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違いない…………

頼むぞキッド! 穏便にな

行け 相棒 !!!

プロフィール

本名キラー
異名殺戮武人人斬り鎌ぞう
年齢25歳→27歳
身長195cm
懸賞金1億6200万ベリー→2億ベリー
肩書き最悪の世代
所属キッド海賊団戦闘員
所属船ヴィクトリアパンク号
悪魔の実SMILE(失敗作のため非能力者に等しい)
覇気武装色見聞色
出身地南の海
誕生日2月2日
星座みずがめ座
血液型X型
趣味ドラム料理
好きな食べ物ペペロンチーノ
嫌いな食べ物カレーうどん
武器「パニッシャー」
イメージ国スコットランド
イメージ職業パスタ屋
イメージ花スノードロップ
イメージ動物イタチ
CV浜田賢二

人物

外見

長い金髪と顔全体を覆った白と青のストライプ柄の仮面が特徴的。

この仮面には複数の穴が開いており、食事の際もこれを外すことなく、パスタを食べたりストローを使ったりしている模様。

好物がペペロンチーノ+幼少期のイラストでもパスタを食べていたことから麺類(パスタ?)好きであると思われるが、カレーうどんが嫌いなのはキッドと同じ。実は彼らが幼いころに同じ女の子を好きになり、その子がカレーうどんの汁まみれになったのを笑ってしまったところ、二人揃って半殺しにされてしまったトラウマが原因らしい。

その女の子の名前は「シルトン・ドルヤナイカ」。

 

2年後もマスクはそのままだがあごひげを生やし、また体格もより筋肉質でたくましくなった。左腕に火傷らしき傷跡があるが、詳細は不明。しかしキッド海賊団は2年の間にビッグ・マム海賊団赤髪海賊団とやり合った事が言及されており、キッドは赤髪海賊団との戦いで左手を失った。その後ビッグ・マム海賊団の最高幹部「将星(多分シャーロット・スナック)」と戦ったようなので、大方このどちらかで負傷したのだろう。

性格

物騒な異名や出で立ちとは裏腹に至って冷静沈着。

キッドとは幼少期を共に過ごした仲であり、「相棒」と呼ばれるほど強い信頼を置かれている。キラー自身も他の船員がキッドのことを「キッドの頭」「船長」と呼ぶ中「キッド」と呼び捨てにしており、互いに対等な立場であるようだ。

 

またキッドは超好戦的な上に短気でケンカっ早い性分のため、キラーはそのブレーキ役ともいえる存在。さらに世情や習慣などにも通じている博識な面もあるらしく、頂上戦争終結後にルフィ、シルバーズ・レイリージンベエがマリンフォードを訪れて「16点鐘(マリンフォードの鐘を16回鳴らす年末行事)」を行った件についても、「本来16点鐘は去る年に感謝して8回、新年を祈り8回鐘を鳴らす。しかし今はその時期ではない……"時代"の終わりと始まりの宣言だろう」と、自分なりの見解を折り交ぜてキッドに説明。

ちなみにキッドはこれについて「"白ひげ"の時代は終わり、『おれが新時代を作る』とでも言いてェのか…」と笑いながら「確かにコイツはこの戦争で頭一つ抜き出た。だがこのまま走らせる程甘くねェぞ、おれは」と更なる対抗心を燃やしていた。

幼少の頃から自身の笑い方にコンプレックスを抱いており、常にマスクをしているのもこのコンプレックスが理由である。ただし、ワノ国編以降は人造悪魔の実の失敗作を口にしたことで強制的に笑い声を発する体質になってしまい、一時期は精神状態が悪化していたものの、キッド海賊団の仲間たちが笑い方を侮辱することはなく快く受け入れてくれたため、コンプレックスはほとんど克服したようである。

 

戦闘能力

基礎戦闘力

両手の手甲に回転する鎌を取り付けた武器「パニッシャー」を操り、アクロバティックな体術を駆使しながら相手を斬り刻む戦法を得意とする。

攻撃の速度は時に音速に匹敵する速度まで上がり、敵に防御させる時間を与えることなく腕を切断できるほどの斬撃を浴びせたり、敵の内部に届く衝撃波を発生させることができる。

また、対峙した敵の悪魔の実の能力の弱点も見抜ける程の観察眼も持ち合わせている。

他にも四皇の一角であるビッグ・マムの雷による攻撃を受けたあとに立ち上がれるタフさを持ち、四皇2人との死闘を経た後も同世代の海賊相手に戦い続けることができる持久力も備わっている。

ただし現在はSMILEを口にしてしまったため、副作用で泳ぐことはできなくなっている。またその悪魔の実は不完全であったため、能力が発動することはない。

一時期名前を変えて活動していた際にはパニッシャーではなく二振りの大鎌での戦闘を余儀なくされていたが、キラーは問題なく使いこなしており、対峙したゾロと互角の戦闘を繰り広げた。

  • 斬首爪(ざんしゅクロー)

空中で回転しながらパニッシャーで敵の首を斬りつける。

カイドウ相手に使用したときはあまり効果がなかったが、ホーキンス戦では巨大な藁人形の首を両断する威力を見せた。

  • 鎌阿音撃(カマアソニック)

パニッシャーを音速回転させて敵の内部へ斬り込む技。発生した衝撃波はカイドウの体内にまで到達し、ダメージを与えた。

  • 刃音撃(ジンソニック)

相手が反応できない程の速度で接近して跳び上がり、真正面から縦に斬り刻むアクロバティックな技。

作中ではこの技でホーキンスを撃破した。

活躍

シャボンディ諸島~頂上戦争編

初登場のシャボンディ諸島では、偶然にも麦わらのルフィが天竜人を殴った事件にキッド達と共に居合わせ、その事件をきっかけに襲来したパシフィスタ1体を、海賊団の仲間達及びトラファルガー・ロー率いるハートの海賊団と連携して倒した。

騒動後は頂上戦争の行く末を見守り、新世界入りを果たす。その後、とある島で新世界から脱出する途中の海賊団を1つ壊滅させ、新世界への名乗りを上げた。

新世界編

パンクハザード~ドレスローザ編

新世界入りした後も赤髪海賊団ビッグ・マム海賊団などの四皇相手にも屈さず交戦していた。また裏社会との繋がりもできたようで、パンクハザード編ではキッドと共にシーザー・クラウンの公開実験の様子を見ている。

その裏で、自分や船長のキッドと同じ“最悪の世代”の海賊として恐れられるスクラッチメン・アプーバジル・ホーキンスを呼び集め、一時期険悪な雰囲気になったものの、キラーの仲裁もあり海賊同盟を結ぶことに成功する。

彼らの同盟は標的を赤髪のシャンクスへと定め、メンバー内で親睦を深めていたが、そこに突如空島から飛び降りてきた四皇・百獣のカイドウが襲来。キッドとキラーはカイドウに対し立ち向かうも敗れてしまう。(ホーキンス曰く勝率が0%であるにも拘わらずキッドとキラーは立ち向かい、その場で動けなくなるまで戦い続けたらしい)

カイドウはそんなキッド達の態度を気に入り、彼らを服従させようとキッド海賊団ごとワノ国へと連行した。

ワノ国編

キッドは百獣海賊団の大看板クイーンが管轄する「兎丼」で囚われの身となり、キッド海賊団の船員たちは行方知れずとなる。

キラーも例外ではなく、ワノ国編以降は安否不明だったが……。

答えろよ!!! おい!! キラー!!!

ファッ ファッ

ワノ国第二幕において、「おいはぎ橋」でゾロと交戦した人斬り鎌ぞうの正体がキラーだと判明する。

カイドウに敗れた後、ワノ国に連行されたキラーはオロチに人造悪魔の実「SMILE」を食えばキッドを助けるチャンスをやると言われ、ためらいなくこれを食した。しかしSMILEはハズレで、副作用で一生笑顔以外の表情を失い、事あるごとに笑うようになってしまった。

キッドによると元々キラーは「ファッファッファッ」という自分の笑い方に強いコンプレックスを抱えており、笑い方を笑った奴は半殺しにし、いつしかマスクを被って素顔すら隠すようになった程だったとか。

徹底的に意識してトレーニングすれば変えられそうな気もするが、口癖ならまだしも笑い方となるとそうもいかないのだろうか……

 

いずれにせよ、キラーは自身のコンプレックスと仲間の命を天秤にかけ、全てを覚悟の上でオロチとの取引を受け入れ、キッド奪還のために奔走していたのだろう。

しかし精神は消耗し切っていたのか、ゾロに敗れ兎丼にキッドと一緒に連れられた際には皮肉にも再会できたキッドの呼びかけに応えられず、涙を流しながら笑い続けていた。

兎丼到着後はクイーンの見せしめでキッド共々水責めを受ける。しかしそこでおしるこを探しに来たおリンの乱入によって偶然解放され、キッドと共に海賊団の仲間を探すため兎丼を立ち去った。

経緯は不明だが無事に海賊団と合流できたようで、海賊団の面々に混ざって「金色神楽」当日に再登場。

SMILEの副作用で意図しない笑い声を発してしまうが、格好も話し方も以前のように戻り精神的に回復した様子を見せた。その際「よくもキラーさんを明るい人にしてくれたな!!」「明るい海賊団になったらァ!!!」と、彼の症状を前向きに受け入れはしゃぐの仲間達を笑いながら窘めていた。

鬼ヶ島に到着後、ルフィとゾロを苦戦させるアプーと遭遇。海賊同盟の一件で自分達を罠に嵌めた彼を見て激昂したキッドはアプーを急襲するが反撃を受けてしまう。キッドに同行していたキラーは彼らにアプーの能力の弱点を助言し、なんとか追撃を振り切った。

そして幹部たちの追撃をかわしつつ進撃、キッドと共に島の頂上へ到着、ルフィやローたちと共にカイドウ、ビッグ・マムと対峙する。キラーはカイドウに対して内部に届く攻撃を仕掛けたり、ビッグ・マムが従えるホーミーズのナポレオンを抑えるなど活躍した。

その後2人を分断させることに成功したため、キッドと共にビッグ・マムを請け負うことになる。ビッグ・マムの規格外の攻撃によって城内に戻ることになり、更にその場に同盟を裏切ったバジル・ホーキンスが現れる。キラーはキッドをビッグ・マムの元へ到達させる為、その場に留まってホーキンスと対峙する。

ホーキンスの身代わりのストックを着々と削っていくが、最後に残った身代わりがキッドであることを告げられ、膠着状態になってしまう。

しかし、ホーキンスの能力には「身代わりに指定した相手が欠損している部分を攻撃すれば、ダメージを受け流せない」弱点があるという仮説を立てたキラーは「悔いのないようにやってみよう」として一か八かの攻撃を仕掛け、結果ホーキンスの左腕を切断して能力を見事攻略し、キッドを呪いから解放することに成功。身代わりをすべて失ったホーキンスはキラーの敵ではなく、真っ向勝負で圧倒。最後は"刃音撃"でホーキンスを撃破した。

余談

  • SMILEが成功作だった場合

なお101巻SBSによると、もし10%のアタリを引いた場合ゾウの能力になったらしいが、その姿は鼻の先にキラーの顔が、胴体の脇からキラーの腕(パニッシャー付き)がニョキっと出ている奇形なゾウという悲惨な格好。残りの90%のハズレを引いたのは彼にとってはある意味幸運だったのかも知れない。

編集内容:少し修正しました。