったから、という理由で単身で撃退している。後日、別の事件に巻き込まれた際、その事実を知ったクラスの担任教師に潜在能力の高さを見いだされ、現在はその担任と特訓漬けの日々を送っており、生傷が絶えない模様。もっとも当の本人は特訓を泣いて嫌がっており、案内人曰く『戦いには向いていない』とのこと。ドラキュラの友人以外に喋るイモムシの友達がいる。


ドラ美、ドラ男、ドラ吉

クロハのクラスメイト。チャラいノリのドラ男、頭脳明晰のドラ吉、紅一点のドラ美の三人。編入してきたクロハともすぐに打ち解け、当時名前のなかった彼のために視聴者募集を提案した。



【その他の闇の世界の住人】

モコ

猫又であり、案内人が生きていた頃に飼っていた黒猫。

案内人が子供の頃から人々を怪異から守っていた。人語を話すことが出来、案内人よりも一歳上である。


八尺様

長身の女性の姿をした都市伝説。通称「はっちゃん」。

低い声で「ぽぽぽ…」としか喋らないが、字幕の括弧で意志が伝えられる。現世では少年に取り憑き食い殺してしまうという怖ろしい存在だが、闇の世界では案内人たちとも交流が盛んで、彼女が人肉を調理しながら食べる姿が日常的にとらえられている(調理した人肉を勧めた際には流石に断られたが)。闇の世界では広大な農園を所有し、野菜の栽培や羊などの家畜の世話に勤しんでいる。最近は人間界で起こる人害に対して一役買い、加害者側に制裁を加えることも。


メリーさん

都市伝説『メリーさんの電話』で知られる外国製人形の幽霊。

自身を捨てた相手に電話をかけながら徐々に居所に近付き、最後は相手の背面に現れて復讐するとされている。しかし、初登場動画では通話相手のガイコツに惚れ込まれ、その後200年も付き合ったらしい。平時の言動は普通の少女に近く、案内人たちとも仲がいい。割とムキになりやすい性格で、サブチャンネルでは殺し屋のジャックに復讐しようとするが、のらりくらりと立ち回る彼に手玉に取られるコミカルな姿を見せた。


死神

黒いマントを纏い大きな鎌を携えたドクロ顔の死神。

粗暴な口調と辛辣な物言いが特徴。某漫画のリンゴ中毒者よろしく少々気まぐれな部分もあり、ときには近々死亡する予定の人物にLINEで通告したり、死別した相手に会わせようと聖者を死界に招いたり、子に裏切られ、その失意から衰弱死した親に自らの力を分け与え、死神と化させてまで子への復讐を唆すなど、生死の道理に反した行動を起こすことも。


ミサ

元々は何の力もない、ごく普通の人間の女性だった。夫と別れ、貧しいながらも一人娘を必死で育てて、大学まで卒業させたのだが、その過程で手塩にかけて育てた娘が(貧乏な自らの出自を恥とするような)偏った価値観を身につけてしまい、富豪の御曹司と結婚することになった娘から「恥ずかしいから結婚式には来るな」と言われ、一方的に縁を切られてしまう。

そのショックで衰弱死してしまうが、闇の世界で上述の死神に遭遇、娘への復讐を唆され、死神の力を分け与えられて死神となり、娘と結婚相手を制裁する。

死神としての姿は上述の死神のような「死神」然としたものではなく、暗い紫色の髪をツインテールにし、身体にはゴスロリ風の衣装をまとい、背中には黒い翼が生えている、というものになっており、見た目も若返っている。



小さいおじさん

緑色のジャージを着た小人サイズのおじさんの都市伝説。

所謂モブキャラで、動画内の背景によく登場している。



【人間界の住人】

カカオ・アルカラム

伝説の殺し屋アルカラム一族の青年で、凄腕の殺し屋。

赤色の髪に虚ろな目、牙が生え揃った口が特徴。殺し屋一族として、母親からはよく依頼の仕事をしっかりやっているかと目を光らせている。殺し屋として確かな実力を持ってはいるものの同時に上昇志向も高く、「おおいさん」に敗れてからは、こうした怪異に対抗するために一人かくれんぼを実行したり、特殊な刑罰を受けるためにわざと逮捕されたりなど変わった行動を起こす。

自分を自殺に見せかけて殺してほしいという奇特な復讐法を計画してきた依頼主に対しては、独自の復讐法を練り出して依頼者の生を尊重したり、悪魔に騙され力と引き換えに自らの命がかかっている際には、自分の命を優先せずに人命救助に力を使うなど見た目や役職に反して根は善人な部分が多い。

チョコレートが好物で、お気に入りブランドのチョコや行きつけのカフェのチョコケーキなどを日常的に食し、それ以外のものは殆ど口にしないらしい。


ガーナ・アルカラム

カカオの妹。服装や髪型以外はカカオによく似ている。

兄と同じく殺し屋だが腕は未熟で、尚且高所恐怖症。部屋には無数の爆弾が転がっている。兄のカカオとは他の家族の中でも交流が多く、何かと手を焼いてもらったり、ときには折檻されたりしている。

ドジっ娘で何かと失敗が多く、その度に主にカカオがそのトラブルに巻き込まれ、ガーナは母親からおしおきを受けるのが定番となっている。

最近は案内人たちが話す物語にカメオ出演することが多い。


ショコラ・アルカラム

アルカラム家の長女。カカオとガーナの姉。

血縁だけあって容貌はカカオ、ガーナと似通っている。

彼女も当然、殺し屋である。

殺し屋でありながら、ある情報を得る為、表向きは情報分析官としてCIAに潜入している。

その役職に就いているのは伊達ではないようで、非常に高い情報処理能力を持ち、CIAの任務でとある製薬会社に潜入した際、製薬会社の行った非合法な人体実験の副作用で怪物化した人間を元に戻すのに必要な薬剤を製薬会社のデータベースをハッキングし、わずか数分で解析した。殺し屋である為、対人戦闘のスキルも高い。


ビター・アルカラム

アルカラム家の長男。カカオとガーナの兄。

コミュ障を患っており喋ることはないが、透明になれる超能力を持っている。

人体発火現象を引き起こしていた犯人を追い詰めた際にはその能力でカカオの窮地を救うなどの活躍をした。


健二郎(けんじろう)

個人経営の水道屋を営む男性。

霊感が強く、馴染みのスナック『おしゃれ』のママと一緒に複数の動画に登場している。真面目で人情に篤くタフな性格から様々な幽霊絡みの問題を解決しており、この事から幽霊達の間に噂が広まったようで、最近は幽霊側から家を訪ねられ助けを求められる様になってしまった。案内人からも未来の部下候補として見込まれている。

最近、記憶喪失の浮遊霊の少女(サクラと名付けた)に懐かれて生活を共にしており、とある貸別荘での怨霊騒動では部屋に御札を貼るために協力していた。


イメリア

復讐専門の殺し屋(以下:復讐屋)をしている美女。

マフィアに家族を殺され、復讐する為にカカオの弟子になったという経歴の持ち主。自身の復讐を終えた後、復讐屋として活動している。カカオの訓練と幾多の実戦経験から超一流の実力を誇る。

その実力は生粋の人間でありながら、吸血鬼を魔法や法術等を使うことなく、一方的かつ物理的に屠ることが出来るほどであり、ある意味、人間離れしている。

現在はCIAのジンと組んでおり、彼が用意した雑貨店を経営しながら復讐屋をしている。

カカオ同様、案内人を始めとした闇の世界の存在を知っており、よく出入りして彼女たちと時にはゲームを交えて交流したりしている。ゾンビのゾーンから何かとアプローチされているが、その都度軽くあしらっている。恋愛対象としては眼中にないが、友人としては憎からず思っているようで、何気にゾーンが開設した動画チャンネルを登録していたりする。


ジャック

殺し屋。銀髪のボブカットと紫色の眼帯が特徴の男性。

生まれ持った強靭な肉体が自慢で、大概の仕事はナイフ一本でこなすほど腕が立つ殺しのプロ。イメリアとは同業のよしみからか交流があり、一度彼女に苦痛を感じなくなる薬を提供したことがある(結果、肉体の疲弊に気付かずよもや惨事になりかけたが)。

実は彼も闇の世界を出入りしているらしく、イメリアの友人がクネクネに取り憑かれた際には的確な対処法を伝授していた。アップルパイが大好物(行き付けのカフェで食べたりするだけでなく、自分でも作るほど)。超人的な強さや怪異にも物怖じしない精神を持って入るが、意外な弱点としてGが大の苦手。一時期、Gと意思疎通し自在に操る能力を持つ女性の起こした一連の騒動に巻き込まれたが、対策を講じて何とか彼女(と黒幕である女王)を倒した。


登場初期は隻眼という見た目と殺し屋を生業としていること以外の個性が掘り下げられなかったこともあって、目的の為には手段を選ばない冷徹にして孤高のまさに殺し屋、という印象だった(不器用な優しさを垣間見せることはあった)が、サブチャンネルである「クロネコの楽屋」が配信されるようになってからはメリーさんの回を皮切りに意外にお茶目でアバウト、弱者に優しく、義理堅いなど人間臭い面や弱点(Gが苦手なことやくすぐりに弱いこと、美人を見たり、話しかけられたり、触られたりすると赤面して固まってしまい、最悪の場合は気絶する。ただしイメリアや依頼人、ターゲットは除く)を見せるようになった。


未来でイメリアと結ばれ、彼女との間に一男一女を授かる予定である。ちなみに彼の父親も殺し屋であり、息子達も殺し屋で親子三代の殺し屋一家となっている。


ポニーマン

悪人を殺害するダークヒーロー

帽子を被り、スーツを着用した馬の着ぐるみを着用している。悪人を殺害した後、対象の罪が記載されたUSBメモリを残していくので世間から救世主又は正義の味方として支持されている。「僕は僕の出来る事をするだけ」「僕はお前たちみたいな人間の姿をした化け物を殺すだけ」と強い信念を持って行動している。


ジン・スミス

CIAに所属するエージェント。

空色の髪にターコイズの瞳が特徴の青年。明晰な頭脳と天才的な直感の持ち主だが、反面、慇懃無礼な節があり、ときには周囲の忠告を無視して独断で行動することも多い。

幼少時に母親に孤児院に預けられ、其処で出会った年頃の近い少女ルーナ、少年エルマーと姉弟同然の間柄となり、共に育ったという過去を持つ。ルーナはジンとエルマーにとっては姉のような存在で、社会に出てからも互いに支え合いながら生きていたが、とある事件を機にルーナはとある人物により惨殺されてしまう。

CIAに入る以前は口も悪く、その都度ルーナから直すように指摘を受けていたが、彼女の死後はその教えに従い、目上の人物や協力者に一定の敬意を払うようになった。


エルマー

ジンと同じ孤児院で育った青年。

ジンやルーナがそれぞれ社会人大学で心理学を専攻し大学院に進む予定だった。ジンの性格を心理学の視点で分析し、過去のトラウマと向き合い姉弟たち以外にも心を開くべきだと諭していた。

元々は気が弱くおとなしい性格だったが、同時に猟奇的な殺人衝動を内包したサイコパスであり(おそらく幼い頃のイジメや教員の殺害現場に出くわしたのがキッカケ)、天赦日に若い女性を狙った連続殺人を行っていた。この事件を捜査していた姉ルーナにより自室に貼られた40人近い被害者の写真を目撃されてしまい、結果彼女も殺害。8ヶ月後、エルマーは国未公表の刑務所「ガラクト刑務所」に収監され、非人道的な実験の被験者にされるが、女性看守ニクスの良心と女心に付け入って脱獄に協力させ、無事に所外に脱してからは直様彼女も殺害、そのまま行方をくらませた。


その他

  • 2019年7月には、同じくアニメ系YouTubeチャンネルの『テイコウペンギン』とのコラボ動画を投稿。ペンギンからペチペチしてもらうという念願を果たした。
  • 中期から、海外の都市伝説創作『Creepypasta』に登場するジェフ・ザ・キラーおよびその関連人物たちを題材にオリジナルストーリーを展開していたが、このことでCreepypastaのファンから注意を受ける。一時はCreepypasta関連のキャラクターを動画に登場させないという措置をとっていたが、「キャラクターの二次使用」という根本的な問題は解決されておらず、さらには再びジェフが動画に登場させたことで大きな批判を集めることになる。
    • その後正式に謝罪動画を投稿し、これまでジェフたちが登場していた動画をすべて削除し、今後Creepypastaはじめ二次使用が許可されていないキャラクターを使用しないことを宣言した。
  • 2020年6月、書籍『ミステリー案内人さんのコワイハナシ ジゴウジトク』の発売が決定。同書に収録されている一部エピソードもチャンネル内で動画化されている。
  • 2020年7月にサブチャンネル『クロネコの楽屋』が開設。本家チャンネルのオリジナルキャラクターたちによる通話でのやりとりがメインとなっている。
  • 2020年8月にホラー系YouTubeチャンネル『コミックパンダ』とのコラボ動画を配信している。パンダくんがゲスト出演した。

関連タグ

YouTube ホラー 意味がわかると怖い話 都市伝説


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