アルティメットアイリス
あるてぃめっとあいりす
概要
ポケモンBW2では引退したアデクに代わり、アイリスが新たなイッシュチャンピオンとなった。
シロナに続く歴代二人目の女性チャンピオンであり、また(あくまで「おそらく」ではあるが)グリーンを抜いて歴代で最年少のチャンピオンでもある。
七夕の織姫をモチーフにしたような衣装に着替え、ポケモンリーグで主人公の前に立ちはだかる。
台詞中に漢字が使われており、やや成長した印象を受ける。
また、初手でサザンドラを繰り出してくる(ゲーチスの切り札も依然サザンドラだが、こっちが特殊型最強布陣になった煽りを受けて物理型運用になり、攻略レベルがかなり低くなった)。
「おもいでリンク」のシャガの話によると、竜の里に出会ったアイリスはチャンピオンを目指しており、チャンピオンを辞めたアデクに継ぐ形になった模様。彼女の派手な衣装はシャガに作ってもらったものと説明されている。
タグの名称について
アニメ版のアイリスと『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどかの声優が同じ、そして衣装が神となったまどかに似ており、戦闘時の背景が宇宙を模したものであることから、このようなタグがつけられた。
また、トレーナーとしても驚異的な実力を誇っている事からプレイヤーの間でこの愛称が徐々に浸透しつつある模様。
使用ポケモン
BW2
イージーモードではレベルが4つ下がり、チャレンジモードでは4つ上がる。
強化版
イージーモードではレベルが5つ下がる一方で、チャレンジモードでは5つ上がり、(やりこみ要素ではあるが)2020年現在でもポケモンゲーム史上最高レベルのチャンピオンとなっている。
なお、チャレンジモードでは全ポケモンが持ち物所持となる。
(サザンドラ…ものしりメガネ・ラプラス…こうかくレンズ・ボスゴドラ…ちからのハチマキ・アーケオス…ひこうのジュエル)
また、クリア後のチャレンジモードではクリムガンがボーマンダと交代し(持ち物はそのまま)、ラプラスの持ち物がフォーカスレンズに変更される。
ちなみにアーケオスのみオスである。
攻略法
ドラゴン3匹+化石系のひこうタイプ(アーケオス)に同族対策のはがねとこおりをプラスしたパーティ。
元々ドラゴンタイプの使い手である為ドラゴン中心のパーティであるが、化石のいわ・ひこうやドラゴンっぽい姿であるがドラゴンではない他タイプポケモンが混存しているパーティはワタルを連想させる。
いつもと雰囲気の違うチャンピオン戦のBGMが流れたまま初手でBGMの雰囲気と相反しているサザンドラが出た事で驚いた人も多かったのではないだろうか。
前作でのアイリスもLv43のオノノクスを使っており、ゲーチスと同じく「あり得ないレベルのポケモンを使う」仕様を継続している。
今作のNPCトレーナーはポケモンに強力な持ち物を持たせている事が多く、アイリスもその一人。
切り札のオノノクスはきあいのタスキ+りゅうのまい+ダブルチョップorげきりんという対人戦でもありそうな子供泣かせの構成。前作のゲーチスのサザンドラよろしく先制技持ちが居ないせいで全滅をやらかした人もチラホラ。
別方面では今回のメダルラリーの「手持ち1匹でチャンピオンを倒す」のクリアに緊張感を感じさせる要因にもなっていたりする。
相性に関しては、かくとうやこおりタイプの技を習得していれば3・4匹ほど弱点を突くことができる。ボスゴドラに至ってはかくとう・じめんが4倍弱点となっているので、そこを突くと効率が良い。
耐久型のポケモンがいないので、ステータス上昇技を繰り返す余裕はあまりない。切り札であるオノノクスに対しては前述のようにりゅうのまいを覚えているため、やけどなどの状態異常攻撃による持久戦に持ち込むのは危険である(かいふくのくすりを使われて状態異常ごと全回復されてしまうため)。
こうした相性の関係か、こちらの編成によっては四天王や同じくドラゴンタイプを主体とするシャガより楽に突破できて拍子抜けしてしまう場合がある。
強化後はLv76(+2)、チャレンジモードの場合はレベルが5あがってLv81(+2)となる。
PT内容もラプラスの持ち物がフォーカスレンズになる他、クリムガンが持ち物そのままでボーマンダに変更される。こちらもいのちのたま+りゅうせいぐんというエグイことをやらかしてくるので旅パで挑む際は注意。