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概要

属するモンスターは全てレベル・ランク・リンク2の雷族で統一されており、闇属性炎属性が存在する。

カードイラストにアルギロシステムが描かれている事からアルバスの落胤のストーリーに関するテーマであり、キットが向かったセリオンズに繋がる話となる。

色とりどりののように迸るエネルギーが人型になったような姿を持つ。

服飾などは現代的であり、宇宙服やジェットエンジン、スペースシャトルや人工衛星、果てはUFOなど、宇宙を思わせる意匠が盛り込まれているのが特徴的。

レベル2とランク2orリンク2がいたらチェーンブロックを組まない特殊召喚、効果のコストにレベル2、ランク2、リンク2を要求、発動後にレベル2、ランク2、リンク2以外の特殊召喚が出来なくなる制約など、「2」に関する効果が多いのが特徴。

雷族でありながら超雷龍-サンダー・ドラゴンの召喚条件を満たすことはできないが、餅カエルを始めとした質の高い妨害を多く安定して立てられる圧倒的な展開力、10枚以上の手札誘発を簡単に入れられるデッキスロットの余裕、そして多少の妨害をものともしない手札誘発耐性から、これまで群雄割拠だった対戦環境がスプライト1強の環境へと塗り替えられてしまう程の非常に強力なテーマとなっている。

2022年7月の制限改定で餅カエルや、リンク2であることから、レベル2チューナーをリクルートしてギガンティック・スプライトに繋げるなどの役割を持っていた水晶機巧-ハリファイバーが禁止カードに指定されて以降もカードパワーは衰えず、絶えず環境に名を連ねている。

登場後2回目のリミットレギュレーションにてようやくテーマ内から制限カードが2枚、主要展開パーツの鬼ガエルが制限、そして先攻展開に使われたユニオンキャリアーが禁止カードとなっている。

だが、それでも、その高い展開力と拡張性の幅の広さは健在であり、スプライトと他カテゴリとの混合構築デッキが活躍したことも影響し、登場後4回目のリミットレギュレーションでは、テーマ内から禁止カードが1枚、制限カードが1枚増えてしまい、2022年に産まれた暴れたテーマとしてはビーステッド以上にテーマ単体でのデッキ構築が困難になってしまっている。

(なお、主要展開パーツの鬼ガエルは、登場後3回目のリミットレギュレーションで準制限カードに緩和、さらに登場後4回目のリミットレギュレーションで制限解除されている)。

スプライトとは妖精の一種。もちろん同名の炭酸飲料とは関係ない。

…もっとも知名度のせいで何かと結びつけられるのはお約束と言えるだろう。故に「炭酸」という直球な仇名がつけられた。そして、餅カエルは炭酸をキメ過ぎた結果禁止カードになってしまった。

なお、Twitterでの大会結果報告など少ない文字数で書きたい時や単なるヤジのような言い回しであれば使う事はあるが、普通に口頭で言う場合は元の名前で良いので、意外と使う機会は限られる仇名である。

更には元ネタのスプライト現象は、マクドナルド天文台で観測されていたりする。

カードテキスト

(1)は闇属性はランク2を、炎属性はリンク2を指定している。

メインデッキのモンスター

このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドにレベル2または(ランク2orリンク2)のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

(2):(固有効果)

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