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「イセカイ界トオォォタル!」


CV:田村睦心

概要編集

バシンはあだ名であり、本名は馬神トッパ。バトスピ大好きの熱血少年。

「正面突破で○○トォォタル!」が口癖。

ペットとして白ネズミのアイボウを飼っている。

父親が冒険の旅に出ていたため、母親の馬神ハヤ美と2人+1匹で暮らしている。


人物編集

良くも悪くも「正面突破」。周囲に呆れられることも多いが、その情熱は知らぬ間に仲間たちへと伝播し、みんなを支える大きな存在になっていく。

幼い頃は大人しい性格だったようだが、ある日母親にバトスピを教わりたいと頼み、以降は活発な少年へと成長した。後に父母ともに伝説のカードバトラーであることが判明。事情を知るものからは血筋であると考えられている。


あらゆる生活の基準がバトスピで設定されており、バトスピのことになるとそれ以外が見えなくなってしまう。そのため、幼馴染のメガネコとは特にすれ違いが多くなってしまい、一時期大いに悩んだこともあった。しかしメガネコがバトスピを始めたことにより仲直り。以降はともに肩を並べて戦う仲間となった。


メガネコからの好意には気づいておらず、普段はもっぱらアイドルのマイサンシャインやライバルのにばかり気を取られている。しかしメガネココンタクトになったときは思わず顔を赤くして照れており、異性として意識はしているようだ。


バトルスタイル編集

デッキは赤属性のカードが主体。性格と同じくバトルスタイルも正面突破。

しかし物語が進むにつれて様々な色のカード組み込んだ混色デッキ使いに。

特に中学に入って対戦したバトスピ部部長・セブン先輩に青属性のデッキ破壊で敗北した後は、対策としてデッキ枚数を増やす試みをするなどライフを削り合うだけのバトルから更に視野が広がっていった。


キースピリットは龍皇ジークフリード「聖皇ジークフリーデン」。他には「暴双龍ディラノス」がジークフリードと並ぶ形でよく召喚され活躍した。

特にジークフリードは初のXレアというだけでなく、以降のアニメ・バトスピシリーズにおける主人公の設定を決定づける象徴的な存在となった。戦いを重ねるうちにバシンとは魂でつながるほどの深い絆で結ばれ、バトルの今後の展開を語りかけるまでに至る。


以降のシリーズでの登場編集

烈火魂39話「正面突破で友情バトル!」編集


2015年12月発売のテーマブースター「リバイバルブースター【龍皇再誕】」の発売に合わせて、2016年1月6日放送のバトルスピリッツ烈火魂39話の新春スペシャルにて、烈火幸村と共演。


「烈火魂」の世界を支配しようと目論むナゾオトナを追って「烈火魂」の世界に現れ、幸村と共にナゾオトナに挑んだ。


バシンを演じた田村睦心は「烈火魂」本編にも紫鬼神蘭丸役で出演している。


15周年記念ショートアニメ編集


輝石の力もあってか別世界に飛ばされてムゲン一番星のレイと出会う。


レイとバトルを行い、友情を築いた。


余談編集

  • 後日談を兼ねたゲーム『バトルスピリッツ輝石の覇者』で馬神弾と絡んでいる。ちなみに、ゲーム主役の霧笛セイヤとはのちに別番組(中の人繋がり)で絡んでいる。
  • バトルスピリッツ烈火魂の後番組であるバトルスピリッツダブルドライブでは、ダブル主人公のヨク・アルバトロサ田村睦心が担当。
    • ダブル主人公の1人とはいえ、シリーズ続編の主人公役で元主人公が主人公復帰や血縁者でもない別キャラでキャスティングされるケースはアニメの歴史に於いて珍しく、田村氏は妖怪ウォッチのアニメでも主人公の1人として起用された後の新シリーズで主人公でキャスティングされるという経歴を辿っている。
  • 合同企画「ニチアサキッズ合体スペシャル」ではキバの決めポーズや、キュアドリームの名乗りポーズをする姿が描かれている。
    • ちなみに、バトスピサイドの決め台詞は「ゲートオープン!界放!!」なのだが、全員ポーズはバラバラである

不遇な初代主人公…編集

そんなバシンだが、他のシリーズの初代主人公と違ってかなり不遇な扱いを受けている。

他のシリーズではアムロ・レイ武藤遊戯等と言った初代主人公は基本的にシリーズ物の顔であり特別扱いされるがバシンはそれと言ったものが無く、特別扱いされないことが多い。

何故そうなったのかと言うと2代目主人公である馬神弾の存在とバトルスピリッツブレイヴの圧倒的人気の影響によるもの。


加えて2015年以降、商業的に『少年突破バシン』の再プッシュがいくつか上手くいかなかったため。

  • 2015年テーマブースター「リバイバルブースター【龍皇再誕】」…特設サイトの開設・アニメやギャラクシー渡辺による限定動画配信などとにかく気合いを入れられたが、初のリバイバル(同名リメイク)ということもあって大半のカードパワーが低すぎであり、加えて現行の烈火伝シリーズとのシナジーも皆無だったため、あまり商業的に上手くいかなかった。
  • 2016年6月にグッズ化をかけて行われたアニメ歴代作品人気投票では圏外。同年9月に行われたリバイバル化をかけた人気投票でも圏外。新規商品化を賭けた2017年10月の歴代作品ドリームデッキ投票でも圏外。
  • 2016年のバトスピダブルドライブ界放祭では「レジェンドカードバトラーズプレイシートハンカチ」として『少年突破バシン』『少年激覇ダン』『ブレイヴ』のハンカチが商品化されたが、開催当日には、『少年激覇ダン』『ブレイヴ』のハンカチが1時間程で売り切れた。
  • 2018年にはバトスピ10周年として『アニメバトスピ初期3作「完全受注生産限定版ブルーレイ」』受注企画が行われたが、1作だけでも約3万円と言うこともあり、『バシン』のみ受注数が足りず、締め切りも延長したがBlu-ray化を断念
  • 2022年1月に行われた上位3種が商品化される歴代プレイシート人気投票では、アニメ版スピリット・キャラクターが描かれたものもあり、『バシン』1種・『異界見聞録シリーズ』16種・『覇王』2種・『ソードアイズ』8種・『究極ゼロ』5種・『烈火魂』8種・『ダブルドライブ』4種と、分散の可能性から『バシン』にかなり有利な条件だったが、結果は『異界見聞録シリーズ』3種が上位に

こうしたこともあり、バトスピユーザーの『バシン』への反応が薄いと、公式側は受け取ってしまった。

そのためダンは10周年の終盤にPVの主役と新規シリーズの発表など、2代目ながらもダンは他のシリーズの初代主人公のような立ち位置となってしまった。


とはいっても、バシンもまた少年らしく魅力溢れる主人公でもあり、『少年突破バシン』の成功があったからこそ後続作品へと繋がっていった。


2023年には、バトスピ15周年として、『究極ゼロ』一番星のレイと共にプッシュされた




関連イラスト編集

バシンとアイボウ正面突破で…


関連タグ編集

バトルスピリッツ 少年突破バシン 馬神ハヤ美

メガネコ J

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