「ゲームの館」へようこそ。私は「ゲームマスター」。これからみなさんに愉快なゲームを楽しんでもらいます。
あらすじ
遊園地の帰りに乗ったバス内で眠らされ、他の乗客ともども拉致されたはじめと美雪。
目が覚めた場所は廃病院!
覆面の怪人「ゲームマスター」による"殺人ゲーム"が問答無用に開始される。
制限時間内にクイズに答えられなかった者が爆死し、早くも第一の犠牲者が……。
周到な殺意が潜むこの閉鎖空間から脱出することはできるのか!?
特徴
本作では常に命の危険が迫っているため、一の男らしい一面が強く出ている。
閉鎖空間に閉じ込められた男女、ユーモアがありながらも時間制限付きの残虐なゲーム。そして、不気味な主催者など所謂「デスゲームもの」の要素が強い。
しかし、本作はあくまでと推理ものであるためゲームクリア後は真犯人の目的やトリック解明による捜査パートが開始される。
殺人ゲーム
第1のゲーム
目が覚めたら海賊のマスクを被せられ、モニタに表示されるクイズの答えとなる4桁の番号を押すことで扉が開く。1人が通過したら即閉まるようになっており、2人以上で無理矢理通行しようとしたり、一言でも言葉を発した場合には、すぐさま爆弾が遠隔起爆される。
なお、続く第2のゲームの部屋にマスクの鍵がある。
第2のゲーム
壁にぶら下がっている紙製の仮面の下にある知恵の輪を解き、付属する鍵で施錠された扉を開け、通過したら閉める。2人以上で通過、もしくは開け放ったままにした場合には仮面が自動的に発火し、残った人は焼死する。
第3のゲーム
ただのカップ麺が置かれた部屋だが、実はある細工が施されている。その細工を見破る為のオプションとして、魚の入った水槽がある。鍵は部屋のある所に隠されている。
最後のゲーム
一見するとただのトイレである。しかし、この中に脱出する最後の鍵が隠されているので、それを探すというもの。
ゲームマスター
複数の男女を集めて残忍なゲームを開始した怪人物。スマイルマークの頭巾とローブで全身を覆い隠している。声もボイスチェンジャーで加工されているなど性別も年齢も不明。
ドラマ版では不気味な仮面を身に付けた3Dキャラクターと合成音声になっており、映像での身元匿名が不明となっている。
某外伝では本来の前半生にちなみ、ノリノリでデスゲームを開催している。