概要
シンオウ地方の中心に位置する雪山であり、俯瞰すると東西を分ける広大な山脈となっている。
山体の中に洞窟上のダンジョンが張り巡らされており、ストーリー最終盤では秘伝技を駆使して山頂を目指すこととなる。
プラチナでは216ばんどうろ側の出口の付近に氷山の遺跡がある。
シナリオでは山頂にある古代遺跡槍の柱でアカギをはじめとするギンガ団と対戦。
ポケモンの生態に及ぼす影響
テンガン山はシンオウの野生ポケモンの生態にも影響を及ぼしており、カラナクシとトリトドンはこの山を境に全く違う色と姿で登場する。
また特定のポケモンの進化エネルギーも放出しているようで、この場所でレベルアップさせる事により
テンガン山が存在しないポケダンの世界では、「テンガン山石」という道具を使うと同じ条件が得られる。
またイッシュ地方では電気石の洞窟が、カロス地方では13番道路が、ホウエン地方ではニューキンセツが、アローラ地方ではホクラニ岳とポニの大峡谷が進化条件の類似スポットとなる。
ただしHGSSでは、ノズパスやレアコイルを通信で一度シンオウ地方に送るしか方法がない。
なおガラル地方では、ジバコイルをかみなりの石で進化入手できる。
スマブラシリーズのステージ
バトルゲーム大乱闘スマッシュブラザーズXと大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALの対戦用ステージ対戦用ステージとして登場。
2段の土台に上段の端には上下に動く空中足場が設置されている。
一定時間に背景にディアルガ・パルキア・クレセリアが現れて、ファイターを攻撃したり、ステージの変化を起こす。
SPではこのステージでアイテムのモンスターボールを使用しても基本的にパルキアが出現しなくなる仕様になっており、戦場化・終点化にすると登場する。
名前の由来とモデル
日本地図を照らし合わせると、北海道の中央部に位置する最高峰旭岳を擁する大雪山と、中南部を南北に走る日高山脈がモデルと考えられる。
名前の由来は天冠(てんがん)とされている。
英語版では"Mt.Coronet"で、直訳すると「冠(の一種)山」となる。
またもう一つの由来として、この場所でのみ進化するジバコイルとはダイノーズは両方とも磁石の要素持っており、さらにテンガン山という名称も英語で磁石を表すMagnetの逆さ読み(=Tengam)ではないかという指摘もされている。