ランチ(ドラゴンボール)
らんち
声:小山茉美
概要
くしゃみをするたびに性格・顔つきと髪の色が変わる二重人格の女の子。天然ボケで温和な性格の黒髪ランチ(アニメでは青髪)と、凶悪で気性の激しい性格の金髪ランチの二つの顔を持ち、それぞれの髪色で識別され呼ばれることが多い。(ちなみに髪色だけでなく目の色も変化する。)
いずれも頭に結んだ赤い大きなリボンが特徴。
身長160cm、体重48kg。スリーサイズはB82・W57・H83。
金髪ランチが強盗を働き警察に追われているところ、くしゃみで黒髪ランチになり、亀仙人の修行の条件「ぴちぴちギャル」を探していた孫悟空とクリリンに助けられ、そのまま亀仙人の住まいカメハウスに居候する。
その後、(金髪ランチが)天津飯に一目惚れし、修行の旅を続ける天津飯を追いかけカメハウスを飛び出し、それ以来漫画では一切登場しない。
なお、当初は魔人ブウ編にて悟空の元気玉に協力する人物の1人として再登場するはずだったが、諸事情により17号へと変更された(17号が、一度も面識がなかった悟空の声を懐かしむような発言をしているのはこの名残らしい)。
アニメ『ドラゴンボールZ』ではちゃんと黒髪(青髪)ランチが登場して、悟空に元気を分け与えている。給食販売のオバチャンとして働いていたようだ。
よく見ると、Zの初代EDにも登場している(Z戦士が悟飯を追いかけてくるシーンに注目)。
また、アニメ『ドラゴンボール改』では魔人ブウ編まで本編に一切登場しないにも関わらず、エンディングのレギュラー陣の面々と一緒に登場している。
普段黒髪、金髪になると好戦的になることから、サイヤ人疑惑が囁かれることがある。
サイヤ人は異様なほど青年気が長いが、ランチさんはアニメ『Z』ではブルマ同様のフケ具合だったため、仮にサイヤ人だったとしても純血ではないことになる。
劇場版『魔神城のねむり姫』では原作とは異なり、最初から金髪モードで登場しているが、途中でくしゃみをして黒髪に戻る。その後、魔神城の悪魔たちを倒した悟空とクリリンによりカメハウスに連れてこられ、世界一の美女「魔神城の眠り姫」(実は悪魔が吹聴した大嘘)と亀仙人に誤解され、原作通りカメハウスの住人となった。
人物像
黒髪(青髪)ランチ
穏やかで天然。亀仙人の見ている前で服を着替えようとする、料理が得意だがフグを無資格で料理するなど、かなりヌケている所がある。精神に邪心が無いため、筋斗雲に普通に乗れる。目の色は髪と同系統の黒っぽい色。