概要
小さい頭身の『プロジェクトセカイ』のキャラクターたちの日常を描くショートアニメ。
2021年9月26日の『プロジェクトセカイ アニバーサリーフェスタ 2021』で発表され、2022年1月13日にYouTubeで配信、その後に次の日の深夜1時の時にTOKYO MXで放送。全10話。
監督が森井ケンシロウだったり、アニメーション制作がダブトゥーンスタジオだったりと、意外にも制作陣はガルパ☆ピコとほぼ同じ。こちらはセガに対して、あちらはブシロード制作のアニメなのだが……。このため、雰囲気としては、やはり前年に制作されたショートアニメ同様、ガルパ☆ピコに近い存在でもある。但し、エンディングテーマが先輩のようなユニットのリーダーが歌う曲ではなく、花里みのり、小豆沢こはね、初音ミクが歌う『ワーワーワールド』になっている。
この作品に登場するキャラについては、全員『プロジェクトセカイ』に登場しているキャラなので、詳細についてはあちらを参照。
全話リスト
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1話 | 練習の後といえば | 最初のシーンが第2話~第10話と比べると、かなり異なっている。バーチャル・シンガーから『教室のセカイ』の初音ミクと巡音ルカが登場。 |
第2話 | 戦え!ネネンガーV | サブタイトルの『ネネンガーV』の元ネタは『マジンガーZ』と『コンバトラーV』だと思われる。バーチャル・シンガーから『ワンダーランドのセカイ』の初音ミクとKAITOが登場。 |
第3話 | アイドルの才能 | MOREMOREJUMP!メイン回であるが、Leo/needから星乃一歌と望月穂波、ワンダーランズ×ショウタイムから鳳えむが登場する(この内、鳳えむのみ、声ありである)。 |
第4話 | こはね寿鳥糸DEBUT! | 『寿鳥糸』の読み方は『すとりいと』と呼ぶ。バーチャル・シンガーから『ストリートのセカイ』の初音ミク、鏡音レン、MEIKOが登場。 |
第5話 | 25時やめない? | 25時、ナイトコードで。メイン回 バーチャル・シンガーは出てこない |
第6話 | レオニードスタイル | Leo/needメイン回であるが、ワンダーランズ×ショウタイムから天馬司が登場する。後述するが、最初に配信(2月17日)された時は、とあるシーンが原因で1日後に公開停止になっていた。なお、3月15日に該当シーンを修正した第6話が配信されている。 |
第7話 | 時空を超えてわんだほーい! | ワンダーランズ×ショウタイムメイン回であるが、VividBADSQUADから白石杏が登場する。 |
第8話 | バズれ! モモジャン | MOREMOREJUMP!メイン回であるが、とあるシーンで第7話で登場したタイムマシンが登場している。そのため、第7話と第8話は繋がっている可能性がある(当たり前だがMOREMOREJUMP!がタイムマシンと関わる話ではない)。バーチャル・シンガーから『ステージのセカイ』の初音ミクと鏡音リンが登場。 |
第9話 | 噂のパンケーキ | モブキャラの声優は鳳えむの声優を務める木野日菜が担当している。 |
第10話 | カップラーメン回 | 最終回。バーチャル・シンガーから『誰もいないセカイ』の初音ミク(通称ニーゴミク)が登場。 |
備考
- 前述したように、制作陣はガルパ☆ピコとほぼ同じであり、しかも放送時期が『ガルパピコ ふぃーばー!』(第15話以降)と被っている。さらに、配信日が毎週木曜日である。但し、YouTubeに配信されるタイミングは、こちらの作品の方が早い(『ガルパ☆ピコ ふぃーばー!』の場合は配信した後の次の日にYouTubeで公開される)。余談だが、第9話『噂のパンケーキ』では、何故か概要欄のゲームが『ガールズバンドパーティ』(ガルパ☆ピコの原作)になっている。ちなみに、『ガルパ☆ピコ』とは異なり、意外にも期間限定配信ではない。この点は、ショートアニメの場合なら『ぱすてるらいふ』や『りばあす』(当初期間限定配信だったが、後に全話無料配信になった)も同じである。ちなみに、配信日が同じである『ぷちセカ』の話と『ガルパ☆ピコ ふぃーばー!』の話は以下の通りである。
ぷちセカ | サブタイトル | ガルパ☆ピコ ふぃーばー! | サブタイトル |
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第1話 | 練習の後といえば | 第15話 | ポピモニロードショー |
第2話 | 戦え!ネネンガ―V | 第16話 | ハピハピ♪バケーション |
第3話 | アイドルの才能 | 第17話 | コロネつまみ食い裁判 |
第4話 | こはね寿鳥糸DEBUT! | 第18話 | ねこねこタイム |
第5話 | 25時やめない? | 第19話 | ガルパ名作劇場~たえデレラ~ |
第6話 | レオニードスタイル | 第20話 | ゲームセンターともえ |
第7話 | 時空を超えてわんだほーい! | 第21話 | ハッピーさんばかーニバル |
第8話 | バズれ! モモジャン | 第22話 | さーくる幼稚園 |
第9話 | 噂のパンケーキ | 第23話 | ウホホウホホイ |
第10話 | カップラーメン回 | 第24話 | ありがとう |
- 上の表を見れば分かるが、ユニット、リーダーの色が黄色、「寂れた遊園地に活気を取り戻すためにライブをする」など、似たような共通点が存在している『ワンダーランズ×ショウタイム』のメイン回と『ハロー、ハッピーワールド!』のメイン回の配信日が同じ。それにしても、どうしてこうなった?
- 第6話『レオニードスタイル』のみ、3月15日に修正版が配信されるまで視聴不可能になっていた。理由としては、第6話のラストシーンで不適切な表現があり、これによって炎上問題も起きたという理由で、公開を停止していたということ(詳細)。ショートアニメの炎上問題が発生した事例は、恐らく『少女☆寸劇オールスタァライト』第4話(理由は全く異なり、とあるキャラの性格などをキャラ改悪させて、何故か言い争うという場面がファンに酷評されて炎上してしまった)以来となる。なお、第6話の公開が停止されたこと、そして、第6話~第10話も第1話~第5話の時と同じように、ユニット毎の話になっていることもあり、一時期Leo/needの話が1話少ないという事態になってしまった。前述の、かなり批判的な意見が多い『少女☆寸劇オールスタァライト』とは違い、第6話の話の内容を気に入っている人も多く、一時期公開停止されていたという件については悲しいと感じている人も多かった。このためなのか、第9話『噂のパンケーキ』配信から5日後に、該当シーンを修正した第6話が配信された。
関連イラスト
メイン画像にもなっているが、pixivでは、かなり人気になったのか、第4話『こはね寿鳥糸DEBUT!』に登場する、ヤンキーになった小豆沢こはねのイラストが多く存在している。
もちろん、それ以外の話を元ネタにしたイラストも存在している。
関連タグ
ぱすてるらいふ:『BanG_Dream!』(『バンドリ』またはゲーム作品の『ガールズバンドパーティ』)のショートアニメ①。YouTubeで無料配信されている関係で共通点がある。
ガルパ☆ピコ:『BanG_Dream!』(『バンドリ』またはゲーム作品の『ガールズバンドパーティ』)のショートアニメ②。制作陣が共通、3期『ガルパ☆ピコ ふぃーばー!』(第15話以降)と放送時期が被っている、毎週木曜日に配信など、共通点がかなり多い。
- ハロー、ハッピーワールド!:『ガルパ☆ピコ』に登場する、『ワンダーランズ×ショウタイム』と共通している部分があるバンド。前述の表から見ても分かるように、何故か『ぷちセカ』の『ワンダーランズ×ショウタイム』の話が配信された日と同じ日に『ガルパ☆ピコ ふぃーばー!』のこのバンドがメインの話(『ハピハピ♪バケーション』と『ハッピーさんばかーニバル』が該当)が配信されている。
少女☆寸劇オールスタァライト:『少女☆歌劇レヴュースタァライト』(及びゲーム作品の『スタリラ』)のショートアニメ……というよりも、スタァライトシリーズの問題作でもある。前述したように、理由こそ違うが、一部の話で炎上問題が起きたという事例で少し共通する。無論、評価は雲泥の差で『ぷちセカ』の方が高い。
りばあす:『Reバース』のショートアニメ。YouTubeで無料配信されている関係で共通点がある(但し、最初は期間限定配信だった。後に全話無料配信になっている)。
それぞれ『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』『ウマ娘プリティーダービー』『グランブルーファンタジー』のショートアニメで、制作会社繋がり。
ぷっちみく:『D4DJ』のショートアニメ。制作会社が同じということもあり、前述の『ガルパ☆ピコ』と同じ雰囲気を持っているという共通点がある。