概要
ミラーモンスターの1体で、仮面ライダーシザースの契約モンスター。シザースに両腕の鋏を模した武器「シザースピンチ」と甲羅を模した盾「シェルディフェンス」を与える。
スペックは他の契約モンスターと比べて防御力(龍騎のドラグセイバーを弾いた)以外は高くない(オーディンのゴルトフェニックスの半分も無い)が、シザースが人間を食べさせている事で戦闘能力は本来よりも高い。
ファイナルベントのシザースアタック発動時はシザースをバレーボールのように両腕で弾いて回転を加え体当たりさせる。『クライマックスヒーローズ』では泡を吐く攻撃を披露している。
姿
体色はオレンジ(もしくは金色)で、ずんぐり体型をした2足歩行のカニ。
頭部はカニその物で、両腕は鋏になっている。
結末
作品のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
シザースが須藤雅史と発覚した後、仮面ライダーナイトとの戦いでシザースを援護する。
しかし、お互いファイナルベントを発動してこれを相殺した後ナイトの攻撃でシザースのデッキが壊れた事で契約が破棄され態度を豹変、シザースを頭から捕食してしまう。
ナイトに襲い掛かるが、遅れて来た龍騎と戦いドラゴンライダーキックを受けて爆発。
ライダーが死ぬ所を初めて見た龍騎はボルキャンサーのエネルギーを捕食しようとしているドラグレッダーに「やめろ」と叫んで止めたが、
ナイトは「力は力だ」と自分に言い聞かせる様にエネルギーをダークウイングに捕食させた。
エピローグのモンスターがいない世界では真司が「金色のカニ」の取材を命じられる場面がある。
(ボルキャンサーではなく、7話の「金色のザリガニ」と似た事例だろう)
その後の登場
仮面ライダーディケイド
「龍騎の世界」でシザースと共に登場。
ベルデに追い詰められたシザースが降参するフリをして召喚、ベルデを返り討ちにした。
何気にアドベント初使用である。
シザースがナイトに倒された後の詳細は不明(ボルキャンサーが倒された描写は無い)。
レッツゴー仮面ライダー
物語後半でショッカー傘下の怪人として登場。
復活した仮面ライダー龍騎と戦っていた。
仮面ライダージオウ
『RIDER TIME 龍騎』ではシザースの契約モンスターとして一瞬登場。
本編47話では世界に起こった異変の影響で出現。
シザースと契約しなかった世界のボルキャンサーか、別個体のどちらかだろう。
目立たなかったものの、発見されてからは視聴者の間でちょっとした騒ぎになった。
備考
龍騎に登場する契約モンスターでは唯一、ライダーのバイザーに名前が使用されていない。
主人のシザース同様ファンの間で人気があり、「かわいい」と評する声も多い。
また、『ハリケンジャー』に登場するシラーンスはカニとしてデザインされたが、
ボルキャンサーとモチーフが被る為、ウサギに変更された。
なお、契約モンスターの中でも客演率が高いモンスターである。
関連タグ
仮面ライダー龍騎 シザース 須藤雅史 ミラーモンスター ライダー怪人
カニバリズム:カニだけに。
タスマニアオオガニ:ハサミが大きいので、ボルキャンサーのモデル?