「この世を我らの望む漆黒の楽園へ…
ひとつ…またひとつ 闇に沈めてまいろうぞ」
プロフィール
性別 | 女性 |
---|---|
年齢 | 1000歳以上※ |
誕生日 | 11月16日 |
身長 | 162cm(現代) / 158cm(過去) |
体重 | 49kg(現代) / 51cm(過去) |
声優 | 能登麻美子(現代) / 根谷美智子(過去) |
※ただし肉体の年齢と寿命は依り代に依存する。
概要
取り憑いた人間(依り代)の寿命しか生きられない代わりに、羽衣狐本体(魂?)が健在ならば再憑依を行うことで転生・復活を繰り返すことが可能。転生するたびに尻尾の数が増え、妖力も増大していく。人間社会に潜伏し、時には政への介入を行い、怨念を吸収しながら力を蓄えていた。彼女の目的は、闇の世界(妖怪上位世界)の樹立と、その象徴となる「子」を産み出すことにある。
余興を好むサディスティックな自信家であり、自ら戦場に立ることも多い。敵対する妖怪や陰陽師は容赦なく叩き伏せるが、配下の妖怪には笑顔で接するなど、寛容で情のある一面を持ち合わせている。特に狂骨のことは特別可愛がっている。
奴良組とは四百年に及ぶ因縁を持つ存在であり、ぬらりひょん・奴良鯉伴・奴良リクオは三代続けて羽衣狐と関わることとなる。モデルは、安倍晴明の母とされる妖狐・葛の葉。羽衣狐は悪の葛の葉と言うべきキャラクターである。
過去編と現代編で容姿が異なり、本編でも二次創作でも後者が「羽衣狐」という印象が強い。pixivにおいても九割以上が現代編の姿で描かれている。
過去編
江戸時代・慶長年間では、豊臣秀吉の側室・淀殿に憑依していた。当時の尾の数は八。女子供の生き肝を喰らうことで妖力の増幅を図り、特殊な能力を持つ若く美しい姫達を配下に命じて集めさせる。
珱姫の救出に現れた奴良組総大将・ぬらりひょんと交戦。八尾による圧倒的な猛攻でぬらりひょんを苦しめるが、一瞬の隙を突かれ妖刀「祢々切丸」の斬撃を受けてしまい、蓄えていた妖力が流出。十三代目花開院秀元の介入もあり、最終的にぬらりひょんに敗北する。
淀殿死亡のタイミングが史実と異なるが、上記の出来事は歴史上から隠蔽されたという設定。
現代編
約四百年の時を経た現代では、美しい女子高生に憑依。尾の数は九、つまり九尾の狐に成長している。漆黒のセーラー服とストッキングに身を包み、黒髪ロングにハイライトのない瞳と、徹底的に「黒」のイメージカラーで描かれている。一見するとスレンダーだが、着痩せするタイプらしく実は巨乳。
しょうけらには「闇の聖母(マリア)」、狂骨には「お姉様」と呼ばれている。女性同士でのキスシーン(生贄の生き肝を喰らうという猟奇的な行為であるが…)など、百合を匂わす描写が多々ある。
長年の宿願を果たすべく、強力な百鬼夜行を率いて現代の京都を蹂躙してゆく。
能力・武器
強靭な尾による攻防一体の戦闘スタイル。尾には敵意に反応するという特性が備わっており、反応速度が高い。黒田坊を鬼纏したリクオを上回る攻防力で、圧倒的な強さを見せつけた。
四百年前に計画を邪魔された怨みから、花開院家と奴良家に呪いをかけていたり、戦闘中に宙に浮かぶなどしているため、妖術の類も複数行使可能と思われる。
また、下記の専用装備を華麗に使いこなす。
「 二尾の鉄扇 」
質量を無視して瞬時に伸縮する鉄扇。平家にいた頃に入手したもの。痛烈な打撃武器にも強固な盾にもなる攻防兼用の装備であり、鬼纏をも叩き落した。
「 三尾の太刀 」
煌びやかな装飾が施された刀。二尾の鉄扇と併用する。
「 四尾の槍 "虎退治" 」
リクオの動きを封じるために使用された十字槍。名称は加藤清正がモチーフか。
一尾・五尾・六尾・七尾・八尾・九尾に対応する装備は本編未使用につき詳細不明。
関連イラスト
関連タグ
ぬらりひょんの孫 ぬら孫 京妖怪 妖狐 九尾の狐 妾の武器は108尾まであるぞ はごろもっぱい
キャラクター