概要
2021年10月22日に発売のゲーム。普通BFは1〜2年ごとに発売されるが、前作BF5がずっこけたため長い時間をかけて発売された。EA DICEからは「全面戦争が帰ってくる」「DICEが全力を上げて開発した」など、今作にどれだけ力を注ぎ込んでいるかわかる…はずだった。
2024年4月某日。運営はシーズン7を最後に、アップデート打ち切りを告知した。
ストーリー
混沌の10年
2031年
世界を窮地に陥るのにかかった時間はわずか約10年だった。海面の上昇、経済の崩壊、連合の破綻…ニュースには様々な見出しが踊り続ける。
2033年10月9日
「世界初のカテゴリー6に相当する嵐“ハリケーン・ゼータ”」
2034年1月11日
「世界的な食糧難および燃料不足により第二の世界恐慌が発生」
2035年8月8日
「ドイツの崩壊に引き続き、欧州連合が正式に解散」
ノーパットの台頭
時代に置き去りにされ、行き場をなくした者たちは安全な地を求めて複数の寄せ集め集団を形成した。家族、農民、医者、エンジニアそして兵士…全く異なる出自を持っていた、かつて恵まれていた者や貧しかった過去を持つ者は困難な情勢のもと、ともに生きることを決心したのだ。
メディアは彼らを「ノン・パトリエイト」(非国家系)と呼ぶ。それに対し…彼らは自分たちを「ノーパット」と呼んだ。
ニューノーマル
2037年
人類は「ニューノーマル」に適応する。エネルギー革命、砂漠の灌漑、水理堤防、そして防潮堤が海岸の町を救い、農地を開拓し、サプライチェーン(供給連鎖)を再構築していく。安定を求める願いは、一部の国家による国境の再解放に繋がった。
しかし、12億人の人間を祖国に帰還させる方法はない以上、ノーパットはあらゆる経済、軍事、社会政策の決定における不変の一部となっていく。ノーパットの多くは、自分たちを締め出した政府のことを未だに不信感を抱いており、再同化の呼びかけに応じていない。ノーパットのリーダーが世に現れ、以前の国籍にとらわれない新しいアイデンティティの構築を促し、旧世界とニューノーマルの間には超えてはならない一線があると主張する。#WeAreNoPats(#私たちはノーパットだ)が彼らのスローガンになった。
世界の再建が進むなか、アメリカとロシア間で対立の火花が散り、最後の2つの超大国が急速に変化する世界の支配権をめぐって争う。
2040年の大停電
2040年
突如発生したスペースデブリ(宇宙廃棄物)の嵐により「ケスラー効果」が引き起こされ、この影響で全ての周回軌道衛星のうち70%強が機能不良に陥り、地球に落下する。原因は不明。
これに続く大停電が大規模な破滅を引き起こす。航空機が墜落、通信網が崩壊、すでに混乱が起きていた世界のサプライチェーンは停止状態に入る。石油、穀物、石炭の価格が急激に高騰。
不確かな情報ではあるものの、10万名の命が失われたという。
危機に瀕するこの世界は常軌を失った。インターネットはない。道しるべはない。安全を見守るものはない。嵐を予測できるものはない
世界的な不信感は一夜にして高まる。他人を監視できる者はいなく、他人を信用できる者もいない。ロシア、アメリカともに、大停電の原因になったのは向こうの国だと主張するなか、一部の者はこの事件の背後でノーパットが暗躍しており、政治的混乱の種を撒こうとしていると疑う。
緊張が高まるなか、ノーパットに所属するかつて軍事および戦闘訓練を受けたスペシャリストが武装したタスクフォース(任務部隊)として立ち上がった。
開戦間近
食糧と燃料の不足は、アメリカとロシア間の影の戦争に火をつけた。一見もっともらしいヒテイ(NGワード)論拠を用意するため、両国は彼らに戦争の分け前の一部を与えることを餌にして、ノーパットのタスクフォースを編成する。
2042年
開戦が間近に迫った。ノーパットにはどちらの勢力につくかを決定し、大国のためではないにしろ、自分たちの未来のために戦うしか選択はない。
マルチプレイ
今作では、PC、PS5、Xbox Series X|SではBF初となる128人対戦、PS4、xbox Oneでは64人、マップの規模が調整される。
今作は基本的にアメリカ合衆国側とロシア連邦側に分かれて戦う。
今回の兵士の仕様
今までのBFとは違い兵科がなくなり、スペシャリストという専門技能と特性を持った10人を選んで戦う。
また武器やガジェットは兵科の制限なく、自由に使える
シーズン3(ver3.2.0)による変化
…と、上記ではそうなっていたがシーズン3(ver3.2.0)のアップデートによって兵科制が復活。「突撃兵」「援護兵」「工兵」「斥候兵」の従来に近い4兵科制になった。兵科制になった事で以前の全てのスペシャリストが全てのガジェットを選択し使うと言う事は出来なくなった。その為各兵科の特色に応じたガジェットのみ使用可能と変更された。
以下は追加された兵科制の特徴を追記となる。
各兵科の特徴
- 突撃兵
主に対歩兵と拠点急襲を主眼に置いた兵科になっている。対歩兵のみならず意識しないところからマップを踏破し、拠点に急襲を仕掛ける事もできるスペシャリストもいる。これに属するスペシャリストは「サンダンス」「ドーザー」「マケイ」「ゼイン」の4人。
- 突撃兵の固有ガジェットは"メディカルペン"を装備。最大二個持てる。
- 武器の練達ボーナスとしてAR(アサルトライフル)枠のメイン武器は予備マガジンの数が3つ増加がある。ARの枠組みの武器のみでSMGやLMGには適用されない。注意されたし。
- 援護兵
援護兵は戦線の維持・構築・補給を主とする兵科。弾薬パックや医療パックをポイポイポイっと投げて、体力や弾薬が減って困っている味方を支援出来る。蘇生もお手のもの。ただし、戦車や戦闘車両・航空機に対抗するガジェットを持てないため対ビークルは苦手。出来る限り避けるべし。
属するスペシャリストは「ファルック」「エンジェル」「アイリッシュ」の3人。
- 固有ガジェットは"除細動器"。選択すると構えて射撃ボタンを押すとねりねりするような動作をし、倒れて蘇生待ちの味方を蘇生することが出来る。射撃ボタン長押しで溜める事が出来、溜めると最大体力まで回復した蘇生を行う事ができる。逆に直ぐ離しての蘇生は体力が少ない状態の蘇生となる。
- 武器の練達はSMG。ドロータイムが短縮となっている。おそらくメイン武器に持ち変えて射撃までの速さが更に速くなる…と言う事だろうか。
- 工兵
工兵は対ビークルに特化した兵科。対戦車地雷や対空ミサイルランチャー、無誘導ロケットランチャーに対戦車ミサイルランチャーとおまけにC5爆薬とこれでもか言うくらいに対ビークルガジェットがある。小うるさい戦車やヘリにガンガン喰らわせてやろう、きっと嬉しすぎて感激の綺麗な花火を上げてくれるに違いない。
BFではビークルの重要性は高く、あるなしで戦況が大きく変わる事もある。工兵によるプレッシャーの掛け方で相手の戦車や輸送車両などの動きを抑制すると有利に立ち回れる。
属するスペシャリストは「ボリス」「クロフォード」「リズ」の3人。
- 固有ガジェットは"リペアツール"。溶接バーナーみたいなもので傷付いて耐久力が落ちた車両や航空機を修理することが出来る。ちなみにこれで敵をキルすることも可能。
- 武器の練達はLMG。LMG使用時、しゃがみまたは匍匐の時に射撃をすると弾の拡散が抑えられるというボーナス。LMGにはバイポッドが装着でき、展開してこのボーナスを受ける態勢だとかなりの命中精度を叩き出す事が出来る。
- 斥候兵
斥候兵は敵地に潜入し敵の拠点の近くに出撃ポイントを作ってを襲撃の足固めをしたり、ドローンを飛ばして敵をスポットし味方に敵の位置を知らせる援護、デバイスからウィルスを送って敵のビークルに妨害や兵士にハッキングして周りの兵士の数をスポットしたり、妨害電波を出し味方がスポットされるのを防いだり、敵に妨害電波でミニマップを使用不可にさせたりと出来る兵科。癖が強いが敵を発見してミニマップに反映させるには欠かせない。敵の位置が解る事は立ち回り的に非常に助かる事間違いなし。
属するスペシャリストは「ラオ」「キャスパー」「パイク」「ブラスコ」の4人。
- 固有ガジェットは"投入ビーコン"。設置する事で分隊員がこのビーコンから出撃出来るようになる。上手く隠して敵の裏を突くような動きを取ることも可能。自分が斥候兵なら他の味方が置いたビーコンから出撃する事も可能。
- 武器の練達はSRとサブウェポン。SR(スナイパーライフル)では息を長く止められスコープの揺れを即座に抑える。またサブウェポンの取り出しがかなり速くなる。
スペシャリスト "突撃兵"
- ウェブスター・マケイ
- エマ "サンダンス" ロジェ
- 専用ガジェット:拡散グレネード
- 投げると飛んで行く途中で爆発し、中から4発のクラスター弾が出てくる。歩兵に有効。閉所等で活躍する。
- 特性:ウィングスーツ/ウィングスーツを装着しており、高い所からパラフォイルの代わりに素早い滑空が可能。場合によってはかなり長い距離を滑空でき、敵の裏を取るような事も可能。
- 専用ガジェット:拡散グレネード
- サンティアゴ "ドーザー" エスピノーザ
- 専用ガジェット:バリスティックシールド
- 小火器の弾丸を防げる大型の携行シールド。銃の弾丸なら殆どが防げるが、構えてる最中は移動速度や振り向き速度が低下する。ちなみに盾構えたまま格闘ボタンを押すと盾で殴る近接攻撃ができ、当たると一発で敵をキルできる。見た目的にただちょん当てしてるのにそれだけで敵が一発で倒れる様はどこかシュール。
- 狭い屋内や通路等で盾を構え銃弾を弾きながらジリジリ詰められる戦法も取れる。ただし、火炎グレネードには滅法弱い。
- 特性:爆発耐性/爆発物によるダメージを半減する。手榴弾やC5のような爆発物のダメージを抑える事が出来る。C5一発の中心での爆発を喰らっても生き残る事が可能。逆に言えばドーザーをC5で倒す場合、2個C5を投げて爆破しないと倒す事が出来ない。あらゆる爆発物に対して有効な特性である。
- 専用ガジェット:バリスティックシールド
- ラシード・ゼイン
- 専用ガジェット:XM370A
- 空中で爆発起こすエアバーストライフル。物陰に隠れていたり、屋上に立て籠っている敵に対してかなり有効。ADSで構え中に対応するボタンを押す事で爆発するまでの距離を調整可能と言う恐ろしい仕様で、爆発範囲もわりと広く敵が障害物または遮蔽物・建物の裏に固まってる時に撃つと恐ろしい効果を発揮する。最大100mまで爆発する距離を調整可能。ちなみに爆発物ではあるが、戦車や戦闘車両には一切ダメージが入らない。
- 特性:不屈
- 敵をキルした時に体力の自然回復する速度の2倍で体力が回復していく。他の回復と効果が重複され、キルする度に適用される。ただし、不屈のみの回復の重複はされない。 キルする度に発動。発動した時心臓の鼓動のような「ドクン」と言う効果音がして画面の四隅が回復した時のエフェクトに縁取られる。回復速度は自然回復時より上、医療箱・医療袋使用時より下くらいの回復速度。
- 専用ガジェット:XM370A
スペシャリスト "援護兵"
- マリア・ファルック
- 専用ガジェット:シレットピストル
- 特性:軍医
- コンスタンティン・アンジェル"エンジェル"
- 専用ガジェット:装備箱&弾薬パッケージ
- 弾薬マガジンを束ねたパッケージを最大3つ配る事が出来る。そのまま地面に置いておけば、持ち弾薬が減った味方がこの置いたパッケージを拾うと自動的に「メインウェポン」と「サブウェポン」の弾薬を補給する。さらに対応するボタン押すことで「装備箱」を要請するに切替ができ、要請すると空からパラシュートで装備箱が降ってくる。装備箱ではすべてのメイン・サブ・ガジェットの弾薬が一瞬でフル補給可能。さらにインタラクトボタン長押しでメインとサブの武器を違う武器に取りかえる事が可能。(ARからLMGに変更等)補給後は再補給できるまでクールタイムが25秒程ある。
- 注意すべきはパラシュートで降ってくる仕様上、屋外のみ装備箱は要請可能。屋内は当たり前だが要請は不可能。パラシュートで落ちてくる箱には判定があり、箱の下にいると押し潰されてデスをする。勿論蘇生不可のデスである。前線で味方と固まってる時に要請する場合、味方より少し離れた所で要請しよう。でないと不慮の事故に……。
- 特性:トラウマスペシャリスト
- 味方を蘇生した時に蘇生した味方のメインウェポンとサブウェポンの弾薬を自動的に補給する。
- 専用ガジェット:装備箱&弾薬パッケージ
- キンブル・"アイリッシュ"・グレーブス
- 専用ガジェット:防衛強化システム
- DC-2 携帯バリケードとAPS-36シュートダウン・センチネルを展開可能。どちらも2個ずつ展開できる。携帯バリケードは銃弾や爆発物等防ぐ事ができる。耐久値が設定されており0になれば破壊され、耐久値は結構あるが車両等に踏まれると即壊れる。さらにバリケードはLMGのバイポッドが展開できる絶妙な高さがあり、上手く利用すれば攻防一体の機能を有する。
- APS-36シュートダウン・センチネルは飛来する「グレネード類」「ランチャー弾類」を迎撃できる優れもの。C5、スモークグレネード、EMPグレネード、対戦車地雷等は迎撃不可。戦車の砲弾、銃弾・Flak弾等も迎撃されない。効果範囲内であればロケットランチャーや航空機のロケット弾・投下爆弾さえも迎撃する。一度迎撃すると数秒間クールタイムが入りクールタイム中は迎撃できない。
- 特性:キャッシュポイント
- 味方を蘇生した時に蘇生した味方のガジェットの弾薬を補給する。ガジェットの弾薬の補給はエンジェルの装備箱か、この援護兵カテゴリーで選択出来るガジェット"弾薬箱"の2つでしか補給出来ない。
- 専用ガジェット:防衛強化システム
スペシャリスト "工兵"
- ピョートル・ガスコヴィスキィ"ボリス"
- 専用ガジェット:SG-34 セントリーシステム
- 特定のエリア内で検出された敵を自動的にスポットして攻撃する。対人だけでなく、対ビークルにも有効。対人と対ビークルでバースト射撃間隔と発射弾数が違う。ビークルに対してはそこまで威力は出ないが、一応ダメージ判定がしっかりあるので敵ビークルが自然回復や修理システム使った時の耐久回復を阻害する事が可能。意外とバカに出来ないプレッシャーをビークル相手に与える事も。仕掛けた人がデスすると瞬時に壊れ、他に設置位置から約200m位離れるかEMPグレネード或いはEMP攻撃を喰らうと強制的に壊れる。
- 特性:セントリーオペレーター
- ボリスの半径3.2m以内のセントリーガンの性能が上昇。セントリーガンのロックオン時間短縮と旋回速度、発射速度が25%上昇。勿論味方が仕掛けたセントリーガンにも効果がある。
- 専用ガジェット:SG-34 セントリーシステム
- エウェリナ・リズ
- 専用ガジェット:G-84 TGM
- プレイヤーが操縦できるミサイル弾を撃てるミサイルランチャー。撃つと専用弾頭カメラ画面に移行し、能動的にミサイルを誘導できる。プレイヤーの技量によっては飛んでる戦闘機やヘリにぶち当てる事が可能。特に戦闘機や軽ヘリコプターや攻撃ヘリコプターにぶち当てると一撃で撃墜する事が出来る。輸送ヘリは数発当てないとダメ。勿論対戦車も出来る。2発撃つことが出来、1発の補給時間30秒。有効距離は475m。加速が可能で弾速を速くする事が出来る。誘導中は無防備を晒すので安全な所からするのが吉。
- ビークル側から弾頭を見ると結構噴射光が見え、特徴的な飛行音が聞こえる。機銃等で迎撃が可能。よってビークルに当てる場合は見えない箇所から奇襲のように当てるのが良い。
- 特性:アーマーハンター
- 敵ビークルが味方のEMP攻撃による妨害やダメージが発生すると自動的にスポットされる。しかもシルエットハイライトスポットなので、壁の向こうだろうがスモークの中だろうが視認出来る。遠慮なくG-84 TGM叩き込もう。このシルエットのハイライトスポットはリズのみ見え、スポット時間も中々長い。
- 余談だがリズの専用ガジェットは対地対空両用できるので、工兵が他に持てるランチャー類はリズは一切持てない。注意。
- 専用ガジェット:G-84 TGM
- チャーリー・クロフォード
スペシャリスト "斥候兵"
- ウィカス・ヴァン・デール "キャスパー"
- 専用ガジェット:OV-P偵察ドローン/周囲の動く標的をスポットし、EMPで混乱させることができる。ロックオン武器用にターゲットを指定することができる。
- 小型のドローンを飛ばして空から敵をスポットし、全ての味方のミニマップに敵の居場所を明白にすること可能。空からの見張るこの「目」は非常に強力でドローン画面で中央に合わせてスポットボタンを押すとドンドン敵を発見する事が出来る。敵の位置がずっと割り出させる事が出来れば味方にとってとても動きやすく、敵を効率的に排除出来る。
- ちなみに射程は短いがEMP攻撃を仕掛ける事が可能で、敵戦車・敵輸送車両などビークルに仕掛けると妨害が出来る。勿論スペシャリストの設置型の専用ガジェット(ボリスのセントリーガンやアイリッシュのセンチネル等々)にも効果があり、EMP攻撃を仕掛けると破壊できる。
- だったのだが…7.0.0(シーズン7)にてドローンによるEMP攻撃が削除されてしまった。それでも依然として空からの目によるスポットは強力。上手く使って敵を丸裸にしてしまえ!
- 操作可能距離は200mほど。小型と言っても割りと大きく、空に浮かんでると結構光って見えるので以外とバレる。銃弾で破壊され、壊されると次に使えるまでクールダウンが発生する。回収するとすぐにクールダウン経ずに展開可能。
- 特性:モーションセンサー/地上にいる間も、偵察ドローン操作中もプレイヤーに敵の接近を警告してくれる。
- 自分から半径25m前後?の範囲内に動いている敵がいると赤く光る。ミニマップに自分の周辺に敵の印が無いのに赤く光っている場合は直ぐ近くまで敵が来ている証拠にもなる。接敵に備えよう。
- 専用ガジェット:OV-P偵察ドローン/周囲の動く標的をスポットし、EMPで混乱させることができる。ロックオン武器用にターゲットを指定することができる。
- ナヴィン・ラオ
- 専用ガジェット:信号ハッカー
- 腕についた端末で対象をハッキングし妨害工作を行う事が出来る。敵兵士やビークル、施設のシステム等にハッキングを仕掛け、ハッキングを受けた兵士とビークルは数秒間画面にノイズが走りミニマップや残弾数などのHUDUIが機能しなくなる。ビークルに至っては部位破壊が実行され、動きにくくスピードが出なくなったり砲塔が回り辛くなったり、ヘリのローターが損傷して機動力がかなり落ちたりと中々危険な状態になる。施設にハッキングすると自動ドアや自動シャッター、ゲート等を味方側に識別するようになったりする。
- 敵兵士にハッキングするとハッキングした兵士の半径10m以内を範囲スポットする。一瞬だけスポットした範囲内の兵士とビークル、設置型ガジェットを3Dハイライトで識別する事が可能。ただし、このハイライトはラオのみ見える。
- ハッキング速度は敵兵士には0.5秒位。ビークルには2秒弱。施設システムには瞬時。スモークに遮られてもハッキングは可能。ただし、ハッキング最中に対象との間に木の葉っぱ等に遮られて上手くハッキング出来ない時もしばしば。尚、一度ハッキングに成功すると少しだけクールダウンがある。ビークルにハッキングが成功すると連続して同じハッキングしたビークルには暫くハッキング出来ない。(ファイアウォール検知と表示される)
- 特性:捕捉
- ダメージを受けるとそのダメージを与えた対象を数秒間ハイライトスポットをする。ただし、これはラオのみ視認可能。ほぼ自分専用特性と思って差し支えない。
- 専用ガジェット:信号ハッカー
- ジス・パイク
- 専用ガジェット:EMG-Xスキャナー
- 発動すると額に着いてるゴーグルのようなものを使用し特殊な探知波を出す。数秒間自分の周囲に敵を極短時間だがハイライトスポットする。もちろん壁の向こうも探知するので使い方と現在使っている武器によっては強い突破力を生み出すことも可能。ただし、再使用までのクールタイムはスペシャリストのガジェットの中では最長。かなり強力故に妥当か。なお発動してる間は自分はずっとスポット状態になる。自分の位置がバレバレになるので、乱戦時に光る専用ガジェットである。
- 特性:鷲の目
- ダメージを与えた敵をスポット状態にする。ラオの特性「捕捉」に微妙に近いが、こちらのは自分と味方に有効である。
- 専用ガジェット:EMG-Xスキャナー
- カミラ・ブラスコ
- 専用ガジェット:X6-潜入デバイス
- 一定の範囲内にあらゆるスポット機能を阻害する電波機器を設置する。これが展開され影響範囲内にいると、ミニマップが「シグナルジャム」と表記されてEMPグレネードを食らった時みたいにグチャグチャになり、敵の位置や自分の位置、味方の位置がほぼミニマップ上では確認出来なくなる。また影響範囲内だとロックオン誘導する対ビークル用ガジェットは、ロックオンが電波に阻害されロックオンが出来なくなる。
- 動いている敵をスポットするグレネード枠にある「モーションセンサー」も、斥候兵が使える設置型のモーションセンサーガジェット、「T-UGS」のスポット効果も範囲内なら無効化する。さらに指差しスポットさえも範囲内なら無効化してくれる。
- 他にも、斥候兵の固有ガジェットの「出撃ビーコン」や同じブラスコの「X6-潜入デバイス」、アイリッシュの専用ガジェット「シュートダウン・センチネル」がデバイス機器の影響範囲内にあればハイライトしてくれると言う特徴を持つ。敵が見えない位置に置いた出撃ビーコン等を探す手間が省ける、有能デバイス機器である。
- 特性:奇襲の達人
- モーションセンサー系のガジェットにスポットされないと言う効果。割りと恐ろしい特性。T-UGSを置いて裏から回り来ても探知出来るぜ!と余裕かましてると、このブラスコには無効化される。まさに奇襲。
- 専用ガジェット:X6-潜入デバイス
- 余談だが、シーズン4でカミラ・ブラスコの実装でもって全てのスペシャリストが出揃った。これ以降のスペシャリストを出す予定は今のところ無いようだ
マップ
全部で7つのマップがある。
ORBITAL(フランス領ギアナ)
発射が迫るロケット発射場で時間と過酷な環境を相手に戦え。このダイナミックなマップでは、敵の攻撃と近づく嵐の両方に注意を払う必要がある
HOURGLASS(カタール)
周辺の砂漠化によって失われた都市の中で戦え。巨大な砂丘でひっきなりなしに発生する砂嵐によって自然光が遮られるなか、流砂で動けなくなった車列の確保をめぐって激しい戦闘が繰り広げられる。
KALEIDOSCOPE(韓国)
韓国の最先端の大都市で、高層ビルの間をジップラインで駆け抜け、都市の象徴であるデータセンターを取り囲む広場で戦闘を繰り広げよう。
MANIFEST(シンガポール)
南国の竜巻に注意しながら、アメリカの補給線に欠かせない重要な貿易拠点の迷路のような貨物コンテナの間を進もう。
DISCARDED(インド)
インドの西海岸の戦術的要衝の区画に巨大な船が座礁し、部品を奪われている。恐ろしい嵐に対応しながら、巨大な船の船体内部で戦おう。
BREAKAWAY(南極)
石油採掘によって氷に覆われた一帯が戦術的な重要地点へと変わった、ダイナミックに変化するマップ。慎重に歩みを進める必要がある。破壊可能な燃料タンクやサイロが存在し、それらを破壊すれば周囲を瓦礫地帯に変えたり、炎を噴射させられるので、上手く活用すれば敵に対して優位に立つことができる。
RENEWAL(エジプト)
豊かな人工の農業地帯を守るために建設された巨大な壁が中心となって激しい戦闘が繰り広げられるマップ。過酷な自然環境に備え、アクセスポイントを配置して、壁の中の巨大なゲートを確保しよう。
EXPOSURE (カナダ(アルバータ州))
シーズン1 ゼロ・アワーより追加されたマップ。
北米大陸、カナダのロッキー山脈にて地震が発生。大規模な地滑りが起き、この地にあった基地が地滑りにより地中にも基地があったと判明。その基地内で極秘研究がされ未知の兵器があると報告があり、両軍とも激しい戦いが勃発。かなりの高低差がある山岳マップ。
STRANDED(パナマ ガトゥン湖)
シーズン2 マスター・オブ・アームズで追加されたマップ。
干上がった湖に打ち捨てられた船の残骸の内部は、知られざる闇の武器商人達の手によって数多の武器・兵器のマーケット場になっていた。それをめぐり両軍とも激しい衝突が予想される。狭い船内で戦う近距離歩兵戦、外は広く起伏のある湖底。ビークルを活用し、敵を出し抜き、勝利を掴み取れ。
SPEARHEAD (スウェーデン)
シーズン3 エスカレーションにて追加されたマップ。
中立を謳いあらゆる国に武器の製造・供与をしている会社、ノードヴィック。しかし武器の供与数がアメリカに大きく傾いているとロシアは追及。それを巡りスウェーデンの原野にあるノードヴィックの武器製造工場施設を舞台に戦いの火蓋が切って落とされる。
横に長いマップ、輸送ビークルを上手く使って兵力展開を有利にし敵に先んじて工場を制圧しよう。
FLASHPOINT(南アフリカ(リシュテルスフェルト))
シーズン4 イレブンス・アワーで追加されたマップ。
南アフリカの廃棄された鉱物資源採掘場。ここにノーパット達の実質的指導者オズがここにアメリカから盗んだ気象衛星兵器を発射せんと企む。ここにこの発射される衛星を巡りアメリカは取り返しに進軍、ロシアはアメリカの気象衛星兵器を強奪せんと進軍。両軍はこの地にて相見える。起伏大きい丘が多くい。施設や建物が結構あり、近距離の歩兵戦が発生しやすい。
RECLAIMED (チェコ共和国)
シーズン5 ニュードーンにて追加されたマップ。BF4のzavod 311マップに近い。
廃棄され自然に還りつつある工場施設を舞台に歩兵戦やビークル同士の殴りあいが発生する。
REDACTED (スコットランド(ヘブリディーズ諸島))
シーズン6 ダーククリエイションにて追加されたマップ。
戦争が拡大していくなか、ノーパットが次々と失踪していく事件が度々発生していた。
ロシアのスパイがここに極秘研究地下施設があると突き止め調査をした結果、恐ろしく悍ましい研究がされていた…。アメリカは技術が奪取されることを不味いと判断。これを迎え撃つ。狭く濃密な銃撃戦が繰り広げられるマップ。ビークルも当然無い。あらゆるガジェットを駆使し、前線を撃ち破り勝利するのだ。
HAVEN (チリ(アタカマ砂漠))
シーズン7 ターニング・ポイントにて追加されたマップの一つ。
チリのアタカマ砂漠の水源地・採掘の町にて水資源とリチウム資源を巡って戦いが勃発。アメリカは現地の民兵を支援、ロシアやまた世界各国で共同体として千花弁連合が生まれ、それらの勢力がこの地の資源に目を付け進軍。
砂漠の中の町が舞台となるマップで建物が非常に多い。かなり隠れる場所や沢山建物がありながらも射線が通る場所が多い。気をつけてクリアリングしながら進まないと奇襲を受け、総崩れになる可能性がある。注意せよ。
BF2042の特徴
- 全面戦争が戻ってくる
- PS5/Xbox Series X|S世代対応タイトル ※xbox One/PS4版発売確定
- PC版はOrigin、Steamに加えEpicでも発売される。
- これまで以上に多くのプレイヤーによる圧倒的な規模の戦闘
- DICEを始めとした史上最大の開発体制(DICE、Criterion、DICE LA、Gothenburgの4スタジオ体制で開発、Industrial ToysはBattlefield Mobileの開発担当)
- BFの魅力はサンドボックス化にあり。武器、ビークル、破壊表現に自由度の高いマップ
- 「BF体験を強化するため」の新規ゲームモードの実装
- 期間限定で8vs8の特殊ルールが設けられた小規模歩兵戦ゲームモードや、24vs24でビークルが通常モードより多く出て使用出来るゲームモード、往年の「ラッシュ」のゲームモードを64vs64の128人でやるカオス極まる、限定のゲームモードがある。
- ライブサービスコンテンツの継続。
- 複数の入り口を作って、新規プレイヤーの参入の敷居を低くする。
- プレイヤーはノーパットと呼ばれる難民となり、米国とロシアどちらかの国の代理人として戦争をさせられる。
- 「スペシャリスト」というシステムで、往年の一般兵士が主役のBFと違い、固有のガジェット(道具)を備え、キャラクター性を確立した兵士が主となる。
現状
設定や戦場での天候にスペシャリストシステム、PVなど頑張ったのは認められるが、やはりどうにも未完成部分が多いのが否めない。スコアボードが無いのはまだしも、発売当初から安定しないマルチシステム周りや装備欄の消失バグ。安定しない経験値。強制終了など数え上げるとキリがない。ただし、こういったゲームは時間をかけて改良されていくため、まだ見守っていく必要がある。
2023年の10月のアップデートでシーズン6が開始したのだが、この時セールや無料プレイ期間が重なり新シーズン開幕の相乗効果でなんとPC版でsteam同時接続数10万を超える快挙を成し遂げた。この一時期で発売当初の同時接続数も超えたとの声もある。
PCだけでこれなので、ここにCS版次世代(PS5やXbox series X/S)旧世代機(PS4、Xbox one)を含めたらさらにプレイ人数は上がっている事になる。
開発陣とプレイヤーとのコミュニティを通じて地道な努力を積み重ね、上記の問題も大部分が改善され(完全ではないが)致命的なバグは以前より無くなった事でようやく楽しく遊ぶ事が出来るようになったとも言える。
勿論細やかなバグがまだ出て来たり、武器のバランス、チート使用者の処遇等問題もまだあるが、当初と比べかなり様変わりを果たした。もう少し見守りたい処である。
…とここまで来たが、残念ながらこれ以上の大幅な改善は見られないこととなる。
また概要にあった通り、このシーズン7 ターニング・ポイントでシーズンは最後となり、大幅なアップデートは終了となる。イベントやスキンの追加等は続けていく模様。次回作に注力するためのようだ。
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