概要
金田一一が解決した事件の一つ。
『鋼の錬金術師』の影響で当時流行っていた錬金術を題材にしている。
冒頭に『探偵学園Q』の三郎丸豊が出ていて、『Q』のメインキャラ5人が後ろ姿でテレビに出ている彼に突っ込むという地続きともメタ表現とも取れる演出がある。2003年の10月から2004年の3月までJNN系列でアニメ『探偵学園Q』の30分後にアニメ『鋼の錬金術師』がやっていた現象を揶揄していたかは定かではない(NNN系列放送で東映アニメーション制作の『金田一』のアニメはJNN系列放送でぴえろ制作の『Q』と放送局も制作会社も違う為か、当事件の冒頭が大幅にカットされていた)。
あらすじ
剣持警部の依頼でクイズ番組に挑戦する事になった一。
見事予選を勝ち抜き、3億円の金塊が眠ると言われる孤島・恋琴島(れんきんじま)へ渡る権利を獲得し、美雪もアルバイトADとして同行する。
その島はかつて、謎の科学者・絵崎蔵人が「錬金術」の研究のために渡り、姿を消した曰くつきの島だった。
彼が研究に使った錬金館内で宝探しが始まろうというその矢先に、ADの一人が忽然と姿を消し、死体となって発見される。しかも館内のカメラには、怪しい仮面の怪人が映っていた。
科学者の絵崎のなれの果てといわれる怪人「錬金術師」が、番組関係者を次々と襲い出す。そしてやがて、鍵がかかった第二の犠牲者の部屋にいた人気アイドルの速水玲香が犯人だと疑われ――――?
登場人物
アニメでは他に、固有名詞をもたない登場人物(EDでは職員と表記)を別井友美が演じた。
関連タグ
こくまろカレー/プレミアム熟カレー…館内のドアの構造がコレに似ている。
『タロット山荘殺人事件』:犯人がドラマ版(原作は冬が舞台で、ドラマは夏が舞台)の犯人に似ており、その影響か定かではないが、アニメ版は緑が印象に残る画面になっている(玲香と蛍がどっちも黄緑色の服を着ている、犯人と犯人の大切な人を二枚の葉っぱに例えるなど)。