怪人開発部の黒井津さん
かいじんかいはつぶのくろいつさん
『無敵のヒーローを倒す、かんたんなお仕事ですッ！』
『この世に正義がある限り、悪もまた存在する。
その正義と悪が対峙する限り、人知れず戦うものがいた…』
概要
フレックスコミックスが運営するWebコミック誌『COMICメテオ』にて発表されている。
作者は水崎弘明。
元々は2019年4月に読みきりとして発表されたもので、その後2020年10月に連載に移行した。
既刊4巻。（2022年2月現在）
悪の組織『秘密結社アガスティア』が、怪人の開発にいそしむひとりの女性の哀愁をコメディタッチで描く。
登場人物
作中の組織
主人公の黒井津燈香が籍を置く組織。
アガスティアのライバル（?）的存在のひとつに当たる組織。
■ダークゾーン
6年前に闘星戦隊メテオールによって壊滅された悪の組織。
秘匿主義で、そのテクノロジーは現在も不明。
■Zet Arc
アニメオリジナルの悪の組織。
予算も技術もアガスティアより上で、アジア圏進出のためにアガスティアに合併を迫る。
最初は口頭での取り引きを仕掛けたが、検討する期限を設けると仄めかしながら実力行使するなど、かなり強引な手段も辞さない。
傘下の怪人を機械に組み込み個性を消して統一化しており、自分達以外を徹底的に見下しているなど、「悪の組織」としての立ち位置は本物。
しかし、その強引さとリサーチ不足が仇となり、日本全国のヒーローと悪の組織をまとめて敵に回してしまう。
■正義運営協会
三修満が会長を務めている協会。
魔法少女ピリアマギアが所属している。
温泉旅館葛の葉周辺地域で活動している零細ヒーロー集団。
■闘星戦隊メテオール
本作の6年前に活躍した4人組の公認ヒーロー。
悪の組織ダークゾーンを壊滅させ、現在は解散している。
アニメ第9話のBパートに登場する小料理屋と、その客達。
こちらもアニメオリジナルで、上記の水木や松山もバイトしている。
この話自体が原作にはないアニメオリジナルの話であり、客の正体は引退したヒーローや悪の組織の構成員（本家特撮作品のパロディキャラ）。
アニメ
Quadの手によってアニメ化されている。
2022年冬アニメとして朝日放送や名古屋テレビをはじめとするテレビ朝日系列局（「ANiMAZiNG!!!」枠）に加えてBS11、AT-Xにて放送された。
またdアニメストアやひかりTV（いずれもNTTグループの配信サービス）、AmazonPrimeVideo、ABEMA、TERASA（朝日新聞とKDDIによる動画配信サービス）などで動画配信を実施している。
主題歌
OP曲『Special force』
ED曲『曖昧あいでんてぃてぃ』（応援Ver.）
ED曲『Destiny』（ヒーローVer.）
アーティスト：メイビーME / 作詞・作曲：Ryoko・菊池諒 / 編曲：Ryoko・豊田健甫
挿入歌『ミラクルステップ』
スタッフ
| 原作 | 水崎弘明 |
|---|---|
| 監督 | 斎藤久 |
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
| キャラクターデザイン | 森前和也 |
| サブキャラクターデザイン | 新谷真昼 |
| レジェンド＆ローカルヒーロープロデュース | 鈴村展弘 |
| ヒーローキャプテン | まさひろ山根 |
| ローカルヒーローキャプテン | 鷲北恭太 |
| ヒーローデザイン | まさひろ山根 / ことぶきつかさ |
| 怪人デザイン | 森木靖泰 |
| 衣装デザイン | 監物ケビン雄太 |
| 美術監督 | 甲斐政俊 |
| 美術設定 | 赤樹壱磨 |
| 色彩設計 | ながさか暁 |
| 撮影監督 | 今泉秀樹 |
| 3DCG | 渡辺哲也 |
| 編集 | 木村祥明 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| 音楽 | manzo |
| 音楽制作 | CREST |
| アニメーション制作 | Quad |
| 「怪人開発部の黒井津さん」製作委員会 | ABCアニメーション / ABCフロンティア / MAGNET / BS11 / フレックスコミックス / メ〜テレ / CREST |
| ローカルヒーロー協力 | 茨城元気計画 / 株式会社ヤツルギ魂 / 毘プロダクション / ネイガープロジェクト / 株式会社悪の秘密結社 / Kant project / 江戸川区商店街連合会 / キャラクター創作オフィス WoM・BoX / トシマッハプロジェクト / DHARURISER PLANNING / 武蔵プロジェクト・チームアルカディア / 8 STAR FILM / 株式会社ネクストヒーローズ沖縄 / HARU PRO |
