CV:潘めぐみ
概要
デジモンハンターの一人で、最上リョウマと戸張レンとチームを組んでいる。
パートナーデジモンはオポッサモン。超進化はチョ・ハッカイモン。
「デジモンセレブ」を自称し、可愛いデジモンが大好きで可愛いデジモンのみを集めている。最初はガムドラモンも狙っていた。
もっとも、オポッサモンが進化したチョ・ハッカイモンを「グロ可愛いギリね」と言っていたので、彼女の言う『可愛い』の基準は不明だが・・・(無能と見なした場合「グロ」に格下げしてしまう)。
更にパラサイモンを「キモ可愛い」と言っていたので、なかなか守備範囲は広いと思われる。
自室のぬいぐるみにはイロモノは確認できない上、第73話では熱帯魚を可愛いと評していた為、可愛いの基準は割と真っ当な部類だと思われるが、エレキモン、ベタモン、ピチモン、ソウルモン、ギザモン、クラモンはノーグッドの判定を下している。ダメモンも同様の判定であるが、コイツに関してはまだ納得の部類である。ダゴモンは「酷い、もう見たくない、気持ち悪い」の部類らしい。
現在彼女のクロスローダーには、キャンドモン、パラサイモンが入っている。
しかし、基本的に収集目的でハントに参加している為か、可愛いデジモンであっても自分に従わないものは痛め付けたり、ハントの影響で現実世界に影響が出るのも御構い無しで、ファンシーショップの商品が浮き上がるという怪奇現象を引き起こしている。捕まえたクロスローダーに閉じ込めたままにしておく事さえあり、オポッサモンへの態度もどこかぞんざいである。
何でも欲しいものは略奪するのがポリシーらしく、可愛いデジモンを持っているハンターを散々な目に遭わせる。主にトラップを使用したハントを得意としている。電撃の走るネットや地面から突然噴き上がるロープなどトラップの仕様も本格的であり、自室には卓上ボール盤がある事からもそれが窺える。実際、リョウマもそのトラップの腕前を賞賛していたほど。また、手先が器用なのか裁縫や応急処置の類も得意なようだ(後述)。
クロスローダーの応用力も優れているようで、デジクオーツへのゲートをユウの背後に発生させてデジクオーツに引き込んでいた。
一方で人並みにお化けは怖いらしく、第70話ではパタモンにトラップを仕掛けた所為で怒ったポヨモンにオポッサモンを操られ、チョ・ハッカイモンが暴走するという恐怖を味わった際には流石に反省したのかパタモンに謝罪していた。
ちなみに略奪するのはハンターの規則では違反行為であるが、リョウマは彼女を戦力と見なしている為か、ガス抜きの名目で独断専行を黙認している。
ワガママかつ小悪魔的な性格の持ち主で、第3期1話ではガムドラモンを探す為にタギルにすり寄り誘惑するも、役に立たないと分かるとすぐに冷たく突き放すといった行動を取った。
そんな彼女だが、第3期5話にてかなり高評価していたキュートモンを巡ったユウとの戦いに敗れるも、ハンターとしてのルールを守る彼にすぐに見逃してもらった。
…が、ユウのこの行動が引き金となりアイルのプライドが傷ついた様で、彼のやり方に対してオポッサモンに呆れられるほど愚痴を言っていた。この際に、手作りのユウ人形に赤いハートのついた針でこの人形の体に何回も針を刺しながら、ユウの事を「落とす」と発言をし、アイル自身も不本意ながらユウの事を気に入ってしまった様子。
第68話ではユウに「手下にしてやる」とアプローチをかけたり、第70話では暗闇の中ユウに抱きつこうとした。
なお、ユウからは名前で呼ばれている。
本作のメインキャラクターの中では唯一の女子だが、現時点ではヒロインにはならずにライバル側に属している。
しかし女の子ということが大きく、華添えのためかライバル側三人の中では出番も主人公側と行動することも多く、実質上のヒロインと言える(第73話ではとある理由でリョウマたちと別行動を取っていた為、成り行きでクロスハートと行動を共にし、ウェットスーツ姿や夏服姿を見せている)。
第73話では両親や弟と思しき人物が登場。父親の容姿は普通の日本人男性で、母親と思しき人物は金髪だったのでアイルはハーフかクォーターという可能性も否定できない(弟の髪色はその中間で黄土色となっている)。
余談
(恐らく)中学1年生~2年生とは思えないほどに胸が大きく、3期第1話では胸の谷間まで描写されている(前作までの女性陣の胸が一部のシーン・回を除いてつるぺたな為、より一層強調されており、ウェットスーツを着ている状態でもそのデカさがわかる)。ヒップもスタイルも中々に宜しい。
なお、CVの潘女史は、かつて初代テレビシリーズを愛聴しており、本作に出演した折には、同作の総監督を務めていた角銅博之氏にデジモンシリーズへの愛着を度々熱く語っていたという。
そのため、初代のPSPゲーム版のセリフの新録作業にあたり高石タケルの代役に抜擢され、2020年から放送を開始した『デジモンアドベンチャー:』でも引き続きタケル役を担当している。
また、歴代作品でアーマー体をパートナーにした初めてのキャラクターでもあり、これにはミズキ(CV:雪野五月)、ノボル(CV:粕谷雄太)が続いた。パートナーはそれぞれサブマリモンとアロモンである。一応、レンもヤシャモンがパートナーだが、従来同様にデフォルトの状態は成長期デジモンである。
更にいうとメインの女性テイマーでは珍しいブロンドのキャラクターでもあり、これは『デジモンフロンティア』の織本泉以来となる。ライバル陣営としてカウントした場合は『デジモンセイバーズ』のナナミに次いで2人目である。イヤリングをしている中学生キャラクターというのも歴代ではかなり珍しいケースである。
関連イラスト
関連タグ
デジモン デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
太刀川ミミ:同じくワガママで可愛いものが好きだが、こちらはデジモンをとても大切にする性格(ワガママで振り回す事は何回かあったが)。
八神ヒカリ:同じくピンクがパーソナルカラー。オポッサモンの進化前であるテイルモンがパートナー。
天王洲アイル…キャラ名の語源。
アイルー…アイル繋がり。