「CAST OFF!」
「CHANGE DRAGONFLY!!」
概要
背中の翅「ゼクターウィング」は時速950km/hでの飛行を可能とする他、タキオン粒子の波動を放射し剣のように敵を切り裂く事も可能。
ドレイクグリップと呼ばれるピストルグリップ型ツールと併用して仮面ライダードレイクに変身する。変身はドレイクグリップに尻尾の先端を固定する事で行われ、変身後は仮面ライダードレイクの銃武器としても機能する(つまり頭が銃口に相当する)。
- 公式のライダー図鑑ではこれを「まるでトンボが木に止まるように」と表現しているが、トンボが木に止まる際に使うのは尻尾ではなく脚なのでこの表現は誤りである。
メイクアップアーティスト・風間大介を資格者と定めており、ワームの出現や危機を感知すると彼の元に現れる。
ドレイクグリップ
変身デバイス。
後に登場する平成ライダーシリーズの銃型変身デバイスと違い、ドレイクゼクター自身が銃身の役割を果たすため、あくまでも変身デバイスは銃の持ち手であるグリップ部分のみ。
性格
気ままな性格なので、パートナーのゴンにも別に存在を隠したりはしていない。
また、好戦的な性格のガタックゼクターや、何かと資格者を次々と見限っていくザビーゼクターと違い、親しみやすく人間臭い性格をしており、ワームが擬態した大介の偽者と本物の大介が同時に現れた時には、どちらに味方するのかを悩む様子が見られた。
劇中では戦いを好まずワーム殲滅にも興味がない非ZECT隊員の大介が何故資格者に選ばれたのかは不明のまま終わったが、案外この性格がドレイクゼクターにとって重要な要素だったのかもしれない。
偽物やゼクターを操る力を持つネイティブに変身された事こそあったものの大介を見限るようなことゼビーゼクターは一度もなく、劇場版でもパートナーを大介に選んでおり、気ままな一方で意外と律儀な忠義な側面を持つ。
劇中での活躍
劇中では何かと扱いが酷く、大介が自身に擬態したワームの冤罪を着せられていた時は4VS1のライダーリンチを食らって海の中にドレイクグリップごとドボンしたり(尤もドレイクのマスクドフォームは水中戦に対応しているので水落自体は大した問題ではいが)、天道総司がすべてのゼクターを集めだすと決めた時には大介に無断でゴンに持ち出されたりした。
本体が戦闘を好まない性格というのもあって、物語終盤はドレイクとしてよりもザビーゼクター同様パーフェクトゼクターの単なるパワーアップアイテムとしての出番が多かった。
最終決戦ではグリラスワームにマキシマムハイパータイフーンを受け切られ、パーフェクトゼクターが折れたことに伴い停止。その後どうなったのかに関しては不明。
ちなみにパーフェクトゼクター合体時は配色が反転する。
立体物
DXアイテムが2006年4月29日に「変身銃 ドレイクゼクター」として発売。
ドレイクグリップ同梱。
また反転カラー版が2006年11月11日発売の「合体最終剣DXパーフェクトゼクター」の内容物の1つとして同梱。ドレイクグリップの付属はないが合体は可能。
関連タグ
仮面ライダーカブト ゼクター ZECT マスクドライダーシステム マスクドライダー計画
3号ライダーメイン武器