曖昧さ回避
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に登場するウルトラマントリガーの変身アイテムについては、「GUTSスパークレンス」の項目を参照。
スパークレンス(ウルトラマンティガ)
第1話でマドカ・ダイゴがウルトラマンティガの石像と融合したことによりダイゴに与えられた。これを使うことによりダイゴの体を光に変換し、ティガに変身することができるようになる。マサキ・ケイゴに奪われた際に彼の発明した光遺伝子コンバーターに組み込まれ、マサキをイーヴィルティガの石像に強制合体させたこともある。
第52話でガタノゾーア戦の後レナの手の中で消滅してしまう。
変身方法
両腕をクロスし、腕を大きく回してスパークレンスを空に掲げるAパターン、そのプロセスを省略したBパターン、胸の前にスパークレンスを掲げ、人間サイズに変身するCパターンがある。
こうすることで先端のティガのプロテクターを模したパーツが左右に展開し、内部にあるカラータイマーを模したレンズが出現。レンズから放たれた光に包まれることで変身する。レンズが露出してから掲げる場合も存在する。
モチーフ
モチーフは音叉であり、ティガとダイゴがチューニングして光人るというイメージがある模様。
派生型
- ブラックスパークレンス
劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』に登場。別名を闇のスパークレンスといい、闇の力が込められていると思われ、使用すると闇の巨人だったころのティガダークへと変身する。カミーラによってダイゴに手渡される。しかしダイゴは光の意思を捨てなかったため正義の心を持った状態で変身、闇の巨人に立ち向かう。
- 青銅のスパークレンス
『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』に登場。旅の女戦士、マホロバが持っていた。それを初めはダイゴの息子、ツバサが使用するが光の意思が弱かったためか不完全な状態となってしまう。それでもジョーモノイドには勝利するが、ドグーフの不意打ちで倒されてしまう。しかし強い光の意思とディグの紋章を持つ村の少年、アムイが変身したことにより完全体となり、ドグーフを倒した。
- 金色のスパークレンス
劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』に登場。ティガではなくカミーラが変身するときに使用する角ばったデザインのスパークレンス。
- 劇場版ウルトラマンXに登場したスパークレンス
考古学者の玉城ツカサの息子、玉城ユウトが見つけた化石として登場。ユウトは「古代人のトンカチ」だと思っていた。ユウトの「お母さんを助けたい」という思いに反応し、青い石とエクスデバイザーと共鳴して化石から復活。ユウトが使用しティガとなった。ザイゴーグ撃退後どうなったかは不明。
また劇中では、ティガのサイバーカードをリードした大地とエックスの元に、これを模した「エクスパークレンス」が出現した。
余談
変身前の「マドカ」繋がりから、魔法少女まどか☆マギカとのコラボネタがいくつか見られる。
さらにプリキュアにも同じ苗字の方が…
スパークレンスから変身の際に発せられる音声が戦姫絶唱シンフォギアシリーズの風鳴翼の第二期版の変身バンクの音声に使用されている。金子さん作品では特撮オマージュの要素が多々あるのでこういうことは珍しくない。
玩具化を前提にデザインされており、放送当時は無論、2008年の『大決戦!超ウルトラ8兄弟』公開時にも音声を劇中に合わせたリニューアル版のDX玩具が発売された(現在はプレミア化し入手困難)。
2016年、大人版の変身アイテム「ウルトラレプリカ」シリーズ第1弾として商品化された。しかしプレミアムバンダイでの3000個限定受注だったことが災いしすぐに受注終了、プレミア化した商品が出回り入手困難となった。1年後の2017年にはブラックスパークレンスも3000個限定受注開始となったがこちらも開始後10分と経たずに終了。転売屋の増加は否めないが良識なファンの多くが手に入れられない事態に発展した。
だがこれはスパークレンスが変身アイテムの中でも人気が高いことの証左でもあり、再販を求める声も多かった。そして、2021年、『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』放送開始および『ティガ』25周年を記念しリニューアル版「25th Anniversary Ver.』としての再販が遂に決定した。