データ
フィールド中の鉱石データをまとい、強力な防御力を持つ鉱石型のデジモン。やんちゃで陽気な性格で、まるでガキ大将のように世代の低いデジモンを引き連れて、システム内を跳ね回る元気者。少々わがままなところもあり、一旦怒ると火山の噴火の様な激しさで暴れ回り、手がつけられなくなる。発生場所や条件によって、表出する鉱石データが変化し、様々な進化の可能性を秘めている。必殺技は、超硬度の鉱石を頭頂より射出する『アングリーロック』。
■X抗体によるゴツモンのデジコアへの影響
フィールド中にある鉱石データをまとう能力が向上し、より重厚な体と防御力を手に入れた。その体から放つ重い一撃も当然パワーアップしているが、怒った時の我武者羅な体当り『レイジロック』は成長期でありながら侮れない破壊力を持っている。
アニメ作品におけるゴツモン
デジモンアドベンチャー
第33話に登場。
ヴァンデモンの手下だが、軍団の目的にあまり興味を持っておらず命令を無視してパンプモンと共に渋谷で遊んでいた。
敵である選ばれし子供たちと遭遇しても戦わず、一緒に遊ぼうとと持ちかけたが、それがヴァンデモンの怒りを買ってしまう結果に…。
最期はヤマト達を庇ってヴァンデモンのナイトレイドの餌食となり、パンプモン共々喰い殺されてしまった。
デジモンアドベンチャー02
メキシコの選ばれし子供・チチョスのパートナーデジモンとして登場。
モノクロモンに進化可能。
なお、このゴツモンにも主人公達のデジモン同様に進化のバンクシーンがあり、「進化!」の部分がスペイン語になっている。一応日本語は片言ながら一部喋れるらしく、チチョスがワームモンに邪険にした際には「ゴメンナサイ」と言っていた(『モノクロモン!』部分も日本語発音だった)。
また、ヤマト達は渋谷に再来し前作出会った個体とパンプモンの事を思い返しその死を惜しんでいた。
デジモンフロンティア
第10話、第44話に登場。
十闘士に憧れる個体がおり、光のスピリッツを持つ源輝二と友情を結び、ガルムモンのスピリットを託す。44話のロードナイトモンとの戦闘でインセキモンに進化、ロイヤルナイツ軍団を撃破する。
デジモンセイバーズ
CV:前田健
「イクトのせいです…!」(転生前)
「ゴツモンですけど、何か?」(転生後)
メルクリモンの部下として登場し、ヤンマモンに乗って大門大達の前に度々現れた。人間への不信感は並のデジモンよりも強く同じくメルクリモンの部下であるイクトですら邪険にしており、侵攻の折には殺害を考えたほど。メルクリモンの側近だけあって、戦闘力は意外に高く、アングリーロックの最大火力はサンフラウモンとガオガモンの同時攻撃では破壊できず、ライズグレイモンのトライデントリボルバーでようやく破壊できたほど。
第23話ではインセキモンに進化し、完全体達を相手に互角に戦うほどの実力をみせたが、ライズグレイモンによってデジタマに戻る。
第40話では記憶を失いながらも生まれ変わって登場。慇懃無礼な喋り方は変わっていないが、大分裏表は薄れ大達にも幾らか協力的となっていた。記憶は僅かながら残っている部分もあるらしく、大やアグモンに再会した際には『大門オサル』と『アホモン』呼ばわりしていたが、やがて大の言葉に感化されるようになる。
全ての戦いが終わった後は湯島やカメモンと仲良くなったらしく、温泉を楽しんだ後にDATSメンバーのパートナーと共にデジタルワールドに帰っていった。
前田健氏の声優初挑戦作であり、これが後にプリキュアシリーズの縁に繋がった模様。
デジモンクロスウォーズ
第7~8話に登場。
マグマゾーンの住民であり、バグラ帝国のデジモンから同じ住民であるベアモンやパンプモンと共にに捕虜として強制労働をさせられていた。
東北弁を喋る。
デジモンアドベンチャー:
第32、33、37話で複数体登場。37話ではゴグマモンによって鉱山で強制労働をさせられていた所をミミたちに助けられた。
デジモンゴーストゲーム
現在の所登場はしていないが、第32話にてガンマモンの友達として名前が挙げられている。
彼と公園で遊ぶ約束していたがすっぽかしてしまい、後日追及されたが公園に行くよう指を刺した。ただ、何かおかしな様子で…。
進化ルートの一例
主に岩山や砂漠に生息する恐竜系や鉱物系等の厳つい外見のデジモンに進化することが多い。
ゴツモンルート
スナモン→ゴロモン→ゴツモン→アイスモン→インセキモン→バンチョーゴーレモン
モノクロモンルート
スナモン→ゴロモン→ゴツモン→モノクロモン→トリケラモンorヴァーミリモン
ミノタルモンルート
スナモン→ゴロモン→ゴツモン→ミノタルモン
ツチダルモンルート
スナモン→ゴロモン→ゴツモン→ツチダルモン
アイスモンやインセキモン、そしてヴァーミリモン等と言った色が変わっただけにしか見えない進化が多いのが特徴となっている。淑乃にすらインセキモンを色違い呼ばわりされている。