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「ワシの時代は終わった…」

スーツアクター新堀和男
声優島田彰
登場話第46話『黒い超特急!機関車仮面大暴走』

概要

一人称は『俺』ないしは『ワシ』。

首から上がそのまんま蒸気機関車というとんでもない外見をしており、背中には線路模様が刻まれたマントを着用している。

火の山仮面マグマン将軍の配下で、黒煙を上げながら両手を脇腹のあたりでグルグル回転させながら新宿を走り回り、足に取り付けた地底探知機で地下のゴレンジャー基地を探す。所謂戦闘だけではなく長距離偵察も行える珍しいタイプの怪人。

エネルギー源はモチーフのSL蒸気機関車)同様に石炭。長期間の活動に備え腰に石炭袋をぶら下げている。

探知活動中オーバーヒートしそうになり、ゴレンジャー基地と気づかずフルーツパーラーゴンで水を補給したが、マスター(江戸川総司令)に探知機の事はバレていた。敵キャラにしてはやけに礼儀正しく、給水してもらった際には「世話になった。かたじけない。では、御免!」と礼を言っていた。

怪力の持ち主で、モモレンジャーミドレンジャーが搭乗したグリーンマシンを弾き飛ばしたり、バリタンク相撲をとったり、首から下を収納してSL型に変形し、ゴレンジャーの仕掛けたバリケード「列車妨害は罪が重いぞ!」といとも容易く突破、挙句の果てには大岩大太キレンジャー)に煽られて0系新幹線を追い抜いて見せた

劇中での活躍

モモレンジャーの投げたゴレンジャーハリケーンマジックハンドで奪い取るなど強敵だったが、何を考えたかゴレンジャーに返してしまった。残念な事に上り坂が苦手というSLの弱点も引き継いでおり、キの挑発で上り坂に誘い込まれ、「ゴレンジャーハリケーン・石炭」で煙突に蓋をされて爆死した。

余談

SLが全廃されたのは放映の前年であるが、機関車牽引列車が激減し電車気動車が普及した現在の事を考えるとどこか哀しいセリフである。生前には影でキレンジャーに「SLが消えたんで、皆に見せびらかして自慢しとるじゃなかとかね?」と言われていた。

余談だが、この男は空想科学読本で唯一個別項目のある仮面怪人である(6.5巻参照)。

関連タグ

チャージマン:まったく同じ姿。一応コイツも人型から機関車形態に変形する筈だったのだが、没になり機関車形態の方はロックマンエグゼ版に採用された。

マシン獣スチームパンクス蒸気機関オルグ:機関車モチーフの戦隊怪人。

SL邪面:44年後に登場するこの怪人の子孫あるいはオマージュキャラクター。前頭部の赤ランプを光らせトンネルから現れる、石炭袋から石炭を取り出して補給する、煙突に詰められる、断末魔の台詞など意識されている点が多々とある。

きかんしゃトーマス:機関車の顔ではなく顔のある機関車。『空想~』でも絵師の近藤ゆたかにネタにされている。

トッキュウ1号:機関車がモチーフの戦隊ヒーロー。

トラベリオン:機関車がモチーフの戦隊ロボ。