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クルト・ヴァンダールの編集履歴

2021-02-23 15:44:29 バージョン

クルト・ヴァンダール

くるとゔぁんだーる

ゲーム『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』、『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ』の登場人物。

CV:江口拓也


概要

エレボニア帝国の武門として知られるヴァンダール家の生まれで、空の軌跡にて登場したミュラー・ヴァンダールの弟(異母兄弟)。一家の中では珍しい青灰色の髪を持つスマートな美男子である。


出自

10歳まで帝国南部・サザーラント州の紡績町パルムのヴァンダール流剣術道場で暮らしていたが、その後ヴァンダール流総本山かつ実家のある帝都ヘイムダルへ移った。

母は父・マテウスの後妻にしてヴァンダールの"風御前"ことオリエ・ヴァンダール

クルトの体格や髪の色は母に似たため、言わなければヴァンダールの一族と気づいてもらえない。これがクルトにとってコンプレックスになっているようである。

華奢な体格故にスピードを活かしたヴァンダール流双剣術を会得し、本編開始前には中伝にまで至るほどの才能を持つが、大剣が主流のヴァンダール流において双剣は傍流とされる(が、祖先のロラン・ヴァンダールの得物はまさにこの双剣で、実は元祖である。後述。)でため、これも彼にとってのコンプレックスとなっている。さらには母に似て中性的な容姿を持つ美少年で女性にとてもよくモテる。ただ本人は自分の華奢な体格同様の中性的な顔立ちにも(叔父と比較して)コンプレックスがあるため、子供に「キレーなおにいちゃん」と言われると落ち込んでしまう。


ヴァンダール家は代々皇族の護衛を任される名誉ある一族だった。しかし内戦終結後、《鉄血宰相》ギリアス・オズボーンの「皇族の護衛は一貴族に独占させるべきではない」という言葉により皇族の守護職から解任され、一族はそれぞれ僻地へと配されてしまった。

兄・ミュラーオリヴァルト皇子の関係を見ていて、いつか自分もセドリック皇太子の護衛になるのだと思っていたクルトはその使命と目標を突然失ってしまう。

失望感からトールズ士官学院への入学を辞退しようとするが、兄・ミュラーの勧めにより迷いながらも《トールズ士官学院・第Ⅱ分校》に入学することになる。


閃の軌跡Ⅲ

こうしてトールズ士官学院・第Ⅱ分校に入学したクルトは《新Ⅶ組》に在籍することになり、性格は真面目で冷静だが、何事も考え込む癖がある。

第Ⅱ分校への入学初日のオリエンテーションでアインヘル小要塞Lv0攻略をすることになったのだが、突然床が空いて滑り落ちる際に不可抵抗力でユウナラッキースケベをされてしまい、その際に「事故というのは関係なさそうだ。一発張り飛ばしてくれ。」と冷静に受け答えをしたことが余計ユウナの怒りに油を注ぎ、思いっきり平手打ちを食らった。その後謝罪で和解し、有事の際にアルティナを含めてお互い励まし励まされるような関係になっている。


部活はチェス部に所属している。


第Ⅱ分校へ入学してしばらく経った頃セドリック皇太子リィンをトールズ士官学院本校へ引き抜くべく現れたのだった。かつては大人しく優しい性格だったセドリックが、自信に満ち溢れ強引で高圧的な性格へと豹変し、文武に渡りクルトを追い抜かんとしている姿を目にして戸惑いを隠せなかった。

その姿に「すっと傍でお守りすべきだったのでは」と一瞬《第Ⅱ分校》入学を後悔したが、そんな彼にリィンは「とことん迷えばいい。いつかきっと“道”は見いだせる。ユウナやアルティナ、他のクラスの生徒たち、俺も含めて同じように迷い続ける仲間たちと一緒なら。」と助言を送っている。


華奢な体格、一族と異なる容姿と髪の色、傍流の双剣と、前述にあるようにクルトは父や叔父に対し様々なコンプレックスを抱き、それに加え失った一族の誇りと使命、豹変したセドリック皇太子など彼を悩ませる事柄は多かった。

中盤、兄ミュラーとも会い、自らもオリヴァルト皇子の護衛から外され僻地へ送られても尚迷いなく自ら信じる道を貫き、あまつさえクルトの悩みを言い当てて心配し『お前だけのヴァンダール流を見つけるがいい』と助言する姿から、兄と迷うばかりの自分とのあまりの落差に打ちのめされる。

リィンもまた「迷いを恐れるな。迷ったからこそ俺は教官という道を見出した。君たちⅦ組もそうやって試練を乗り越えてきたんじゃないか?きっとミュラー中佐や君の父上もそうしてきたはずだ。」と説き、クルトに迷うことは前へ進むために必要な事なのだと気づかせた。

自棄で《第Ⅱ分校》に入学したこともあって当初リィンに対して「大したことない」と思っていたが、初めての演習時で不器用ながら敢えて突き放された事や様々な心に響く助言、そしていつ暴走しかねない危険な「鬼の力」を抱え、力を抑えながらも懸命に足掻く姿を見て心から尊敬するようになっていく。

そして、リィンの前で2年生に上がる前に


「貴方から3本に1本は取れるようになってみせる。そしていつの日か貴方を超えられればと。」


と述べる。

それに応えてリィンは「教官として、一人の剣士として光栄の至りだ。君のその挑戦、必ず受けて立つ。」と返すのだった。


その後、クルトのいる新Ⅶ組にアッシュミュゼが加わり、5人体制となる。


しかし、終盤《黒キ聖杯》での戦いで、リィンが鬼化して敵陣営の手中に落ち、さらには同級生・ミュゼが「ここでお別れです」と言って離脱するなど、クルトにとって理解しがたい事態を目のあたりにしてしまう。


閃の軌跡Ⅳ

らくがきクルト

目を覚ましたのは初代Ⅶ組の先輩であるエマの故郷である魔女の里・エリンの里であった。聞けば数週間にわたってクルトやユウナ、アルティナは昏睡状態に陥っていたという。敗走を余儀なくされ、敵陣営の推し進める「巨イナル黄昏」を止めることができず、初代Ⅶ組の先輩も意気消沈、このまま再起不能と思われた。


しかし、そこでユウナが激高し、新旧Ⅶ組の全員の目を覚ますことになる。反攻に出るべく、ひとまずクルトはユウナ・アルティナとともに魔女の迷宮「サングラール要塞」にて、第Ⅱ分校教官となっていたランディと魔女の長・緋のローゼリアの引率の元、力を取り戻すべく鍛錬を行う。


そして力を取り戻してからは帝国各地を移動、まずは離脱したアッシュとミュゼと合流すべく行動し、アッシュとはハーメル廃村で再会。死を待つだけだと捨鉢な態度を見せたアッシュに対しては珍しくクルトは激高。


お前、やられっ放しでいいのか!!


と一喝し、そこにアッシュを手下に引き入れるべく現れた結社「身喰らう蛇」強化猟兵隊長ギルバートが現れるが、アッシュの奇策によりギルバートらと交戦、その後アッシュと合流する。


さらにもう一人離脱していたミュゼとはオズギリアス盆地にて再会。ミュゼは自らの正体であるカイエン公爵家公女であることを明かしてクルトたちに傘下を求めるが、そこにセドリックらトールズ士官学院本校生徒が包囲。逆賊として全員無力化を行おうとするが、これにミュゼが合流してセドリックら本校生徒を撃退する。


こうして新Ⅶ組集結とともに、いよいよリィンを救出すべく初代Ⅶ組の先輩方を待って敵本拠・黒の工房に突入し、リィンを救出する。


リィン救出後も引き続き新Ⅶ組として黄昏への反攻のため活動するが、中盤のイベントでは歓楽都市ラクウェルの交換屋でヴァンダール家の祖先・ロランが使っていた双剣の一振りを発見し、その後兄・ミュラーからもう一振りを見つけたとの知らせを受け、パルムの道場にて双剣の一振りを装備した兄・ミュラーと戦い、その双剣を受け継ぐことになる。



バトルスタイル

クルト・ヴァンダール

登場作品では共通して武器は前述の通り双剣。剣舞を踊るかのように二本の剣の連続切りで戦う。攻撃力はやや低いが、その分行動力や回避力が新Ⅶ組メンバーで一番高いため手数とカウンターで攻めるタイプで、フィーデュバリィと同じタイプの前衛アタッカーとも言える。本作ではブレイクの概念が加わったため、クラフト「レインスラッシュ」はブレイク率高め・かつ隙の小ささや攻撃範囲も広いため、主力技となる。


かつてリィンとともに学んだⅦ組メンバーもクルトの剣術の腕は認めており、同じく剣を得物とするラウラユーシス、スピードについてもフィー、サラとの専用掛け合いが存在する。


関連項目

リィン・シュバルツァー ユウナ・クロフォード アルティナ・オライオン

ミュゼ・イーグレット  アッシュ・カーバイド セドリック・ライゼ・アルノール オーレリア・ルグィン

閃の軌跡Ⅲ 閃の軌跡Ⅳ 新Ⅶ組


家族

マテウス・ヴァンダール- 父。

オリエ・ヴァンダール - 母。

ゼクス・ヴァンダール- 叔父。

ミュラー・ヴァンダール - 異母兄。


類似キャラクター

ユリウス・ユークリウス…『Re:ゼロから始める異世界生活』より。中の人&剣士繋がり。

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