概要
『POWER OF THE ELEMENTS』で登場した炎属性・雷族の下級モンスター。
スプライトに属しており、固有効果はモンスター効果に対するパーミッション。
頭の放電部分がさながらツインテールのようになっており、他のスプライトモンスターと比較するとやや幼い印象を受ける。
AIによる擬人化作品では、見事にメスガキ化しており、環境だけならず決闘者の性癖まで破壊している。
カードテキスト
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル2またはリンク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、
このカード以外の自分フィールドのレベル2・ランク2・リンク2のモンスター1体をリリースして発動できる。
その効果を無効にする。
ランク2またはリンク2のモンスターをリリースして発動した場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
解説
(1)は自分フィールド上にレベル2・リンク2のモンスターが存在する場合手札から特殊召喚できる効果で、同様の効果をスプライト・キャロットも所有している。
これにより召喚権を使うことなく展開することが可能で後述の固有効果の発動に繋がる。
(2)は自身以外のレベル2・ランク2・リンク2モンスターをリリースすることで相手が発動したモンスター効果を無効にする効果で、ランク2・リンク2モンスターをリリースした場合はそのまま破壊することも可能。
リリースする対象が必要ではあるが、【スプライト】はレベル2・ランク2・リンク2モンスターを大量展開することが得意なのでコストの捻出は容易。
一方、効果耐性を持っていないので下級モンスターによる戦闘破壊やこのモンスターでは対応できない魔法・罠カードによる除去には無力。その為、スプライト・ガンマ・バーストやスプライト・ピクシーズで戦闘破壊されにくくする、スプライト・キャロットで魔法・罠カードによる除去から守るなどの工夫は必要。
余談
名前の由来は超高層雷放電の一種である「レッドスプライト」と思われる。
主に中間圏付近で見られる放電現象であり、赤系統の色をしているのが特徴。
ちなみにスプライトモンスターの装飾品には十二星座のシンボルマークが描かれており、このモンスターの場合はヘッドホンや靴におとめ座のマークが見られる。
関連カードではスプライト・ガンマ・バーストでスプライト・ブルーと共にその姿が確認できる。