概要
第11期から始まった、烙印世界に連なるテーマの一つ。大砂海を根城とするトレジャーハンターたちであり、設定によると、その正体はススのようなガス状生命体であり、機械に憑依して活動している。その生態故か、「燃え」の追求とドンパチを繰り広げることに熱を上げている派手好きな集団。
背景ストーリーでは、ドラグマの魔の手から逃げ延びたアルバス一行を敵と勘違いして襲撃をかけた。しかし、彼らがキット作のメカモズを連れていたことで誤解が解け、彼らを新メンバーとして迎え入れるとともに覇蛇大公ゴルゴンダの暴走を協力して鎮圧するなど交流を重ねた。
その後は、烙印を浄化するために相剣師の里を目指すアルバスらとは別行動を取り、ドラグマの「奇跡」を封じる力を探るキットのお供として「鉄の国」へ。主人公一行が裏切りと別れに満ちた陰惨な戦いを繰り広げているのを他所に、コロシアムの機械闘士達と拳闘の末に友情を育んだり目的のエネルギーの源泉をゴーストバスターズしたりと、シリアスな本編の清涼剤として活躍(?)を見せた。
すべてが終結した後は古巣であるゴルゴンダに戻って来たようで、旅立つアルバスとエクレシアを手を振って見送った。
カードテキスト
メインデッキの炎属性・機械族モンスター
(X):このカードが手札・フィールド・墓地に存在する場合、
自分フィールドの「スプリガンズ」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
解説
属するモンスターは、途中加入メンバーであるキットを除き炎属性・機械族で統一されている。
本テーマを扱う上でキーカードとなるのが、フィールド魔法の大砂海ゴールド・ゴルゴンダ。手札一枚をコストにスプリガンズエクシーズモンスターを特殊召喚できる。ただ出すだけではエクシーズ素材を持たないために本領を発揮できないが、メインデッキのスプリガンズたちは手札・フィールド・墓地から自身をX素材として装弾する能力を持っているため、むしろ素材を潤沢に消費した大量展開や破壊が得意分野。
制圧力は高くないため、そういった部分は汎用ランク4やランク8に頼ったり、別の機械に憑依し直してフォローすると良い。
カード一覧
スプリガンズ・キット(闇属性 獣族)
「スプリガンズ」に関する効果を持つカード
その他
余談
公式より公開された設定画では、本体はススでできた体を持つ生命体で、活動のためにミサイルとして射出可能な機械の体を使っている事が明らかになる。この中でスプリガンズ・ロッキーは、母艦であるスプリガンズ・シップからミサイルとして射出、敵地で変形して攻撃を加えながら自身の爆発も加えて大ダメージを与える戦法を取る。また、このロッキーはカラーペイントや装飾品でオシャレをするらしく、見た目が違うとのこと。