せっかくの海、楽しまなくてはな!
プロフィール
真名 | スカサハ |
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クラス | アサシン |
性別 | 女性 |
身長 | 168cm |
体重 | 55kg |
出典 | ケルト神話 |
地域 | アイルランド |
属性 | 中立・善・星 |
好きなもの | 泳ぐこと |
嫌いなもの | 男性の邪な視線 |
設定担当 | 桜井光 |
ILLUST | こやまひろかず |
CV | 能登麻美子 |
概要
『Fate/GrandOrder』2016年水着イベント『夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer』に登場するアサシンクラスのスカサハ。レアリティは☆4。
今イベントにおける配布サーヴァントであり、イベント第一部『カルデアサマーメモリー』をクリアする事で期間限定加入し、第二部『カルデアヒートオデッセイ』をクリアすれば正式加入する。
なお霊基再臨に必要な「鈴鳴りの枝」は第一部クリア後にアイテム交換で入手できる。
人物
異境・魔境「影の国」の女王であり、勇士の師であるスカサハその人―――なのだが今回環境に適応すると称して自分と周囲の女性サーヴァント数騎を水着姿に変えるという暴挙に出た。
結果はご覧の有りサマーっぷりである。
たまにはこういうのもいいだろう、とはスカサハ本人の談。
「せっかくの海、楽しまなくてはな」
これがアサシン・スカサハの基本姿勢である。マスターに対しても、できる限り楽しめる時に楽しめと思っているようではあるが……
そのはっちゃけぶりは彼女の弟子が呆れ交じりに「何だかんだ言って、彼女が一番楽しんでいる」という旨の発言をした後、今の彼女には近づかないと終始距離を取っていた事実からも推して知るべしである。
帰還直前マスターに自分の水着姿をどう思っているかを尋ね(「似合ってる」「綺麗」の二択、どのみち褒める事に変わりはない)直後あろうことか霊基の弄り方を忘れたため、この先ずっと水着でいると言う嬉しいカミングアウトをかましてくれる。サーヴァントは確かに風邪を引かないが、他の水着サーヴァントもとばっちりでサマー仕様のままらしい。マシュはデミサーヴァント故の特別仕様なのか、霊衣という形で格納されるに至った。
ちなみに、この水着霊基への改造はカルデア内で人気を博したようで、毎年夏になると水着霊基への改造をお願いしてくるサーヴァントも一定数いる模様。挙句の果てにはスカサハの興味本位で強制的に水着霊基へと改造された被害者も出たとか。
あと水着霊基から通常霊基への変換は可能なことが後で発覚している。後の祭りではあるが。
能力
主武装はそのまま槍。だが何故か三節棍のように変形する特別仕様になっている。
さらに弓矢や剣も使用しており、暗殺者とは一体…な武芸者ぶりを見せる。
またルーン魔術を今回の無人島開拓で縦横無尽に使いこなしており、材料と設計図さえ用意すれば大抵のものを匠の術技でクラフトしている。
凄いなルーン魔術。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | C | C | A+ | C | D | A+ |
保有スキル
気配遮断(E) | アサシンのクラススキル。自身の気配を消す能力。強引なクラスチェンジのせいか、それとも隠しても隠しきれない色香のせいか、ランクはかなり低い。 |
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ビーチクライシス(A+) | 夏の浜辺にて「どれだけ衆目を“集めてしまうか”」という度合いであり、気配遮断とはある意味真逆のスキル。「ビーチの花」としてどこまで羨望を集められるかを示す『ビーチフラワー』と違い、そこにいるだけで強制的に注目を集めてしまう。そこには憧れや情愛のみならず嫉妬の眼差しさえも含まれる。ランクA+のスカサハが水着姿でビーチに繰り出すだけで、そこは一転して危険地帯と化してしまう。 |
原初のルーン(海)(A) | 北欧神話の魔術文字「ルーン」、その中でも神代に用いられたもっとも原形に近いものを操ることが出来る。今回は水着仕様という事で、手首に巻いたルーンの腕輪は、海・水に特化されている。 |
真夏のあやまち(C) | 遊興もたまには悪くない───そう思ってしまったスカサハは、手加減という名のリミッターを失いかねない。 |
宝具
蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)
- ランク:B+
- 種別:対人・対軍宝具
- レンジ:5〜40
- 最大補足:1〜50人
「ちょっぴり本気だ……!」
「影の国へ連れて行こう――『蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)』!!」
真名はランサー時のものと同じ。対象の命を奪う。
ただしそこへ至るためのプロセスが異なっており、なんと槍をオーバーヘッドキックで蹴り飛ばす。
これぞ、多くの勇士を驚嘆させた噂に名高き蹴りボルクである。
戦士の心を(物理的に)射止めるサマー・スコールという事でひとつ。
なお原典でのクー・フーリンは足を使って魔槍を投擲していたとも言われているため、用法としてはむしろ原作再現度が増したとさえ言える。
蹴り出された魔槍は伝承にあるように、三十とも四十とも数え切れぬ“死を呼ぶ鏃”となって敵陣に降り注ぐ。
ゲーム上では種類はQuick、効果は【敵全体に強力な攻撃&低確率で即死〈オーバーチャージで確率アップ〉】。
ゲーム上での性能
ステータスはHP11,000超・ATK9,000超と、かなりバランスのとれた攻撃型。
ステンノとカーミラを足して二で割ったようなHP/ATKのバランスだが奇しくも「美女」で「(ビーチの)女神」で「男女問わず釘づけにする」というキャラ的な意味でも足して2で割られた感じに……
《Quick:3/Arts:1/Buster:1》と同じ配布アサシンの両儀式と違い、典型的なアサシン型のカード配分となっている。
ただ良質な基礎ステータスの割にどの攻撃も3hitでカードごとの性能もどれも割と平凡。
本来のランサーの時のようにどれかのカードが飛び抜けた性能を持っているわけではないため、宝具開放に必要なNPのチャージもアサシンQuick型として平均的である。
「気配遮断」もランクが低く宝具抜きではスター生産力も他の上位アサシンと比較して後れを取りがちではある。
スキルは自身に1ターンターゲット集中状態とクリティカル威力UPを付与する「ビーチクライシス(A+)」、味方一人にHP回復とダメージカット1ターン分を付与する「原初のルーン(海)(A)」、自身に1ターンのQuick強化と無敵貫通状態を付与する「真夏のあやまち(C)」とこれまたクセのあるレパートリーとなった。
特に「ビーチクライシス」の使い処が難しく、手持ちスキルに無敵or回避付与が無く「原初のルーン(海)」はダメージカットなので、場合によってはうっかり死んでしまう可能性があるため、クリティカルを狙った攻撃的な運用の方が活きやすい場合がある。
ただ残り2つはどちらも優秀で、特に「真夏のあやまち」のQuick倍率は☆5のときと寸分同じなため、宝具に合わせることでで強烈な威力を発揮する。
宝具は上述通り。
アサシンクラスでは少数派な全体攻撃宝具。即死確率は低いので当たればラッキー程度に考えよう。
オーバーチャージで強化したり式のスキル「直死の魔眼」で即死率を底上げすればある程度決まりやすくなる。
ただ素殴りではスター生成能力は低いものの宝具はQ属性の全体多段ヒットなので「真夏のあやまち」によるバフをかければ30~40個くらい星を出してくれる。Qチェインを組めれば50個にも届く。
総括するとクセこそあるもののアタッカーとディフェンダーを兼任可能なマルチファイターであり、戦況を読みながらスキルを生かしていくことで真価を発揮するテクニカルなサーヴァントといえる。
特に様々なクラスが入り乱れる乱戦状態でその実力は輝いていく。
概念礼装はベタに初期NP獲得系やスター獲得やCT威力に関連するものがセオリーだろう。
いっそカードと宝具の両面を強化できる“Quick性能UP”を軸に選ぶのもアリ。
キャプテン・スカサハ特別指導
アドバンスクエストの第7弾で追加されたクエストで、挑戦条件は「第七特異点 絶対魔獣戦線バビロニア」のクリア。
3ターンの「特訓ターン」では決められた攻撃を行うとNP増加と宝具威力アップが付与され、その後の宝具耐性が下がる「試験ターン」に宝具でダメージを与えるという流れ。
なお、スリップダメージ系のバステと豚化は無効化されるので、これらに頼った戦法は使えない。
倒すにはガッツ3回を削りきる必要があるのだが、ガッツが発動する毎に耐性が上がっていくため、ある程度の長期戦が強いられる。だが、ここでアサシンゆえにチャージゲージが短い事と宝具が全体攻撃かつ即死効果持ちという点が問題となり、受けるのが難しい宝具を2~3回は凌ぐ必要がある。
そのため、イベントの高難易度クエストや難関ボスに比べれば易しいものの、アドバンスクエストの中では比較的難易度の高いものとなっている。