概要
パジャマ姿の可愛らしい高等吸血鬼。一見するとファンシーな幼女だが、一人称は「ボク」で、詳しい性別は明らかにされていない。
実は双子で、兄弟か姉妹かは不明だが“吸血鬼パジャマピーポー”という名の片割れがおり、そちらは第282死で登場した(メイン画像上側のキャラ)。
能力
自身から半径20m以内の範囲にパジャマパーティーを引き起こす。そのパーティーに引き込まれた者はパジャマ姿=自らの普段の寝巻きに変身し、ファンシーで楽しい気分になり、ユニコーンや人魚などのメルヘンな話をし始める。
範囲内に入ってきた相手を問答無用で催眠をかけるという特性上、とりあえず突撃して殴るのがデフォルトの吸血鬼退治人(バンパイアハンター)達にとっては相性が悪い。しかも移動すれば芋づる式に増える上に、催眠にかかった人々が肉盾になって遠距離から攻撃しにくい。
なお吸血鬼マイクロビキニの能力とは違い、能力を解除すれば服も元通りになる(シャネルの5番派であるショットも、正気に戻ると服も元通りになっている)。
更には、この能力はON/OFF自在であり、日常生活の際は能力を解除していると本人の口から語られている。
なお、例によって催眠が効かないドラルクと耐性があるヒナイチはパジャマ姿になれど正気を保つ事が出来ず(ただしヒナイチは耐性の理由が理由なので、「ちん」しか言えない)、正気である事が勘付かれると催眠にかかった面々にフルボッコにされてしまう。
作中の動向
初登場となった第172死では新横浜駅前でパジャマパーティーを開き、駆けつけた吸血鬼退治人や吸血鬼対策課を全滅させるが、乱入したY談おじさんにパジャマパーティーの空気を台無しにされてしまい、一時的に能力を解除して逃走。
最終的には再び催眠をかけて上書きしようとするが、道路のど真ん中に立っていた事が仇となり、VRCの車両に轢かれてノックアウトされてしまう。
ちなみにY談波を受けた際の台詞によると、「ベビードールがエロくて大好きで流行ってほしい」との事(劇中ではこの一言以降は普通に喋ってる様に見えるが、実際はY談波の影響でまだY談を喋っており、「演出上読者には普通に喋っているように見えるだけ」と注釈が記されている(他の漫画における「日本語を喋っているように見えるが実際は英語で会話している」的な演出))。