概要
阿修羅とは、仏教の伝説に登場する仏教の守護神、八部衆の一つ。
インド神話のアスラが仏教にとりこまれたものである。
日本では国宝に指定されている「興福寺の阿修羅像」が最も有名。
仏教伝承では、阿修羅は須弥山の北に住み、『正義』を司る神とされ、娘の舎脂を奪った『力』を司る神である帝釈天と戦い続け、阿修羅は帝釈天に斃されて滅ぶが何度でも蘇り、永遠に帝釈天と戦い続けたとの記述がある。
『鬼神』『破壊神』『武神』の側面もある
pixivでは阿修羅でなくとも六本腕のキャラクターを描いた絵につけられていることもある。
曖昧さ回避
上記の阿修羅を題材またはモデルとしたキャラクターも多い。
- 漫画『百億の昼と千億の夜』の登場人物。少女神。
- 漫画『聖伝』の主人公。
- 漫画『ソウルイーター』の登場人物。→鬼神阿修羅
- 漫画『キン肉マン』の登場人物。→アシュラマン
- 遊戯王OCGおよびアニメ『遊戯王DM』『遊戯王GX』に登場するモンスターカード。→阿修羅(遊戯王)
- 漫画『NARUTO』の登場人物。→大筒木アシュラ
- アクションゲーム『アスラズラース』の主人公。
- RPG『桃太郎伝説』シリーズおよびデジタルボードゲーム『桃太郎電鉄』シリーズに登場する鬼族の智将→あしゅら
阿修羅王(『百億の昼と千億の夜』)
主人公シッタータを導きながら、“シ”の命を受けたという「惑星開発委員会」の真意、56億7000万年後の救世主である「弥勒」の人類救済計画の謎に迫っていく。
4億年にわたり戦い続けている帝釈天からは想いを寄せられているようだ。
阿修羅(聖伝-RG VEDA-)
主人公。帝釈天により滅ぼされた阿修羅族最後の生き残り。呪われた子供と予言されており、関わった者には不幸を招くと言われている。
無邪気な子供の姿と破壊神、2つの顔を持ち合わせており、本来の姿は中性的な美しい青年だが、父親である阿修羅王がある咎を犯したため厳密には無性である。
CLAMP作品集で紹介される時も『青年』だったり『少女』だったりとバラバラ。
ただしツバサにゲストキャラとして登場した時は、完全に女性として描かれている。
大筒木アシュラ(NARUTO)
作中において、荒れた世を平安に導いた伝説の僧侶『六道仙人』こと大筒木ハゴロモの息子。初代火影・千手柱間の血族である千手一族の遠い先祖。
アスラ(アスラズラース)
作品の世界における唯一の国家「神国トラストリム」の守護者である"八神将”の一人。仲間の裏切りにより一度命を落とすが、その激しい怒りによって復活。さらわれた娘を救うべくかつての仲間たちに戦いを挑む。