ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

サイクロンマグナムの編集履歴

2021-01-20 23:44:08 バージョン

サイクロンマグナム

さいくろんまぐなむ

サイクロンマグナムとは、フルカウルミニ四駆の一種で爆走兄弟レッツ&ゴーの主役マシン。

概要

爆走兄弟レッツ&ゴー!!の主人公、星馬豪の三代目マグナム。

二代目マグナムのフォルムを引き継ぎつつ、よりF1に近くなった。

Vマグナムで着脱可能だったフロントフェンダーはオミットされ、前輪後輪共に後部カウルがむき出しの形状になった。


歴代マグナムで豪が最も長く使っていた(アニメ放映期間だとほぼ一年間)マシンだったのもあってか、一般的に「豪の代表マシン」「フルカウルミニ四駆のマグナム」と言うと本機(かマグナムセイバー)を真っ先に思い出す人が多く、劇場版で豪が使っていたのもこのマグナムだった。


必殺技・マグナムトルネードは健在。


誕生の経緯

原作とアニメでは誕生の経緯が全く異なることでも知られている。


【原作】

原作ではブロッケンGに破壊されたVマグナムをなんと大神研究所の発電室内で豪と兄のがZMCの粒子が入ったパテを使ってVマグナムの破片を接続・改修して作られた。モーターとギアボックスは烈が担当し、豪はボディの形成を担当して作業していった。

 がボディは加工途中でパテが硬化してしまい作業が難航、豪は蒸気でパテを柔らかくして加工するという方法に出た。(お前、小学四年生なんだよな?)豪の手は火傷を負ってしまったため、烈が代わろうとしたが 『マグナムを復活させるのは俺の役目だ!』 と続行させ、烈と共に完全復活させた。

フロントカウルやウイングなど、キットと少し違いがある。

こちらもダウンフォースはそんなにかかっていない。

世界グランプリロッソストラーダ戦でディオスパーダに破壊されてしまった。


【アニメ】

アニメ版では大神の切り札レイスティンガーに貫かれる形で二代目マグナムは最期を迎える。

当初は「Vマグナムのデータ」と「Vプロジェクトマシン」、「壊れたVマグナムの残骸」を用いてVマグナムを復活させる方針であったがそのデータは『豪と出会った頃のVマグナム』のため『豪が育ててきたVマグナムではない【もう一つのVマグナム】』を誕生させることになってしまうことに豪が復活を拒否したため方針を『豪が自身の手で新たなマグナム生み出す』に変更。(烈は最初、「気のせい」と言うが、Jは豪の言い分を理解した)


豪とJはVマグナムのデータをベースにしたバーチャルシミュレートマシンを用いて設計を行う。このマシンは自分がミニ四駆に乗った感覚でマシンセッティングを変えられるというもの。

この時に如何にマグナムが【かっとびマシン】になっていたのかを体感し『こんなに乗りにくかったんだなぁ!』と喜びの声を上げながら Jや烈と共に新マグナムを構築していく。

しかしシミュレート中に大神軍団の一人沖田カイ(※小学生です)がデータにハッキングしシミュレーターにウイルスを送り込んだため一度サイクロンマグナムのデータが消失している。

※お前みたいな小学s(略。やっぱりアニメ版もどこかぶっとんでいた。


明くる日、豪が自分の記憶を頼りに徹夜して描いたサイクロンマグナムの落書きによって無事復旧出来たがオータムレース間近になってトラブルが発生、藤吉の助太刀によって再稼働し完成した。そしてビクトリーマグナムの形見であるボディキャッチが付けられ、「本物のマグナム」となった。


原作とは違い、アニメではスーパーダウンフォースマシンと呼ばれており、一度軌道に乗り出すと強力なダウンフォースが発生しマシン全体を空気が覆い、とてつもない加速力を誇る。



豪と歩んだ戦の歴史

※ここでは、アニメ版での活躍をメインとする


  • デビュー戦・オータムレースではマシンに問題があったためゴール前でトラブルを起こし、4位。その後も色々と問題はあったが、解決。SGJCでは総合優勝を果たした。

  • オータムレース終了後、土屋研究所にてJと烈と協力して調整を施そうとする。

その時に欠点として、【スーパーダウンフォースが発生するまで時間がかかる】こと【一定時間発動させた場合、ボディが吹き飛んでしまう】ことが判明。

豪は、SDFの発動を早くするための手段として『空気砲を取り付けよう!』と一つの案を出すが、これが一つの亀裂を生んでしまったが豪が間違いに気づいたため謝罪し、再びJと共に調整をしていく。


  • 第44話にて、Vソニックと自宅までレース。しかし、カウルにダメージが入ってしまったため豪は急いでJの所へ向かい診断を受ける、すると【カウルの強度不足】であることが判明。二人で試行錯誤しながら、耐久テストを繰り返すが 土屋博士が開発した【対バトルマシン用 プラスチック硬度強化剤】を噴きつけたことで問題はクリアされた。

  • 第45話にて、烈が生み出した新たなソニックと大神研究所のテストコースにてレース。当初はバトルマシンになっていたのか不安だったが、本機がソニックを進化させる大きな役割を果たしていたことに気づかされた。

  • 第46話にて、佐上模型店のコースと土屋研究所テストコースでハリケーンソニックとレース。※前者ではコースアウトをしてしまった。 後者では、プロトセイバーEVOのテストランに参加した。

  • 第48話にて、SGJCのAセクションのスタートが遅れる。(というもの、豪がバッテリーの装填方向を間違えたため。) プロトセイバーEVOのサポートにより、無事スタート!

  • 第49話にて、SGJCのAセクションでは高速重視のセッティングが災いしタイヤ交換が早くなってしまうが一位をキープした状態だった・・・が、レース終盤でバースト、六位に転落してしまったが無事完走した。

  • 第50話にて、SGJCのBセクションでは雪に足をとらわれていたが、後半でマグナムトルネードを発動し距離を詰める。 しかし、それでも雪に足をとらわれ過ぎてピットインしながらゴールし4位に入賞した。

  • 第51話にて、「コースアウトしないように」と安定したローラーセッティングを施すものの、それが仇となって本来の走りが出来ず周回遅れになってしまう。トラブルがあったもののローラーに助けられて無事ピットに入り、烈のメッセージ(ほぼ挑発)でセッティングを戻して周回遅れを取り戻す。 自身が来るのを待っていたレイの【軽量化されたレイスティンガー】と一騎打ちに挑み勝利 更にSGJCも優勝を獲得した。



【WGP】では


しかし、マグナムはまだグランプリマシンではない状態だったので全く歯が立たない。三国ブランドの部品を組み込んだことでくらいついたものの、車体が耐え切れず空中分解してしまった。


  • アイゼンヴォルフのベルクマッセとレース。ブロック戦法を上手く掻い潜り勝利を手に入れた。

  • ССРシルバーフォックスのオメガとレース。最終走者(アンカー)を担当するが、コースコンディションの劣悪化によりグリップ力も上がらず勝利を逃した

  • ARブーメランズのネイティブ・サンとレース。 一番走者を担当した。

  • NAアストロレンジャーズのバックブレーダーとレース。最終走者(アンカー)を担当し、接戦を繰り広げたが勝利を逃した。

  • ССРシルバーフォックスのオメガとレース。 障害物を乗り越えようとするが、失敗しリタイヤ。

  • サバンナソルジャーズのBSゼブラとレース。レース途中で発生した火災からメンバーを救出するためにリタイヤ。

  • NAアストロレンジャーズのバックブレーダーとレース。4トップレースの終盤でバッテリーのパワーが落ちてしまったが、プロトセイバーEVO.との連携で勝利を手にした。

  • ARブーメランズのネイティブ・サンとレース。新型モーターを装備したネイティブ・サンに苦戦を強いられたが、ピット時にアトミックモーターV2を装備し一時的にGPチップをハリケーンソニックのものと交換してレースに挑み(後に再交換で、元のGPチップに戻される)勝利を手にした。

  • ロッソストラーダのディオスパーダとレース。ラフプレーを食らい勝利を逃した。


  • ССРシルバーフォックスのオメガとレース。チームワークを駆使する相手にようやくの勝利を獲得した

  • ロッソストラーダのディオスパーダとレース。ラフプレーを食らう前に味方のマシンを守るが、トラブルにより一時中断。 後に再スタートするが、カウル、タイヤ、モーター、バッテリー、シャフト、センサー、ウイングが破壊されてしまった。 それでも諦めようとしない豪を見て仲間達の協力で合体マシン、サイクロントライコブラエヴォリューションハリケーンマグナムとして復活。結果的に負けではあるが、ディオスパーダすべてを圧倒し勝利を手にした。 それと同時に、サイクロンマグナムが力尽きてしまった。

ちなみに


名前の由来はシミュレーション中に豪が「トルネードみたいのがいい」と言ったことから。豪が「サイコロじゃなくて~」 『・・・サイクロン(Cyclone)か?』と烈の言葉により「サイクロン」と単語が出て「サイクロンマグナム」となった。


長く使われていたこともあってか、作画ミスが多い。基本的にはカウルなど一部の塗り忘れや塗り間違いだが、49話や51話など、一部のシーンでは作画崩壊レベルの物も。


アニメで使われたバーチャルシミュレートマシンは後継機、ビートマグナム開発時も使われた。ただしバージョンアップされており、乗るタイプではなくレース時みたいにマシンと走るタイプに変わっている。


Return Racers!!では

3話・4話に登場。クラッシャージローに勝負を挑まれる。途中ジローがどさくさに紛れて、マグナムを守るために犠牲になったハリケーンソニックを修理・バトルマシンに魔改造してしまい、2対1の状態になってしまい、その後ソニックもろとも破壊されてしまう。烈・豪の手でハリケーンソニックと合体した。

ちなみにこちらはキット寄りのデザインになっている。


中学生編で再び登場。とあるレースの際、グレートマグナムRが修理中で使用できず、ジュンの提案で旧マシンのリメイクとして選ばれ、ブルーメタリックバージョンとして登場。従来のカラーリングとは異なり、ブルーメタリックボディにイナズマカラーとなった。また、この時はARシャーシであった。


さらにリディア・アスティアにミニ四駆を教える際、彼女にグレートマグナムRを貸したため代わりに何故か通常カラーのサイクロンマグナムを使用しているシーンがある。

そのため本編では①ビートマグナムに改修された個体、②ブルーメタリックバージョンにドレスアップされた個体、③リディアとのテスト走行用に用意した個体で少なくとも3台の個体を所持していることになる。一体いくつ持ってるんだ…?


原作読み切りストーリーにて


「激走!3大マグナム!」の 豪の夢の中で、使い手は違うが初代二代目とレースをすることになる。


だが、それは『如何に高性能なマシンでも、整備を行ってはならない』という警告で

実際、追い抜かれたり 十八番である「マグナムトルネード」を使用されて離されてしまっていた。



商品の説明

1996年9月にフルカウルミニ四駆として発売。数あるマグナムマシンの中でも劇場版や世界グランプリ開催時に使用していたのはこのマシンであり、ミニ四駆ファンの間でも非常に人気が高い。大会イベントで先行販売した際、お客がデパートの屋上から外まで並ぶほどで、用意してあった在庫が足りなくなり、タミヤ本社からあるだけ全部取り寄せて販売したほど。

当時最新だったスーパーTZシャーシを採用しており、リアモーター式シャーシでは作中のマシンに使いまわされていたスーパー1シャーシから初の世代交代となった。

当時のミニ四駆ブームの熱もあってミニ四駆では歴代4位の売上を持つ。実は2位は同じマグナム系列のVマグナムなのだがあまり話題にならないのはおそらく現在でも指摘されるウイングのあまりの脆さに買いなおした人が多いという不名誉な理由があるからだろう…


翌年2月にはファイターマグナムVFX以降恒例のマイナーチェンジマシンであるサイクロンマグナムTRFが発売された。VFXと違いこちらはミニ四ファイターのマシンではなくTRFのマシンという設定。


時は流れ2013年12月、ステッカーのアレンジを大胆に変更し成型色も豪奢にしたサイクロンマグナム 21st Century editionがプライズ限定モデルとして発売。


そして2014年11月にはステッカーを原作準拠に変更し、ARシャーシを初めとする最新技術をふんだんに取り入れたサイクロンマグナムプレミアムが発売された。

また、コロコロアニキ2018年号にて前述のブルーメタリックバージョンが応募者全員サービスとなった。


2019年11月にはフルカウルミニ四駆25周年を記念してボディをポリカボディ化した特別仕様が発売。

後付けでポリカボディ化されたのはガンブラスターXTOに続き2車種目になる。

ホイールはガンブラスターXTOプレミアムで導入されたばかりのスパイラルタイプ、シャーシはポリカABS製で25周年ロゴ入りのスーパーTZ−X(白)を採用。


2019年にツイッターで行われたミニ四駆総選挙ではエンペラーと並んで同率2位を獲得した。


関連タグ

爆走兄弟レッツ&ゴー!! 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 星馬豪 マグナム系 ミニ四駆

ビクトリーマグナム-前マシン

ビートマグナム-後継機

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました