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バーテミウス・クラウチ・ジュニアの編集履歴

2021-03-20 21:15:19 バージョン

バーテミウス・クラウチ・ジュニア

ばーてみうすくらうちじゅにあ

『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物。

「モースモードル」


プロフィール

フルネームバーテミウス・クラウチ※ミドルネーム不明 同名の父と区別するためにバーテミウス・クラウチ・ジュニアと主に呼ばれる
デイヴィッド・テナント
CV桐本琢也/四宮豪(ゲーム版)
生没年1962年?~1995-1996年(1995年に魂を失う)
誕生日不明
所属死喰い人 ※1994年度はホグワーツのDADA教授(偽ムーディとして)
血統純血
主な家族父:バーテミウス・クラウチ・シニア(魔法省官僚)、母、しもべ妖精(ハウスエルフ):ウィンキー
不明※作中ではハリー・ポッターとアスラター・ムーディの杖を使用
出身校ホグワーツ魔法魔術学校 寮不明
在学時の地位・表彰不明
在学時の成績O.W.L試験で12科目がO・優
呼び名バーティ
技能闇の魔術 服従の呪文への抵抗能力 など

概要


『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物。死喰い人の一人でヴォルデモート卿のおそらく最も忠実な僕の一人。


魔法省の高級官僚バーテミウス・クラウチの息子。

父と全く同じ名前であるため、バーテミウス・クラウチ・ジュニア(Bartemius Crouch Jr.)と呼ばれる。クラウチJr.、ジュニアと読者から呼ばれることが多い。


聖28族である純血の旧家・クラウチ家の一人息子。ホグワーツ時代の寮は不明だが、O.W.L試験では12科目(つまり全科目)をO(おおいによろしい)(マグルにおける優あるいはSあるいはAに該当する最高評価)で合格する秀才であったことが語られている。しかしいつからか父親に反発し、10代の終わり頃には死喰い人としてヴォルデモートの配下に加わることになった。


少しそばかすがあり、薄茶色の髪をしている。


経歴

ヴォルデモート卿が一度破滅した後、その居場所を探すためネビル・ロングボトムの両親に「磔の呪い」をかけ拷問した罪でベラトリックス・レストレンジロドルファス・レストレンジらと共に逮捕される。

当時、魔法省の魔法法執行部長で対死喰い人の急先鋒(死喰い人へアバダ・ケダブラを含む許されざる呪文の行使、そして裁判なしのアズカバン送りを許可した)だった父自らの手により裁判が行われ、泣いて無実を主張したが「お前は息子ではない」と断じられ、結果アズカバンに送られた。その後間もなく発狂し、1年後に死亡したとされた。

しかし亡くなったのは息子を不憫に思い、ポリジュース薬で身代わりになった母親であり、本人はひそかに自宅に連れ戻されていた。その後は父に透明マントを被らされ、「服従の呪文」をかけられて自宅に監禁され、クラウチ家のしもべ妖精であるウィンキーに世話を受けていた。その後魔法省職員であるバーサ・ジョーキンズが訪問時にジュニアが生存したことに気付く。この事実がワームテールを通じてヴォルデモートの知ることとなる。


クィディッチが好きらしく、監禁状態の彼のことを不憫に思った屋敷しもべのウィンキーの説得もあり1994年、透明マントを着た状態でクィディッチ・ワールドカップを見に行くことを父に許される。しかし見張りを言いつけられていたウィンキーの目を盗み、ハリー・ポッターの杖を盗んで闇の印を打ち上げた。これはかつて逮捕を免れた死喰い人が闇の帝王を探そうともせずマグルいじめを楽しんでいたことに対する威嚇を意図したものである。


この頃には父にかけられた「服従の呪文」を打ち破りはじめており、逆に父を服従させるようになっていた。


そしてワームテールと組むとアラスター・ムーディを襲撃。彼を魔法のトランクに監禁した。ヴォルデモートの肉体の復活に必要なハリーをリドルの墓場へ届けるべく、ポリジュース薬アラスター・ムーディに成りすましてホグワーツ魔法魔術学校に潜伏を開始した。

炎のゴブレットに強力な錯乱呪文をかけるとハリーを三大魔法学校対抗試合の第四の対抗選手に仕立て上げ、知識や情報を適宜与えて優勝へと巧みに誘導していく。

またその過程で、真実を話そうとホグワーツに現れた父を殺害している。

最終的に優勝杯を「移動キー」に変え、それにハリーを触れさせることでヴォルデモートの元へ転送し、ヴォルデモートがハリーの血を使い肉体蘇生に成功。任務を完遂した。

だがその後、アルバス・ダンブルドアに捕らえられ、真実薬によって全ての真相を吐かされた。

だが自白した翌朝、魔法大臣コーネリウス・ファッジが護衛に連れていた吸魂鬼が勝手に彼に接吻を施し、死よりも酷い姿と成り果てた。その後の詳細はまったく不明だが、原作者がクラウチ家の断絶を明言していることから程なく死亡したのだと思われる。


死喰い人そして教師として

ヴォルデモートことトム・リドルとは「父親と全く同じ名前を付けられた」「父の存在を受け入れることができなかった」「自らの手で父親を殺した」「在学中は首席級の秀才だった」「闇の魔術に対する防衛術の教職を志願した(ジュニアは任務としてだが)」「演技力に長けている」などの多くの共通点がある。そのためヴォルデモートに強く共感・同調しており、その忠誠心は極めて高いものであった。ベラトリックスと並んで死喰い人の中でも数少ないヴォルデモートを失踪後に探した一人でもあるため、彼からの信頼も厚かった。


ムーディとして行った授業は実践的で質が良く、生徒から支持を得ていた。

これにはムーディを演じる、という事情も影響したと思われる。

またハリーには両親を殺した魔法を実演しヴォルデモートの力を意識させる、服従の呪文への抵抗の才能を開花させる、卒業後の進路として闇祓いを勧める、など少なくない影響を与えた。(ハリーは後に自分の進路を示したのが変身した死喰い人であったことを奇妙に感じながらも受け入れている)

またネビルにも結果論だがハリーとほぼ同様の影響を与えたと言える。


ドラコ・マルフォイには目を光らせており、ハリーに攻撃した彼に容赦なく変身術を使うが、これはドラコが元死喰い人のひとりルシウス・マルフォイの息子で、自分と違いいつでも主人を捜索できたのにも関わらず無関係を装っていたことによる怒りからきたものである。


余談や考察

  • ジュニアの裁判をきっかけに次期魔法大臣と目されていたクラウチ・シニアは失脚し、代わりにファッジが大臣となった。そしてヴォルデモート卿復活を丸一年間見て見ぬ振りをふる失態とハリーへの迫害・暴行へと繋がることとなる。

  • ベラトリックスがネビルの両親を拷問した際にジュニアがいたの確かだろうが、実際に彼も拷問に加わったのかは定かではない。たしかにベラトリックス単独で強力な闇祓い二人を再起不能な状態へ追い込んだとは考えづらいが、彼女に手を貸したのはロドルファスとラバスタンだけかもしれない。あくまで可能性の話だが。


  • 作中の描写から、父に対して強いコンプレックスを抱いていることが分かる。自らを否定した実父を捨て、ヴォルデモートを自分の父として思慕したかったのかもしれない。つまり本質的には父に愛されたかったのだと思われる。また、母には愛されていたようであるためエディプスコンプレックスもあったかもしれない。

映画版

映画版ではデイヴィッド・テナントが演じ、日本語版の吹き替えは桐本琢也が担当した。蛇のようにチロリと素早く舌なめずりする癖があり、小説よりも年上に設定されて性格も凶暴になっていた。

また、憂いの篩における過去の記憶のシーンではカルカロフの裁判中に座席から途中で逃げようとしてムーディに阻まれる姿が描かれている。このことから映画版のジュニアは父と同じく魔法省官僚であったような印象を与える。父との関係や脱獄の真相などは全てカットされており、ただアズガバンから脱獄した死喰い人として描写された。また最後はダンブルドアに捕らえられたところで出番が終わったため、その後の消息は不明である。


二次創作

年齢描写から親世代の一員と考えられており、スリザリン寮として創作されることが多い。また在学中のレギュラス・ブラックとの関係を創作するものも多い。レギュラスとはクィディッチが好き、十代で死喰い人に加わる、家が人生に重い影響を与えた、異形の魔物に襲われ文字通り息絶えた*などリドルに次いで共通点が多い。


関連イラスト

俺は英雄として迎えられる。ジュニアさん

Merry Christmas!無題


タグの注意・表記揺れの多さについて

表記揺れがとても多いキャラクターなので、検索の利便性に配慮するならば邦訳版のフルネーム表記でタグ付けすることを推奨する。


クラウチ 名字のみ

バーティ 名前のみ

バーティー 名前のみ 誤表記

バーテミウス・クラウチ ジュニアの表記なし

バーテミウス・クラウチ・Jr. ジュニアが英字

バーテミウス・クラウチ・Jr ピリオドがない

バーティミウス・クラウチ・ジュニア 誤表記 邦訳版ではバーテミウスでありバーティミウスではない

クラウチJr. 多くの読者に呼ばれる短縮形

クラウチJr クラウチJr.の誤表記 ピリオドがない かつてはこの名前でPixiv百科事典が作成されていた

クラウチジュニア クラウチJr.の表記揺れ


バーテミウス・クラウチ・ジュニア→推奨


関連タグ

ハリポタ 死喰い人 親世代

トム・リドル ヴォルデモート

レギュラス・ブラック セブルス・スネイプ ベラトリックス・レストレンジ

アダルトチルドレン エディプスコンプレックス 闇堕ち

碇シンジ……父にコンプレックスを持つ少年つながり


BLカップリングタグ

バティレギュ レギュバティ

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