「貴様たちも悲しみの底へ落ちろ」
CV:乃村健次
概要
第三十三章「憧れのサヤ」に登場する、イリエス魔人族の一人で妖帝イリエスの弟、ブクラテスの甥。
イリエスからは溺愛されており、魔人族自慢の切り札。性格は姉に似ず義理堅い。
幹部の身内のため、他のイリエス魔人と違い名前の法則性からは外れている。
シェリダからは「身内を贔屓するのもいい加減にしろ」と苦言を呈されていた。
魔獣ダイタニクス復活のため、悲しみの顔のような飾りがついた杖から発射する光線を人間に浴びせ、嘆きの仮面を付けさせ3333人の人間の悲しみを地上に満たそうと企んだ。
人間に仮面を付けさせている間に駆けつけたサヤ以外のギンガマンにも仮面を付けさせたが、サヤの花びらの爪に怯んだ隙に逃げられてしまう。
その後も順調に仮面を付けさせ、最後の一人に仮面をつけさせようとした時にギンガピンクに阻止される。
トキワの森で一時的に悲しみを癒したギンガマン達にヤートットを一掃され、黒騎士ヒュウガの黒の一撃と獣装光ギンガマンの銀河の閃光を受け敗北し、さらに杖が壊れた事で仮面の魔力も失われてしまった。
その直後に「このままでは姉上に申し訳が…」とバルバエキスを飲み干し巨大化。
強力な剣術で獣装光ギンガイオーを追い詰めたが、駆け付けたギガフェニックスのスピードに翻弄され銀河大獣王斬りを受け倒された。
弟の死に大きなショックを受けたイリエスは泣き崩れてしまい、ブクラテスに慰められていた。
そのころ、ダイタニクスの腐敗が進んでいることをバットバスとビズネラに聞かされたゼイハブ船長は、バットバスからイリエス魔人族に代わり自身に復活の役目を任せるよう頼み込まれていたが、「ブドーの裏切りはイリエスが原因だったのではないか」と既に勘づいていたゼイハブとシェリンダはある事を目論んでいた。
次回の第三十四章で登場した邪帝イリエスの胸部はデスフィアスの顔になっている。他の魔人族の頭部と異なり彼とゲルトゲルトのみ宝玉を咥えていない。
『VSメガレンジャー』でグレゴリ艦長によって他のバルバン魔人共々復活したが、メガレンジャーのドリルスナイパーとマルチアタックライフルの一斉射撃を受けて全員纏めて倒された。
関連タグ
獣男爵コボルダ:演者が次回作で演じた敵幹部。こちらも弟のキャラクターだが、上の兄弟は兄で下には妹や弟もいる
殺人犯ハーバル、デーボ・ヒョーガッキ:演者が同じ戦隊怪人