概要
黄瀬やよいが関連するヒーロー作品の第4弾(ちなみに1〜3弾までは「クリーンピースマン」、「目覚まし時計のスーパーヒーロー」、「太陽マン」)であり、この中では唯一のロボット作品。
第35話のジャンクションとアバンでいきなり登場し、視聴者の驚愕と混乱を誘った。
やよいだけでなく、なおの弟達も見ているとのこと。ウルフルンとアカオーニもファンだが、彼らは悪役のワルブッターがより好きらしい。
DX玩具も発売されており、やよいはそれを買いにみゆき、あかね、なお、れいかも巻き込む形(?)で誘った。ちなみに値段は9980円とかなり高額。
好きである理由は、本人曰く「カッコイイから」(操縦自体はハッピーロボを含め苦手)。
続く第36話では、みゆきもハマってしまったのかやよいと一緒にDVDを観に行くと言っていた。
余談だが、やよいが所有するロボッター大図鑑の表紙のナンバーは「841(やよい)」となっており、ある種のセルフパロディにもなっている。芸が細かい。
また、変身する際のやよいの台詞やロイヤルレインボーバーストで浄化するプロセスをはじめ、この話の所々が冒頭のロボッターのシーンのオーバーラップであった。
また劇中劇の原画には大物メカアニメーターの大張正己、渡部圭祐、石野聡、杉江敏治、大塚健(メカデザイン、絵コンテも担当)ら、主人公コンビの声優にはバシンの中の人と夜明けのヴァンの中の人が、悪役には牧紳一の中の人が参加するという贅沢ぶり。狂気の沙汰である。
大張は普段あまりこのようなパロディ的企画には参加しない主義なのだが、大塚の「是非大張さんに」という熱意やコンテや設定のあまりのガチっぷりに応え「勝手に追加した武器」「月面の戦闘」等の彼の得意技を惜しげもなく披露している。
劇中で描かれたのは、ロボッターのDX玩具のCMであったが、それにしてはちょっと長い(50秒近くあるので、60秒もしくは120秒(どっちも実際に存在する)を想定していたものと推測できる)。
作品内の登場人物
主人公らしき少年。熱い。
タケルと一緒に戦う巨大ロボ。
光の刃を纏った右腕を発射する『ウルトラロボッターパンチ』という技を披露。
ちなみに、ロボッターソード(仮)という大きな剣も持っているが、激闘の末にボロボロになっていた。この武器は、大張氏が原画の段階で勝手に追加したもの。
悪役。上半身と下半身が別々のロボットで、合体して人型になる。ウルフルンとアカオーニは、マジョリーナの力で、このワルブッターの玩具がアカンベェになったものに乗り込み、ノリノリで操縦していた。
余談
タケル役の田村睦心氏はプリキュアシリーズ初出演であり、ニチアサ枠では『バトルスピリッツ少年突破バシン』以来の出演となる。
ちなみに田村氏はこの第35話と前後して放送開始した某ロボットアニメでなお役の井上麻里奈氏と共演していたりする。⇒ゼツボー的なおちゃん
更に別の作品ではスマプリでサブキャラ4役を兼任し、他にも多数のモブも担当した影のMVP、とも言える赤崎千夏氏とも共演をしている。
田村氏が本筋に、もしくは赤崎氏が劇中劇に登場していれば何らかの絡みが生まれ、二次創作でのネタも増えていた可能性が高く、このすれ違いを惜しむファンも少なくないとか…。