概要
レベル | ハイブリッド体 |
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タイプ | 魔人型 |
属性 | ヴァリアブル |
必殺技 | バーニングサラマンダー、サラマンダーブレイク |
炎のヒューマンスピリットから進化した、竜人に似た姿のハイブリッド体デジモン。
長い金髪に碧眼と上向きの八重歯、エンシェントグレイモンを彷彿させる角、鍛え抜かれた体躯を持つ青年の姿をしたデジモン。
装甲は黒いインナーの上に赤い鎧を身に纏い、顔は上半分を覆うタイプの仮面で隠されている。
ベルトとマスクには「火」の文字が刻まれている。
戦闘スタイルは両手足の甲の穴から噴き出す炎と東洋の武術を駆使した徒手空拳が主体と、十闘士としてはスタンダードなタイプ。主に敵陣に突っ込んでの近接格闘が得意。
必殺技・得意技
サラマンダーブレイク
自ら炎の竜巻となった状態で繰り出す回し蹴り。
ケルベロモンとの戦いでは炎の竜巻で動きを拘束した。
バーニングサラマンダー
両手の甲から生み出した炎を拳に纏わせ、火炎弾を繰り出す。
ファイアダーツ
手の甲から手裏剣状の炎を生み出し、敵に投げつける。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
伝説の十闘士の力を宿した、火の能力を持つデジモン。「デジコア(電脳核)」が聖なる炎と呼ばれるスピリチュアルファイアーで包まれているため、炎を自在に操ることができる。
ネットの防御壁「ファイアーウォール」の化身であり、守護神でもある。熱しやすい性格なため、ヨガ呼吸で精神修養に励む武人的な一面があり、話し言葉は、どこか古風で拳法家的。戦闘では東洋の武術を駆使して戦い、気を集中させる要領で身体の一ヶ所に炎を集めて攻撃力を上げる。
必殺技は炎で包まれた拳から火炎竜を繰り出す『バーニングサラマンダー』と、火炎の旋風脚を繰り出す『サラマンダーブレイク』。
活躍
デジモンフロンティア
「汚れた悪の魂を、このデジヴァイスが浄化する!」
神原拓也が炎のヒューマンスピリットで進化した姿。第1話で初進化した。
今作におけるアグモンポジションのデジモンだが、拓也の進化体でもあるため、人格ベースは拓也寄りであるが、拓也より老成した口調になる事がある。
終始拓也の進化体としての登場であったが、最終決戦にて半実体化し、『パートナー』として拓也に激励する。
戦闘力は成熟期から完全体中級クラス(ケルベロモンやパンジャモン)を相手取れるほどに高く、ケルベロモンとの戦いではヘルファイアーをゼロ距離で浴びても全く効かないほど炎属性に耐性を持つ(この特性はカイゼルグレイモンにも受け継がれている)。
とはいえ、流石にビーストスピリットを使った悪の五闘士には苦戦していた。
地獄の業火にも焼かれないケルベロモンの体表をファイヤーウォールで焼くほどスピリット単体でも凄まじい炎の力を秘めている。
ドラマCD『希望という名の電車』では、デジタルワールド行きの電車に乗っており、時代劇被れの性格になってしまい、歌舞伎役者がモデルの『オクニモン』(オネエ口調になる)にも扮した。
デジモンクロスウォーズ
工藤タイキの夢の中で、クロスハートの一員として登場。
第3期のラストでは、フロンティアと同じ個体が登場。拓也本人が進化している訳ではなく、恐らくは原作と同様に、アグニモンが実体化しているものと思われる。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
クロスハートの一員として、フェアリモンと共に登場。
元々はコロシアムゾ-ンの若きチャンピオンとして、名が知れていた。
最終決戦ではアルダモンに進化した。
ゲーム作品への登場
『ハイブリット体』という独自のレベルを持つせいか、本来のレベル設定に当てはめた際の扱いが、安定していない。
デジモンワールド3
戦闘中に特定のデジモン同士を交代する際に発動出来る、攻撃を伴う特殊交代システム『ジョグレス』の攻撃演出限定で登場。
発動元デジモンはグレイモン+フックモンかキュウビモン+ディノヒューモン。
それぞれの進化前デジモンは、同じパートナーセットに含まれるため、素直に成長させればすぐに使用できるようになる。
尚、同様のジョグレス専用デジモンとして、ガルムモンとエンシェントグレイモンも出演している。
デジモンワールド-next0rder-
育成可能デジモンとして、完全体扱いで参戦。
レッドブイドラモンとバードラモンから進化し、カイゼルグレイモン等の究極体に進化出来る。
デジモンストーリー超クロスウォーズRED/BLUE
デジモンストーリーシリーズでは初出演。
スピリットエボリューションするデジモンで登場しているのはアグニモンとダイペンモン、スサノオモンぐらいである。
デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー
ハッカーズメモリーにて新規追加された、デジモンの一体。
特定のフリークエストをクリアして炎のヒューマンスピリットを入手すると、進化が解禁される。
こちらでは、アグモンとギルモンから進化する成熟期という扱いで、完全体扱いのヴリトラモンに進化も可能。
余談
名前の由来はインド神話の火神アグニ。アグモンの捩りではないが、アグモンの関連種である事には違いなく、『デジモンリアライズ』ではアグモンから進化する。
成長期ポジションには上述のアグモンや、パワーダウン形態のフレイモンが割り当てられる事が多く、カードゲームなどの媒体でも成熟期相当として扱われているが、『デジモンペンデュラムZ3.0』ではアグニモンが成長期、ヴリトラモンが成熟期ポジションに置かれるという珍しい扱われ方をされた。
関連イラスト
関連タグ
エンシェントグレイモン → アグニモン ⇔ ヴリトラモン(ビースト形態)