プロフィール
概要
週刊少年チャンピオンで連載中の漫画「吸血鬼すぐ死ぬ」に登場する吸血鬼退治人の一人。「新横浜吸血鬼退治人組合」(新横浜ハイボール)に所属している。
イソギンチャクのようなドレッドヘアーを蜘蛛の巣の刺繍が入ったヘアバンドで纏め、目元は黒塗りの化粧を施している。
素顔は作中や特典ペーパーで稀に見ることができるが、なかなかハンサムである。
衣装はメキシカンな感じを意識しており(本人談)袖の下には自らの武器であるフックショットが備わっている。
膝下までの緑色のポンチョに身を包んでいるが、たまに短いポンチョも着用している。
寝る時はシャネルの5番派。吸血鬼パジャマパーティー事件では、これで大恥をかく羽目に。
幼い頃はバリバリの福井弁だったため、吸血鬼アンチエイジングの能力で幼児化した時はドラルクが思わず出身地を尋ねていた。
性格
損な役回りや貧乏くじを引きやすい不憫ポジションで、ドラルクにすら「ロクな目に遭わない代表」と呼ばれる始末である。
それどころか、回を追うごとに次第に汚れ役(例:エロ・女装・アホ枠…など)ポジションに慣れていき、とうとう最近のエピソード(例:吸血鬼ナレーション退治など)では開き直って自ら率先して汚れ役を引き受けることも増えてきた。
恋愛の面でも、たびたび柱のキャラ紹介で「カッコつけてもカッコつかない」「優秀なのにカッコいいところが全然ない」「だからモテない」等と言われたりしている。
クリスマス回ではロナルドと共に非リアぶりを爆発させ「ゴジラが上陸すればいい」とまで発言していた。
また、ロナルド曰く「笑っちゃうくらい下戸」で、酒の席でもクリームソーダを飲んでいた。
Y談おじさんの催眠により「ムダ毛フェチ」であることが明らかになって以降、もっぱらソッチ系のネタでいじられることが多い。
特にドラルクには「ムダ毛フェチさん(ムゲチさん)」と呼ばれたりしている。脇の剃り残しが一番好きらしい。
ヨモツザカが開発した「性格が反転する鱗粉」を浴びた際は、性癖が反転して「脱毛ツルツルフェチ」になり、ドラルクにも「反転するのそこでいいのか 君は?」と突っ込まれた。
吸血鬼退治人として
ハンターとしての能力
二つ名は「鉤爪の蜘蛛(フック・スパイダー)」で、上記の通りフックショットを蜘蛛の糸に見立てて戦う吸血鬼退治人。
ハンターネームの「ショット」は武器のフックショットが由来している。
一度に5本纏めて射出可能で、相手に突き刺すだけではなく絡み取る、締め上げるなどの文字通りの絡め手が使える。
また、親友のゴリラ二人に隠れがちだが彼も中々な怪力であり、リンゴを片手で割れるスペックを持っている。
駆け出し時代の話
吸血鬼退治人になった理由は「吸血鬼退治人になればモテる」と思ったから(実は某吸対隊長と同じ動機である)。
当初は上記のフワッとした動機からハンターとして全然上手くいかず、同じ時期に見習いをしていたロナルドやサテツに劣等感を抱いていた。
そして見習い卒業の退治を三人ですることになるが、自身は退治人に向いていないからと最初はバックレようとする。
その時、同じギルドのベテランハンターであるシーニャと出会い、彼(彼女)に自身の悩みを打ち明ける。
話を聞いたシーニャから「そういう助け(固い決意)がなくてもここまでこられて凄い」と指摘されたことで自信を持ち、ロナルド達のところに向かい、ピンチだった彼らを遅れて支援することで無事に三人で退治することが出来た。
尚、この時の咄嗟の支援方法が、その場にあったロープで敵の動きを封じるという作戦であり、現在のフックショットを使った戦闘スタイルに結びついている。
ちなみにこの時、一般人が襲われていると勘違いした三人が助けようとした人物が、当時他のギルドに所属していたター・チャンである(彼女にとっては当時見習いだった彼らは足手まといに感じていた模様。ロナルド達も退治後に自分たちが先輩退治人であるター・チャンの仕事の邪魔をしていたことに気づいた)。
人物関係
「新横浜吸血鬼退治人組合(新横浜ハイボール)」の元ギルメンだったロナルド、現在もギルメンであるサテツとは似たり寄ったりの年齢で、仲は良い。
仮性吸血鬼化しないために退治人が受ける予防接種にも3人で訪れている。
(ドラルク曰く「注射が怖くて期限ギリギリまで来なかったトリオ」)
3人とも脳筋であり、第120死では(モニターで見ている元凶以外)ツッコミ不在の謎解きという名の「謎破壊」が始まった。
新人時代からの腐れ縁であり、絡みにいく描写が多いが、だいたい彼女の毒舌っぷりに打ちのめされている。
主に頭のドレッドヘアーから「イソギンチャク」と呼ばれることが多い。
吸血鬼退治の師匠にあたる存在。
上記の通り、ショットが退治人として諦めようとした時に思い留まるきっかけをつくった。