概要
エリコはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
無印版の倉石恵理子にあたる。
プロフィール
年齢 | 16歳 |
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身長 | 154cm |
体重 | 41kg |
誕生日 | 7月30日 |
血液型 | B型 |
種族 | 魔族 |
ギルド | トワイライトキャラバン |
趣味 | 実験、裁縫、料理 |
CV | 橋本ちなみ |
人物
花屋を営みつつ、用心棒としても生計を立てている少女。
運命の相手に憧れ探していたところ、シノブの占いと、事故で気絶していたところを主人公に介抱してもらったのをきっかけに、病的なまでに惚れ込んでしまったヤンデレでもある。
主人公のことは「あなた様」と呼ぶ。この呼び方はアキノと同じ。
花屋を営んではいるが、花は愛でるものではなく、薬の材料や生活の糧とする実用的なものであり、美しさには興味がないと言い切る。
かなりアグレッシブな性格で、暴力的。手加減という言葉を知らないのか、何をするにも徹底的かつ過剰に物事を熟す。特に主人公が関わると、その歯止めは完全に失われる。理知的なところもあるが、面倒くさくなると基本的に暴力的に物事を解決しようとする傾向にある。
また独占欲が強く、理想も高いようで、主人公には自身の理想に近づいてもらうよう、ある程度強制してくる。
用心棒としては裏社会で「壊し屋」(デストロイヤー)の二つ名で恐れられる他、マッドサイエンティストのミツキと新薬の共同開発を行ったりしている。
「壊し屋」の名で嫌われていることは本人なりに意識しており、主人公といるときには「壊し屋」でいる自分から解放される心中を語っている。
主人公本人の前で「真心を込めて媚薬づくりをしている」と言い放つなど「ヤンデレ」という範疇には収まらない、とても危ない人である。
主人公をモノにするためなら、タチの悪い嘘をついたり、危険な薬を密かに盛ったりと、手段を選ばない。
主人公以外の男性については「ゴミクズ」などと呼び、主人公に近付く女性は徹底して排除にかかる。
また、そのまま「クスクス」という発音で読む笑い声がかなり特徴的。
しかし、無関係な第三者に接する分にはきちんと礼節はわきまえており、家事も得意。子供にも優しい。
これでJKの年齢(ギルメン最年少)なのだから末恐ろしいものである…。
その16歳とは思えぬハイスペックぶりや貫禄から、一部プレイヤーやナナカから「エリコ様」と呼ばれている。
★3才能開花後のイラストは魔物が旅人に幻を見せて迷わせエサにする森の中。背景には各種萌え属性を具備したいろんなエリコが登場している。キャラストーリー第7話の主人公はなかなか見抜けなかったようだが、マイページ画面では本物が一目瞭然。
バレンタインイベント『バトルオブバレンタイン!想いぶつかるスウィートバトル』では、主人公に手作りチョコを作るべくエプロンに着替えている。
いつにもまして巨乳が強調されており情動的な格好なのだが、手に持っている斧を束ねた泡立て器のような武器(カシナート亜種?)が非常に物々しく、エプロンのポケットには試験管が入っており、無駄に怖い。
そしてイベントストーリー内では案の定媚薬入りのチョコレートをプレゼントするのだった。
しかし、キャラストーリーではアメスも驚くような心情を吐露する。通常版5話以降を見ないと混乱必至なので、まずはそちらから見ることをお勧めする。
リリース1周年記念に行われた「第1回プリコネ人気投票」では、★2部門で3位に選ばれた。
得票率は10.0%だが、4位のカオリも10.0%であり、小数点第二位以下の僅差でエリコがランクインした。
TVアニメ版
「ああ、運命の人は今ごろどこで何をしてるのでしょう……」
アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」にも登場。
OP映像に出演してるほか、第3話では薬の実験に失敗したと思われる中ランドソルの街中で倒れてしまうが、近くにいたユウキからおにぎりを差し入れられる。
それに対してエリコは怪しい笑みを浮かべるが、この時点ではそのシーンのみで役は終わっていた。
その後、第5話にて再登場。ユウキがトワイライトキャラバンのギルドハウスに入院し、シノブによる占いの成果によって近付く荒くれの男どもを薙ぎ倒し、金品を持ち帰りながらユウキと運命の再会をする。
熱を出してしまっていたユウキを(無理やり)看病し、「呪いのエンゲージリング」によって彼と永遠に結ばれようとするなど、第5話ではエリコ回と言ってもいいほどフィーチャーされた。なお、演出はサイコホラー系。
彼女の異様さは、温厚なユウキも明確な拒否感を露にする程である。
ユウキ「ノロワレソウニ…ナタヨ」
第11話にも再登場。彼女自身は買い物かご片手に普通にお買い物をしていただけなのだが、ユウキには第5話での出来事がしっかりトラウマとして刻まれていたようで、エリコを見かけた直後に食べかけのホットドッグを放り出して逃走した。
このユウキの行動が後の騒動の引き金になるものの、第11話の目的達成の遠因にもなっている。
スキル
通常
ユニオンバースト | デッドリーパ二ッシュ | 敵単体に物理大ダメージ+倒すと物理攻撃力大アップ |
---|---|---|
スキル | オブセッション | 自分の物理攻撃力を小アップ |
オブセッション+ | ↑が大アップ+短時間物攻・物理クリティカル特大アップ | |
ポイズンブロウ | 敵単体に物理中ダメージ+毒付与 | |
EXスキル | 狂愛の力 | 物理攻撃力中アップ |
狂愛の力+ | 物理攻撃力大アップ |
バレンタイン
ユニオンバースト | ラブパ二ッシュメント | 敵単体に物理特大ダメージ |
---|---|---|
スキル | ヘヴィミキシング | 敵単体に物理中ダメージ |
ヘヴィミキシング+ | 敵単体に物理大ダメージ(クリティカル時ダメージ4倍) | |
スウィートサクリファイス | HPを消費して物理攻撃力を中アップ | |
EXスキル | ディープスピリット | 物理攻撃力中アップ |
ディープスピリット+ | 物理攻撃力大アップ |
※バレンタインのユニオンバースト、通常スキル2種は自身のHPが低いほど威力・効果が上昇する。
キャラステータス
通常
【物理】
前衛で、毒スキルで敵を粉砕する、通称壊し屋。
最高クラスの攻撃力を持ち、ユニオンバーストで敵にとどめを刺す毎に、その攻撃力をさらにアップする。
「壊し屋」の二つ名を持つ通り、攻撃力がずば抜けて高い。というか★2(初期★)の時点で★3物理アタッカーをも凌ぐ攻撃力を持っている時点で何かがおかしい(限定キャラを含めるとその限りではない)。
その秘訣は装備武器のラインナップ。なんと全てのRankで斧を3本要求するのだ(未実装ありのRank除く)。プリコネRの斧は物理攻撃力の上昇値に重きが置かれているため、それが攻撃力の高さに直結している。
スキルに関しては、オブセッションは自己バフとしては上昇量はかなり控え目。しかし、もう一つのポイズンブロウを通常攻撃と交互に撃つ(多くのキャラは5回中1回ずつしか使わない)ためコンスタントに大ダメージを叩き出すことができる。
このポイズンブロウの毒付与は累積するため防御力が高い相手でも着実に削り取っていく。石像の敵は流石に無理だが、才能開花すればあのプリンすら砕ける可能性があるほど。
そしてユニオンバーストでとどめをさしてしまえばその火力は更に加速していく。
高すぎる攻撃力を危惧されてか、オブセッションがかなり自重されてたりポイズンブロウの本体威力も控えめだったりと自重させられており、後期実装キャラのインフレに取り残されていたが、2019年1月31日に専用装備が実装されたことにより、オブセッションが狂気ともいえる大強化を遂げた。
まず本体バフが自己バフとしてまともなものになった。これだけだと専用装備による強化としては少々物足りないが、これとは別に「短時間攻撃力と物理クリティカル特大アップ」が追加され、壊し屋の二つ名にふさわしいぶっ壊れた火力を持つようになった。
どれくらいぶっ壊れているかというと、攻撃力13950アップ、物理クリティカル400アップ(Lv154時点)という恐ろしい数字。しかもデメリットなし。
効果時間こそ短いがハマった時に放たれるユニオンバーストで20万以上のダメージを叩き出すことができる。
その専用装備の名は「ノーマーシー」。直訳すると「無慈悲」であり、ぶっ壊れ火力に相応しい名となっている。この装備自体も物理クリティカルとTP上昇が大きく上がる代物であるため、なるべく最大Lvまで強化したいところだ。
…と、火力はトップクラスというかイカれているのだが欠点もあり、それは前衛として致命的に耐久力が低いこと。
どれくらい脆いかというと初期★2で比較した場合、物理耐久ですらキョウカ実装まで最後尾を陣取っていた魔法キャラのユキに劣るほど。魔法耐久はワーストクラスである。
そして最高の攻撃力を持つがゆえにまずハツネに悪い子認定され、Rank5で何故か魔法攻撃力を上げるキューピッドのローブを装備するため、クウカなどがいない物理編成にするとタマキにも狙われてしまう。後者は強化した身代わりのバングルで対策可能ではある。
もちろん範囲攻撃を受けてもすぐ倒れてしまう。アリーナでの運用には細心の注意を払わなければならない。
ちなみにキューピッドのローブはエリコの装備で唯一物理攻撃力を上げないものである。何故手を出したんだ…。
バレンタイン
【物理】
前衛で、ピンチをチャンスに変える愛の壊し屋。
スキルはHPを消費し、自身の攻撃力を高める。また、ユニオンバーストはHPが低いほど超絶威力を発揮する。
イベント『バトルオブバレンタイン!想いぶつかるスウィートバトル』に合わせて登場した、かつて期間限定だったバレンタインバージョンであるエプロン姿のエリコ。
期間限定ガチャのシズルと異なり、エリコはイベントミッション達成によって仲間にすることができる。
2021年1月25日にイベントのサイドストーリー入りに伴い恒常キャラの仲間入りを果たした。
キャラ説明文には「ユニオンバーストはHPが低いほど~」という記述があるが、実際は全てのスキルが残りHPに応じて威力が上がる仕様になっている。
この類のスキルを持つキャラには他にサレンがいるが、あちらは範囲攻撃である代わりに素の火力・威力上昇量が押さえられているのに対し、こちらは威力上昇量がサレンのスキルと比較して桁が一つ違うという全く自重していないものである。
しかしバフスキルでHPを削るため、HP管理が非常にシビア。勿論自傷ダメージはクリティカルするため運が悪いとすぐ事切れてしまう。才能開花により自傷ダメージの割合が減っていき、与ダメ増加によるHP吸収が狙えるため、アタッカーとして起用するなら最大まで開花したいところ。
★5ともなると防御力が低い相手に対してはHP吸収により容易くリカバリーしてしまい、自傷クリティカルを複数回引かなければピンチにならない。
ただ、バレンタインエリコは背水系のスキル持ちであるため、HP吸収によるリカバリーが仇となる可能性がある。かと言って倒れてしまっては元も子もないため、そういう点も含めてHP管理が非常に難しいキャラとなっている。
ハマった時の火力は目を見張るものがあるが、バレンタイン版実装と同時に登場した通常版の専用装備があまりに強すぎるため割を食っている感もある。
が感がある、というだけであり、こちらも「壊し屋」に恥じないダメージを出してくれるのは確かである。
装備は通常版と同じ。大量の斧はもとより、キューピッドのローブも彼女にとっては大事な装備のようだ。
尚、装備を考慮しない基礎能力までは同じではないようで、通常版と比較するとHPに優れ、攻撃力・魔法防御力で劣る。攻撃力が低いといっても全キャラ中上位で他キャラを大きく突き放していることには変わりはない。
2020年2月10日にはバレンタインシズルと共に専用装備が実装された。名前は「デストロイホイッパー」。
「ヘヴィミキシング」のダメージ量が増加したほか、それとは別に「このスキルがクリティカルした場合のダメージは、2倍ではなく4倍になる」追加効果が付与された。
強化の方向性はキョウカのアイスランス+と同様のもの。
従来からある背水効果に加えて、更にクリティカルの有無という要素によってダメージの偏差はかなり大きくなったが、ハマった時の火力は通常版を凌駕するようになった。
尚、クリティカルを上昇させる専用装備は自傷スキル持ちのキャラとしてはヨリに次いで二人目。
ヨリと違いクリティカル上昇を自重することもなく、防御力上昇もHP吸収もないという正に攻撃全振りな仕様となっている。
当然自傷クリティカルを引く確率も上がっているが、バレンタインエリコの場合はむしろ自傷クリティカルを引かないとダメージがガクッと落ちるという課題も抱えている。
乱高下するHPバーを見守る心境はさながらチキンレースのよう。
関連イラスト
関連項目
プリンセスコネクト!Re:Dive / トワイライトキャラバン
ルカ / ミツキ / ナナカ / アンナ…同じギルドに所属。
佐久間まゆ…同社制作ゲームであるアイドルマスターシンデレラガールズのキャラ。いろいろ似ているが、危険度ではこちらが大きく突き放している。
無印版における倉石恵理子
無印版プリンセスコネクト!におけるキャラクターストーリーでも、正にエリコ無双と言わんばかりのハイスペックぶりを披露する(ゲーム的な性能はまた別の話)。
まず、一目惚れしただけの相手のゲームアカウントを即特定しては有名なならず者集団の宝物を強奪して主人公にプレゼントし、取り返そうとしたならず者を逆に返り討ちにする。
エリコは薬学に長けており、睡眠薬を忍ばせたケーキをプレゼントしたり、人を操る薬を主人公に使おうとしたりしていた。
無論薬学以外でも高スペックで、主人公が使おうとした回復薬を麻痺薬にすり替えたり、現実世界の主人公の家の鍵をしれっと開けて忍び込んだり、高校の試験が危ない主人公を縛り上げて料理をエサに高等数学をレクチャーしていた。
Re:Diveと異なりイマドキ男子な主人公はそんな恵理子にドン引きしては逃げる始末…。
なおRe:Diveのキャラストーリーは無印におけるキャラストーリーを踏襲した話となってる場合が多く、エリコにもそれが当てはまる。
Re:Diveのキャラストーリー第7話にあたる話も、無印ではオチが全く異なっている。
また、無印のエリコはマスタークラスの錬金術師でストーリーでは主に薬物を使った戦闘を好んでいた。