アルミラージ(ドラゴンクエスト)
「いっかくうさぎ」の上位種にあたる。額に角があり、紫色の毛皮を持つウサギのモンスター。
初出はDQ3。「いざないの洞窟」、またはその先のロマリアに出現する。
集団で登場しラリホーの呪文を唱えて眠らせてくるため、ハメを食らって全滅する恐れがある。
DQ5にも登場するがこちらはラリホーは使わず、突進や気合ためからの攻撃などの物理攻撃のみ。
アルミラージ(伝承)
だいたいあってる画像で代用中。
イスラームの詩に登場するウサギの姿をした神獣。インド洋に浮かぶ島のひとつに棲息するとされる。
普通のウサギよりやや大きめで黄色の体毛に覆われ、額には黒い螺旋状の角がある。
愛くるしい外見に反して非常に獰猛な肉食獣で、自身より大きな獣や人間すらも襲う。
魔術に長けた者だけが獰猛なアルミラージを手なづけられるとされ、島の住民は魔女に駆逐を依頼したという。詳細はこちらの記事も参照されたし。
その他の作品
アルミラージ(ソード・ワールド2.0)
サプリメント「カルディアグレイス」にデータ収録。幻獣系。
伝承通り獰猛な肉食獣であり、低レベルながら「全力攻撃」でダメージを高めてくるため油断は出来ない。
相手を油断させる精神効果属性の特殊能力「愛くるしい瞳」を持ち、敵の命中力を下げる。
アルミラージ(ドラゴンコレクション)
アルミラージ(ダンまち)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかに登場する、白い身体に赤い眼をしたウサギ型の魔物。
迷宮中層(13階層)に降りたベル達の前に一匹(アニメでは三匹)が現れ、アルミラージの姿を見たリリとヴェルフは、白髪赤眼のベルを連想して上記のような冗談を口にしていた。
愛らしい見た目に反して狂暴で、手斧を武器に切りかかってくる(移動時は手斧を口に咥えて四足で獲物を追跡する)
一体一体の耐久力は低く、数が少ないうちは捌けない相手ではないが、ヘルハウンドなどの別の魔物と共に数の暴力で冒険者達を消耗させるため、中層以降を危険たらしめる魔物の一種である。
アルミラージの集団で囲まれたベル一行は、同じく襲撃を受けていたカシマ・桜花達タケミカヅチ・ファミリアのパーティから怪物進呈(パス・パレード)(自分たちが逃げるための囮にされる行為)を受けて18階層への避難を余儀なくされた。
この件への贖罪からヤマト・命はヘスティア・ファミリアに1年限定で入団することを決意した。
また、第18層のリヴィラの街の一件でヘスティアがモルド・ラトローらに拉致された際、リリが変身魔法(シンダー・エラ)を使ってアルミラージに変身。
ヘスティアに近づき、拘束を解いて救出することに成功している。
後に異端児(ゼノス)の一体にアルミラージのアルルが登場。ベルに好意を持っている。
…ベルはやっぱりウサギ扱いかい!
アルミラージ(モンスターストライク)
かなりの初期から登場しているプレミアムガチャの星4モンスター。
星4モンスターな上に、相当初期のキャラなのでハズレ枠の扱い。その上イラストもかなり低クオリティ。
進化させてもアビリティが全く無く、友情コンボもこいつが持つショボい拡散弾EL3なので使い道が無かった。
しかし、そんな大ハズレポジションなのに何故か後に神化が追加された。アマテラスやシヴァのように名前負けしてるどころか名前の時点で弱そうなのに異例である。
だがそんな神化も強いとは言えない。ステータスが若干良くなってるぐらいで、アビリティには使い道が少ない妖精キラーLが追加されただけ。友情コンボもメインは拡散弾ELで変わりはなく、副友情コンボは他の友情を誘発出来る白爆発Mになってるぐらい。
この為基本的には使われる事はまず無かった…のだが、2019年10月24日にまさかまさかの上方修正が決定。この手のモンスターが上方修正されるのはアルミラージが唯一。
アビ無しだった進化形態にはアンチブロックと魔法陣ブーストのアビリティが追加。更に友情コンボも超強ブレスに変更された。
神化形態にはアビリティに超アンチ重力バリアが追加され、友情コンボもサポート可能な加速に変更される…と、前よりは結構使いやすくなった(それでも使用率は低いのだが…)。
また、この手の大ハズレポジションでは唯一アニメにも1話限りながら出演した事もある。初期キャラの中では結構優遇されている方であろう。
関連タグ
ドラゴンクエストシリーズのモンスター一覧(DQモンスター) DQモンスター・獣系
ジャッカロープ - アメリカの角ウサギ