概要
CV:木村昴
『解放組織リベリオン』が開発した、宇宙に伝えられる伝説の救世主「キュウレンジャー」に変身する事を可能とする専用デバイス。左腕に装着する籠手状の光弾銃で、毎分最大999発のキューエナジー光弾を発射できる。
ちなみにバリエーション(?)があり、ダークナーガが変身の際に使用した『ダークセイザブラスター』や、Space.43でブラックホールキュータマを使用する際に使われたセイザブラスター(銀と青のカラーリング)がある。
楕円形をした本体の前方に銃口とアンダーグリップ、後方に銃把が付いた形状をしている。
アンダーグリップの側面にはボタンが付いており、ボタンを押す事でエネルギー弾を発射する。銃把にもトリガーが付いており、これはキュウレンジャーに変身する時や必殺技「オールスタークラッシュ」を使う時に使用する。
また、本体の中央部には四角形の穴が開いた星型のエンブレムが、その後ろには発光部がある。
キュータマの球体部分を半回転させる事で起動させ(この動作をマワスライドすると呼ぶ)中央部の穴に装着する事で変身、もしくはスキルキュータマの能力を引き出す事が可能になる。
連絡手段としても使用され、ブラスター同士やオリオン号、またその後継母艦であるバトルオリオンシップへの通信が可能。
ちなみに装備するだけでなく、オリオン号やバトルオリオンシップに接続した状態でスキルキュータマの機能を使用することも可能。
(劇中で使用されたのは、トケイキュータマとコギツネキュータマだけである)
能力
本体に装着したキュータマをレバーの様に操作する事で機能を選択し、最後にトリガーを引く事でそれらの機能を発動する事ができる。
- セイ・ザ・チェンジ
キュータマを「前方」に倒す事で発動。キュウレンジャーに変身する。
- セイ・ザ・アタック
キュータマを「手前」に倒す事で発動。キュータマの力を発動する。また、2回連続で手前に倒す事で必殺技のオールスタークラッシュが発動する。
当然の事だが二人以上なら威力もそれ相応に倍増する。更にイレギュラー組も含めたフルメンバー全員で放った際はより強力な一斉攻撃キュウレンオールスタークラッシュへと変化する。
そして後に、古代のキュウレンジャーの力も加えた事で圧巻の12人一斉攻撃アルティメットオールスタークラッシュへと進化した。
- セイ・ザ・ゴー
キュータマを「外側」に倒す事で発動。キュウボイジャーを召喚する。
- セイ・ザ・ドッキング
キュータマを「内側」に倒す事で発動。キュウボイジャーを合体させる。また、合体後は個人で四肢のいずれかを交換する事も出来る。
変身シーケンス
- マワスライドしたキュータマをセイザブラスターに装着する。
- キュータマを前方に倒して準備状態にする。
- 「スターチェンジ!」と叫びながら、銃把を倒して安全装置を解除する。
- 腕を大きく回してポーズを取り、地面に向かってトリガーを弾く。
- 変身完了。
緊急時にはポーズを省略する事も可能。また、変身時には銃口から攻撃判定のあるエネルギーフィールドが発射される為、地面に向かってトリガーを弾くのは安全確保(誤射など)の為と思われる。
攻撃されるのを防ぐ為敢えて正面方向に放つ場合もあり、スティンガーに至っては最初から正面に撃っていた。
スペシャルムービー第1話でハミィが語った所によると、普通は何度も練習をする事で変身が可能になるらしく、第1話でのラッキーの様に土壇場で初変身を成功させるのはレアケースらしい(が、その後も一発目で初変身を成功させる者が続出している。…うち一人、こっそり練習していた可能性のある者もいるが)。
余談
CVの木村昴は例年通りナレーションも兼任しており、放送開始当時26歳と歴代最年少のナレーション・変身アイテム音声担当となる(戦隊の顔出しメンバーと比べてもホウオウソルジャーやカジキイエローより若い)。また、木村はジャイアン役で有名だが、同期のスネ夫役の関智一もナレーション・変身アイテム音声経験者である。
玩具のダークセイザブラスターはプレミアムバンダイ限定品でセイザブラスターのリデコ品として発売された。別売りのキュータマにも認識が出来る様になっているが、エグゼイドキュータマを使用している場合はゲンムに変更されている(ちなみに付属のダークキュータマとブラックホールキュータマはセイザブラスターでも使用が可能)。
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