概要
『POWER OF THE ELEMENTS』で登場した速攻魔法。
「スプライト」モンスター1体をリクルートし、その元々の攻撃力分のライフポイントを失う効果を持つ。
【スプライト】の環境での活躍を受けて2022年10月1日のリミットレギュレーションで制限カードに指定された。
後にマスターデュエルにも最高レアリティのURで実装、上記の事情を見越してか準制限カードでの実装となった。
カードテキスト
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「スプライト」モンスター1体を特殊召喚し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。
解説
「スプライト」モンスター1体をデッキから特殊召喚し、その元々の攻撃力分のライフポイントを失う効果を持つ。
速攻魔法故に相手ターンでも発動できる点が強みで、自分ターンは展開に繋がるスプライト・ブルーを相手ターンは妨害効果を持つスプライト・レッドやスプライト・キャロットをリクルートするのが基本となる。
その他にも、スプライト・ブルーをリクルートしてオネスト効果を内蔵しているスプライト・ピクシーズをサーチして戦闘補助を行うと言った戦術も可能。
リクルート先によって失うライフ
カード名 | 元々の攻撃力 |
---|---|
スプライト・キャロット | 1000 |
スプライト・ブルー | 1100 |
スプライト・レッド | 1200 |
スプライト・ジェット | 1300 |
スプライト・ピクシーズ | 1400 |
原作・アニメにおいて
遊戯王OCGストラクチャーズの「ストロング十九vsサイキック天道」戦で天道が使用。
スプライト・ブルーをリクルートし、1100のライフポイントを失った。
余談
名前の由来は、超高層雷放電の一種である「ブルースターター」と思われる。
成層圏下部で見られる発光現象であり、成層圏上部付近で見られる放電現象「ブルージェット」に先立って現れることがある。
ちなみに、このカードとスプライト・ブルー、スプライト・ジェットは相互にサーチ可能で、これらの内どれか1枚でもあれば全ての「スプライト」モンスターをサーチできる。【スプライト】自体のデッキパワーの強さに加えてこれらのカードの存在が手札誘発の貫通力を底上げしており、上記の厳しい制限にはこうした事情もあると思われる。