パルスモン
ぱるすもん
概要
2021年3月13日に発売予定の新商品「バイタルブレスデジタルモンスター」に初登場した新デジモン。黄色い体と稲妻模様、そして雷のような尻尾を持つ等、某モンスター物に登場するあの主役系キャラに似ているのが特徴。
名前の由来は脈動を意味する英語の『Pulse(パルス)』から。
後にデジモンゴーストゲームと同時期に展開される漫画作品「デジモンドリーマーズ」にて鼓堂リツのパートナーデジモンに抜擢される事に。
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
病院やジムに保存されている、心拍波形データの影響を受けて進化したデジモン。誰にでも分け隔てなく接する活発な性格をしている。特徴的な前髪はパルスモンの感情とリンクしており、元気がないとヘタレてしまう。持ち前の素早さを活かし、稲妻を描くように動き回って戦うトリッキーファイターである。
必殺技は電光石火の速度で敵に全力の体当たりをかます『エレキラッシュ』と、体内で生み出した電気を前髪から放つ『プチインパルス』。
また、このパルスモンのように他者のバイタルデータに影響を受けて、身体能力の向上や進化をするデジモンが他にも多く発見されている。
関連種/進化系譜
進化系はいずれもスポーツをイメージしているが、王道ルートであるカヅチモンルートやアキレウスモンルート以外はパルスモンからかけ離れた外見をした個体が多い。
ドキモン
世代 | 幼年期Ⅰ |
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種族 | スライム型 |
必殺技 | 静電気 |
色が白く、額にV字のある姿をしている。
人間のバイタルデータから誕生し、心拍数は触れた人間のものを反映するという特性を持つ。
攻撃手段はアホ毛から出す電撃。
ビビモン
世代 | 幼年期Ⅱ |
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種族 | レッサー型 |
必殺技 | ミニマルフラッシュ |
ドキモンがよりパルスモンに近付いた姿(イラスト一番下)。
電気属性なだけあって、性格はとてもやんちゃだが、足取りが覚束ず、よく転んでしまう。
必殺技は電撃を纏った突進の「ミニマルフラッシュ」。
ダイブモン
該当項目参照。
シュラウドモン
該当項目参照。
ナマケモン
世代 | 成熟期 |
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種族 | パペット型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ウンチ投げ、パラライズリック |
髪の毛や爪が無造作に生えたぬいぐるみの姿をしており、名前通り、育成をサボるとこの姿になってしまう。
闘争本能が無くなった影響で、木の上で生活するようになり、舌は伸縮自在で、第三の腕とも呼べるほどに発達している。
必殺技は汚物枠お馴染みの「ウンチ投げ」と舌で対象を痺れさせる「パラライズリック」。
ランナモン
世代 | 成熟期 |
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種族 | 獣型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ライトニングラッシュ、ハートビートインパルス |
バルクモンに次いでパルスモンの要素を残したデジモンで、ライドラモンを思わせる容姿をしている。
ランニングマシーンのデータを得た事により、荒地や沼などの足場の悪い環境も走破し、休みなしにスタミナを維持したまま走り続けられる脅威のスタミナを持つ。
尻尾から光刃を放つ「ハートビートインパルス」、電光石火のごとき突進「ライトニングラッシュ」を必殺技に持つ。
エキサモン
世代 | 成熟期 |
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種族 | 昆虫型 |
属性 | データ |
必殺技 | インセクマインド、デフィブレイショック |
坐禅を組んだアリの姿をしているデジモンで、こちらはヨガのデータを組み込んでいる。
高山地帯で鍛え上げられた柔術を得意としており、尻尾の針で器用に立てるほどの桁外れのバランス感覚を有する。修行中は一切動くことはなく、太陽光を浴びてエネルギー源にしている。
触角から繰り出す超能力「インセクマインド」、両手に触れた相手に電流を流し込む「デフィブレイショック」が必殺技。
ここから派生する進化系は他の進化系とは異なり「静」を主体としているのが特徴。
シュートモン
世代 | 完全体 |
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種族 | マシーン型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | キャノンボールシューター、ワイルドピッチ、ラウンドジェイル |
右腕にあらゆる球技のボールを込めたピッチングマシーン型のキャノン砲、左腕にピッチャーグローブを装着したデジモンで、ボールのような見た目通り、球技のデータを得て進化した姿。一見するとマメモン系だが歴としたパルスモン系譜である。
どんな時でも笑顔を絶やさず、球技を広めようとすることから「笑う鬼コーチ」の異名を取る。
必殺技は時速300kmの速度でボールをキャノン砲から発射する「キャノンボールシューター」、バネ足を活かした突進攻撃「ワイルドピッチ」、触れた相手をボールに変化させてキャノン砲から放つ「ラウンドジェイル」の3つ。明らかに最後だけ完全体が持ってていい能力ではない。
テンポモン
世代 | 完全体 |
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種族 | 鳥人型 |
属性 | データ |
必殺技 | リズミック・アーツ、ハウリングブラスト、アップビートツイスター |
イワトビペンギンの着ぐるみを着たストリートダンサー風のデジモン。目はエクスティラノモンやワイズモンを思わせる。
ダンスミュージックのデータを得た姿であり、あらゆるジャンルの曲を踊りこなす生粋のダンシングファイター。それだけにダンスには命を懸けているのか、音楽を止められたり、ヘッドフォンを取られる事を何より嫌悪している。
必殺技はカポエイラやマーシャルアーツの動きを取り入れた「リズミックアーツ」、バリスタモンよろしく、腹部のスピーカーから大音量の音波を放つ「ハウリングブラスト」、竜巻を巻き起こすほどの蹴りを放つ「アップビートツイスター」。
なお、現時点ではペンモン系譜からは進化していない。
ピストモン
世代 | 完全体 |
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種族 | 植物型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ブランブルショット、クリムゾンスポアーズ、キリングケイデンス |
競輪レーサーのような姿をしたデジモンで、ロードレーサー訓練プログラムを得た姿である。
下半身がロードバイクになっており、常にこのロードバイクを漕ぎ続けている。生活に不自由しないのか?と思いきや、ちゃんと停止も可能。更に植物をベースにしているというだけあって、タイヤは自在に形状を変えて悪路も楽々走破できる。
必殺技はハンドルに生えたトゲを発射する「ブランブルショット」、背中の突起から猛毒の胞子を発射する「クリムゾンスポアーズ」、車輪を巨大化させて薙ぎ払う「キリングケイデンス」。
クライモン
世代 | 完全体 |
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種族 | 昆虫型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | 擬遁アイソレーション、クラックハーケン、ダイナミックサイファー |
ロッククライマーとゴキブリを合わせたような外見を持つデジモンで、ボルタリングのコースデータを得た姿。
忍者の要素を持っていて、クナイとツルハシであらゆる壁をヒョイヒョイと登ってしまう。
ツルハシはクナイを打ち付けるハンマーとしての役割を持つ。
周囲の景色に溶け込み、死角から不意打ちを行う「擬遁アイソレーション」、クナイを発射する「クラックハーケン」、高速回転し、ツルハシで切り裂く「ダイナミックサイファー」など正に忍者風の外見に相応しい必殺技を持っている。
名前の由来はおそらく「クライミング」と「暗い」を掛けたもの。エキサモンの進化系だが、種族がウィルスに変化している。
シーヴァモン
世代 | 究極体 |
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種族 | 昆虫型 |
属性 | データ |
必殺技 | クータスタ・キラナ、カマラ・カルマ、サマディ・シャンティ |
ヨガの修行の末に悟りを開いたデジモンで、エキサモンの究極体。
インド神話の破壊神シヴァがモチーフで、体に蛇が巻き付いているが、公式設定での言及はない(シヴァの要素を持つデジモンは既にスサノオモンが存在している)。しかし、種族は「神人型」ではない。
穏やかである反面、礼節に欠ける者や輪を乱すものには容赦ない裁きを与える二面性を持つ。
インド神話モチーフなだけあって、体内には核燃料に匹敵するエネルギー量を持ち、両手に集めてエネルギーで対象を消し去る「クータスタ・キラナ」、両腕のリングを巨大化させて放つ「カマラ・カルマ」、ヨガのポーズで発生させた虹色の障壁「サマディ・シャンティ」はヨガを究め、その力を会得したものでなければ破る事は不可能。
必殺技はそれぞれ「不変の光線」、「業の蓮」、「平和三昧」の意味。リングを武器にするという設定はヴィシュヌ神の要素だと思われる。
アキレウスモン
世代 | 究極体 |
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種族 | 獣人型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | アネモダルメノス、アステロイディス、ロンヒ・アディスタクト |
古代ギリシャの戦士に似たクロヒョウのようなデジモン。クロヒョウとギリシャの英雄アキレスの組み合わせはさながらサイボーグ009のミュートスサイボーグ・アキレスを連想させる。
ランナモンの究極体であると推測される。
おそらくは陸上競技がモチーフと思われ、ウィルス種でありながら常に鍛錬を欠かさない心技体に優れた勇者で、古今東西あらゆる競技に優れており、明確な弱点は存在しないと言われる(アキレスといえば踵が弱いという逸話で有名だが、公式設定での言及はない)。
哪吒の風火二輪を思わせる脚部に配置された盾は神話のアキレスよろしく、高速移動を齎すブースターであり、残像を発生させる「アネモダルメノス」(ギリシャ語で「強風」の意)で敵を翻弄し、神速の蹴り技「アステロイディス」(ギリシャ語で「星型」の意)、槍を投擲して敵のデジコアを貫く「ロンヒ・アディスタクト」(ギリシャ語で「冷酷なる槍」の意味)を必殺技に持つ。