概要
『POWER OF THE ELEMENTS』で登場した闇属性・雷族の下級モンスター。
スプライトに属しており、固有効果はレベル2・ランク2・リンク2モンスターのパンプアップ。
外見は「ピクシーズ」の名の通り小型のモンスターが複数のアームが付いたUFOのような装置に搭乗している。
カードテキスト
効果モンスター
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル2かランク2のモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):他の自分のレベル2・ランク2・リンク2のモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、
その相手モンスターの攻撃力分アップする。
解説
(1)は闇属性の下級スプライトが持つ共通効果、詳細はスプライト・ブルーを参照。
(2)は自分のレベル2・ランク2・リンク2モンスターが戦闘を行うダメージ計算時、手札・フィールドのこのカードをリリースすることでそのモンスターの攻撃力を相手モンスターの攻撃力分パンプアップする効果。ぶっちゃけオネスト。
基本的に低攻撃力のモンスターが多くなる【スプライト】では戦闘補助として優秀で、究極至高のハヤブサやイグニスの到達点など完全耐性を持った高打点モンスターを突破することが出来る。
同カテゴリ内ではリンクモンスターを素材にして攻撃力が3200となったギガンティック・スプライトやスプライト・ガンマ・バーストと併用することで一気に勝負を決められる。スプライト以外では2回攻撃が可能なダイガスタ・フェニクスも好相性。
その他、「手札で雷族モンスターの効果が発動する」為フィールドの雷族モンスターを超雷龍-サンダー・ドラゴンに置換できる。ただし、ギガンティック・スプライトやスプライト・スターターの制限下では特殊召喚出来ないので注意。
余談
名前の由来はイングランド南西部辺りの民間伝承を起源とする妖精「ピクシー(Pixie)」と超高層雷放電の一種「妖精型スプライト」と思われる。
その名の通り形状が妖精のようだったためこう名付けられ、主に日本海側で観測される。
ちなみにスプライトモンスターの装飾品には十二星座のシンボルマークが描かれており、このモンスターの場合は三体のモンスターが搭乗している装置の各所にみずがめ座のシンボルとハートを組み合わせたマークが確認できる。