概要
CV:山崎たくみ
『金田一少年の事件簿』に登場する人物。初登場は『学園七不思議殺人事件』。
不動高校ミステリー研究会所属の3年生(初代ドラマでは2年生)で、会長・桜樹るい子没後は会長に就任した。身長172㎝、体重62㎏、血液型はA型。山羊座。
ねちっこい眼差しとワカメのような髪型が特徴的で、同じミス研所属の金田一からは「バカの代表」及び「嫌いな男の代名詞」呼ばわりされている。
登場当初こそ、『ブレスレット殺人事件』で推理大賞を受賞した高校生作家ということもあって、そのことをハナにかけるキザ男という劣化版明智みたいな扱いであったが、実は鷹島友代をゴーストライターに彼女の著作を自分名義で出しただけで本人は全く関与しておらず、桜木からはその猿知恵を見抜かれていた。ちなみに鷹島の方は真壁に美味しい所を持っていかれた様で、実は陰で彼を操り(コントローラーでロボ真壁を操っているイメージイラストもある)、陰で主導権を握っているそんな関係を楽しんでいる。
『七不思議殺人事件』の後にその本性がバレてしまったようでガイドブックによれば印税と名誉は全て鷹島のものになったらしい。しかし、その後の登場でそう言った描写もなく、死に設定になっている可能性も高い。但し、鷹島の操り人形自体は残っている。
マザコン(by公式ガイドブック)でかなりの女好きであり、深夜の校内で鷹島に不貞を働いていた他、桜樹や美雪に対しても色目を使っていた。
初出以降もたびたびミス研がらみの話になると登場しており、金田一をバカにしてしっぺ返しをくらった朝基や京極雅彦らと組んで「絶対に解けないトリック」を作ろうと暗躍しているらしい(『錬金術殺人事件』と同じトリックを使って一から美雪を寝取ろうとしたこともあるが、どこから情報を仕入れたのだろうか)。金田一がエロ画像見たさに部の備品を破壊した際には村上草太らと共にチェーンソーを持って切りかかろうとしていた。
金田一少年の事件簿外伝犯人たちの事件簿の七不思議殺人事件編では犯人に体よく利用されつつも、彼の嫌われっぷりが余計な種火となっているなど、放課後の魔術師の身勝手な心情の中で妙に共感を抱き、腹筋に悪い描写が多い。
ドラマ版
ドラマ版では準レギュラーになっており、『真壁実』というそっくりな弟も登場している。(『首吊り学園殺人事件』で千家貴司の代役になったのもあって)成績も学内9位となかなか良い。また、出番が多いだけに、嫌味な面もあれど3枚目らしく金田一とはそこそこ仲の良く出番に恵まれている。ただ、追い詰められるとやらかす豆腐メンタル。ドラマ版『墓場島殺人事件』では嫌味、豆腐メンタルに加えて潔癖症なのが判明し、「水が飲みたい」「顔を洗いたい」と言って、島に残された貴重な水を使ってしまい、メンバーに制裁された(その為、どっちみち顔は汚れてしまった)。
ドラマ第四期『N』ではかなり設定に変更が加わっていて、あの高遠遙一の実の弟と疑われる演出まである。
というより完全に別人!
ミス研部長でありながらどちらかというとオカルト好きだったり、薔薇オタクだったり。
だが基本的には佐木竜二同様のヒント要員として金田一の事件解決をサポートしている。
こう言った点から、ドラマ版では、登場人物の削減の為に何人もの登場人物の役割を兼ねている(ドラマ版は爽やかな学園モノの要素が強い為、明智健悟と真壁のポジションが逆転したと思えば分かりやすいかもしれない)。特に鷹島に至ってはカオスなキャラ設定になってしまっている。
ドラマ版ではマガジンのライバルというよりもジャ○プのライバルのようなキャラをしている…気がする。
初期ドラマのみ、原作とは逆に、真壁が眼鏡で佐木が裸眼なのだが(ちなみに真壁は伊達眼鏡)、眼鏡を取ったら美少女になる鷹島友代のキャラを立てる為だろうか。
金田一37歳の事件簿では?
「タワマンマダム殺人事件」に警視庁白金署の刑事として登場。
嫌味ったらしい性格は相変わらずだが、金田一の現状と美雪との格差を嘲笑う程度にとどまり、事件後には飲みに行くなど性格は社会人として丸くなり、関係も改善している。
刑事としては一応真面目に仕事している。(でも犯人たちのその場で作ったミスリードにまんまと引っかかる)
関連項目
間桐慎二 - 似ているヤツ