2021年10月22日に発売予定のゲーム。普通BFは1〜2年ごとに発売されるが、前作BF5がずっこけたため長い時間をかけて発売された。EA DICEからは「全面戦争が帰ってくる」「DICEが全力を上げて開発した」など、今作にどれだけ力を注ぎ込んでいるかわかる。
ストーリー
混沌の10年
2031年。
世界を窮地に陥るのにかかった時間はわずか約10年だった。海面の上昇、経済の崩壊、連合の破綻…ニュースには様々な見出しが踊り続ける。
2033年10月9日
「世界初のカテゴリー6に相当する嵐“ハリケーン・ゼータ”」
2034年1月11日
「世界的な食糧難および燃料不足により第二の世界恐慌が発生」
2035年8月8日
「ドイツの崩壊に引き続き、欧州連合が正式に解散」
ノーパットの台頭
時代に置き去りにされ、行き場をなくした者たちは安全な地を求めて複数の寄せ集め集団を形成した。家族、農民、医者、エンジニアそして兵士…全く異なる出自を持っていた、かつて恵まれていた者や貧しかった過去を持つ者は困難な情勢のもと、ともに生きることを決心したのだ。
メディアは彼らを「ノン・パトリエイト」(非国家系)と呼ぶ。それに対し…彼らは自分たちを「ノーパット」と呼んだ。
ニューノーマル
2037年。
人類は「ニューノーマル」に適応する。エネルギー革命、砂漠の灌漑、水理堤防、そして防潮堤が海岸の町を救い、農地を開拓し、サプライチェーン(供給連鎖)を再構築していく。安定を求める願いは、一部の国家による国境の再解放に繋がった。
しかし、12億人の人間を祖国に帰還させる方法はない以上、ノーパットはあらゆる経済、軍事、社会政策の決定における不変の一部となっていく。ノーパットの多くは、自分たちを締め出した政府のことを未だに不信感を抱いており、再同化の呼びかけに応じていない。ノーパットのリーダーが世に現れ、以前の国籍にとらわれない新しいアイデンティティの構築を促し、旧世界とニューノーマルの間には超えてはならない一線があると主張する。#WeAreNoPats(#私たちはノーパットだ)が彼らのスローガンになった。
世界の再建が進むなか、アメリカとロシア間で対立の火花が散り、最後の2つの超大国が急速に変化する世界の支配権をめぐって争う。
2040年の大停電
2040年。
突如発生したスペースデブリ(宇宙廃棄物)の嵐により「ケスラー効果」が引き起こされ、この影響で全ての周回軌道衛星のうち70%強が機能不良に陥り、地球に落下する。原因は不明。
これに続く大停電が大規模な破滅を引き起こす。航空機が墜落、通信網が崩壊、すでに混乱が起きていた世界のサプライチェーンは停止状態に入る。石油、穀物、石炭の価格が急激に高騰。
不確かな情報ではあるものの、10万名の命が失われたという。
危機に瀕するこの世界は常軌を失った。インターネットはない。道しるべはない。安全を見守るものはない。嵐を予測できるものはない
世界的な不信感は一夜にして高まる。他人を監視できる者はいなく、他人を信用できる者もいない。ロシア、アメリカともに、大停電の原因になったのは向こうの国だと主張するなか、一部の者はこの事件の背後でノーパットが暗躍しており、政治的混乱の種を撒こうとしていると疑う。
緊張が高まるなか、ノーパットに所属するかつて軍事および戦闘訓練を受けたスペシャリストが武装したタスクフォース(任務部隊)として立ち上がった。
開戦間近
食糧と燃料の不足は、アメリカとロシア間の影の戦争に火をつけた。一見もっともらしいヒテイ(NGワード)論拠を用意するため、両国は彼らに戦争の分け前の一部を与えることを餌にして、ノーパットのタスクフォースを編成する。
2042年。
開戦が間近に迫った。ノーパットにはどちらの勢力につくかを決定し、大国のためではないにしろ、自分たちの未来のために戦うしか選択はない。
マルチプレイ
今作では、PC、PS5、Xbox Series X|SではBF初となる128人対戦、PS4、xbox Oneでは64人、マップの規模が調整される。
今作は基本的にアメリカ合衆国側とロシア連邦側に分かれて戦う。
スペシャリスト
今までのBFとは違い兵科がなくなり、スペシャリストという専門技能と特性を持った10人を選んで戦う。
また武器やガジェットは兵科の制限なく、自由に使える
- ピョートル・ガスコヴィスキィ(コードネーム・ボリス)
- 専門技能:SG34 セントリーシステム/特定のエリア内で検出された敵を自動的にスポットして攻撃する。
- 特性:セントリーオペレーター/セントリーガンがロックオンすると、対象をスポットする。
- ウィカス・ヴァン・デール (コードネーム・キャスパー)
マップ
全部で7つのマップがある。
ORBITAL(フランス領ギアナ)
発射が迫るロケット発射場で時間と過酷な環境を相手に戦え。このダイナミックなマップでは、敵の攻撃と近づく嵐の両方に注意を払う必要がある
HOURGLASS(カタール)
周辺の砂漠化によって失われた都市の中で戦え。巨大な砂丘でひっきなりなしに発生する砂嵐によって自然光が遮られるなか、流砂で動けなくなった車列の確保をめぐって激しい戦闘が繰り広げられる。
KALEIDOSCOPE(韓国)
韓国の最先端の大都市で、高層ビルの間をジップラインで駆け抜け、都市の象徴であるデータセンターを取り囲む広場で戦闘を繰り広げよう。
MANIFEST(シンガポール)
南国の竜巻に注意しながら、アメリカの補給線に欠かせない重要な貿易拠点の迷路のような貨物コンテナの間を進もう。
DISCARDED(インド)
インドの西海岸の戦術的要衝の区画に巨大な船が座礁し、部品を奪われている。恐ろしい嵐に対応しながら、巨大な船の船体内部で戦おう。
BREAKAWAY(南極)
石油採掘によって氷に覆われた一帯が戦術的な重要地点へと変わった、ダイナミックに変化するマップ。慎重に歩みを進める必要がある。破壊可能な燃料タンクやサイロが存在し、それらを破壊すれば周囲を瓦礫地帯に変えたり、炎を噴射させられるので、上手く活用すれば敵に対して優位に立つことができる。
RENEWAL((エジプト)
豊かな人工の農業地帯を守るために建設された巨大な壁が中心となって激しい戦闘が繰り広げられるマップ。過酷な自然環境に備え、アクセスポイントを配置して、壁の中の巨大なゲートを確保しよう。
BF2042の特徴
- 全面戦争が戻ってくる
- PS5/Xbox Series X|S世代対応タイトル ※xbox One/PS4版発売確定
- PC版はOrigin、Steamに加えEpicでも発売される。
- これまで以上に多くのプレイヤーによる圧倒的な規模の戦闘
- DICEを始めとした史上最大の開発体制(DICE、Criterion、DICE LA、Gothenburgの4スタジオ体制で開発、Industrial ToysはBattlefield Mobileの開発担当)
- BFの魅力はサンドボックス化にあり。武器、ビークル、破壊表現に自由度の高いマップ
- 「BF体験を強化するため」の新規ゲームモードの実装
- ライブサービスコンテンツの継続、プレミアムパスは考えていない。
- 複数の入り口を作って、新規プレイヤーの参入の敷居を低くする。
- プレイヤーはノーパットと呼ばれる難民となり、米国とロシアどちらかの国の代理人として戦争をさせられる。
- 「スペシャリスト」というキャラクターがいる
それぞれスキルのようなものを持つ。プレイヤーが常時選択するものか、ゲーム内で一時的に使うものかは不明。
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