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富加宮隼人の編集履歴

2021-03-28 10:43:49 バージョン

富加宮隼人

ふかみやはやと

特撮番組『仮面ライダーセイバー』の登場人物(メイン画像左側)。

演︰唐橋充


概要

富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダの父にして、仮面ライダーカリバーの正体とされる人物。

かつて剣士としてソードオブロゴスに所属していたが、15年前のとある事件をきっかけに組織を裏切り、尾上亮/仮面ライダーバスターとは親友だった事が作中にて明示されている。


だが、その一方で、

  • 飛羽真達の前で変身した際(第7章)や、先代の炎の剣士ソフィア、隼人の3人が写る写真を眺める際(第8章)の、何故か不自然なまでに顔を映さないカメラワーク
  • ノーザンベースを離れたソフィアと邂逅し、彼女がしばしその言動を観察した末に投げかけられた、「貴方は誰ですか?」との問いかけ(第9章)

などの要因から、一部の視聴者からは「彼が本当にカリバーなのか?」と、早くもミスリードを疑う声も挙がっていた。


真相

第10章で飛羽真たち3剣士との戦いの末、変身を解除したカリバーの変身者は、正体とされていたはずの富加宮隼人では無く、何と先代の炎の剣士こと上條大地だった。


上條は「確かに富加宮隼人は裏切った」と語っており、回想から見ても15年前のカリバーの変身者が隼人である事が明示されているが、これにより如何なる経緯でカリバーの変身者が変わったのか謎が生じる結果となった。

隼人の行方について、上條は「裏切り者だから斬った」と語っており、後にその内容が明らかになった。


第15章にて、上條は飛羽真に15年前の真実や自身の裏切りの理由について語っており、「隼人は世界を救うべく、ルナを利用して大いなる本=目次録の真理に至ろうとしたこと」が明かされた。

つまり、隼人がソードオブロゴスを裏切ったのは本当のことであり、隼人自身はそれを世界を救うための行動だと信じていた。また、15年前の事件にはメギドの侵攻も重なっており、隼人も上條同様にメギドと結託していた可能性も浮上している。


一方で、隼人がなぜ自身の行動が世界を救うことになると思ったかは、依然として謎のままである。

「あのお方」と呼ぶ何者かに唆されて行動を起こしたことが示唆されており、これにより上條は「隼人が裏切りに至ったのは、15年前の事件に関わるソードオブロゴスに潜む真の敵が原因」と考察しており、また第26章で発覚した闇黒剣月闇の能力から見て隼人は未来に起こる最悪な事態を幻視として見てしまった可能性が高い。


余談

演者の唐橋氏は『仮面ライダー555』にて海堂直也/スネークオルフェノクを演じたのを皮切りに、役者としてのみならずイラストレーターとしても、『仮面ライダーカブト日下部ひよりのイラスト)』『特命戦隊ゴーバスターズ桜田リカのイラスト)』『宇宙戦隊キュウレンジャー(変身時の星座イラスト)』などに参加している。

東映特撮シリーズへの出演は『仮面ライダーゴースト』の宮本武蔵役以来となる。


関連タグ

仮面ライダーセイバー

ソードオブロゴス メギド


一文字隼人/仮面ライダー2号:同名の仮面ライダーの大先輩。仮面ライダーTHE FIRSTNEXTにも同名の人物が登場する。

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