概要
POWER OF THE ELEMENTSから収録されたテーマ。
ヴィサス=スタフロストを中心とした新世壊のシナリオで二番目のストーリーにあたる。ヴィサス=スタフロストに関連するストーリーテーマのため、魔法・罠にはサーチ先や発動条件にヴィサスが含まれている。
主戦術は墓地で発動する効果による融合魔法を使わない融合召喚と、それを行うための墓地肥やし。
効果を発動したモンスターを必ず素材に組み込む必要があるものの、融合素材はデッキの一番下に戻るので息切れしにくいのも強み。
融合先及び融合前後の制約が無いので、一部のテーマを、あるいは一部のティアラメンツを出張させる事で別テーマの融合モンスターや別の召喚法のモンスターを呼び出す事も出来る。
全員が効果で墓地にカードを送り込む効果を持っているので、それらに連鎖して融合召喚を繰り返す事が出来る。
属性は闇属性・水族が主体だが、例外としてティアラメンツ・レイノハートが水属性・戦士族、ティアラメンツ・ルルカロスが水属性、ティアラメンツ・カレイドハートが悪魔族となっている。
メインデッキ内の水族の墓地肥やし枚数が軒並み3枚という数字だったことから、情報公開時にはドラゴンメイド・ラドリーを思い浮かべた人も多かった。
特にメイルゥは効果テキストが途中まで完全に一致しているため、無理もないと言ったところだろう。
テーマとしては登場当初から環境クラスではあったが、それ以上に同期のスプライトが強すぎたため、烙印融合と合わせた型で2,3番手となるまでではあった。
しかし翌月末に登場した現世と冥界の逆転関連テーマの墓地肥やしギミックと非常に相性が良かったため、それらと組み合わせた【イシズティアラメンツ】が環境トップデッキとなった。
5ヶ月後に主要パーツ共々規制されており、内容もイシズ関連から制限カード3枚、ティアラメンツからも制限カード1枚、準制限カード1枚という凄まじい枚数の規制がかかった。
だがそれでも【クシャトリラ】との混成ギミックで再び環境トップに咲いた為。翌年の2023年にて禁止カード1枚、制限カード2枚とさらに厳しい規制がかかった。
カードテキスト
メインデッキの水族
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(固有の発動条件や処理を行った後に)
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。融合モンスターカードによって決められた、
墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。