曖昧さ回避
『仮面ライダー剣』の腐向けカップリング相川始×剣崎一真⇒カテゴリー腐
概要
属するモンスターは魔法使い族の「○○の相剣師」を除いて全て幻竜族で統一されている。
アルバスの落胤に関するストーリーの関連カードであり、白の聖女エクレシアが実質的にテーマ内モンスターとして活躍できるテーマである。
テーマとしての固有ギミックはシンクロ召喚を主体にしている。
カードテキスト
メインデッキの「相剣○-××」モンスター
このカード名の(1)(X)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(X):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に(~を対象として)発動できる。
(固有効果)。
解説
共通効果はシンクロ素材になった場合の効果だが、このカテゴリ内にはなんとチューナーが存在しない。
その代わりに純鈞以外はレベル4チューナーのトークン(相剣トークン)を産み出せる効果を持つため、場に出た自身と生成したトークンだけでレベル8,10のシンクロ召喚を行うのが基本戦術となる。
展開縛りも「相剣トークンがいる時はEXからはシンクロしか出せない」程度と緩く、相剣や幻竜族以外のシンクロモンスターとも共存可能。
エースモンスターを呼び出す手順が生成能力持ちのモンスターを場に出してトークンを生み出させることだけととてもシンプルであり、これまでのシンクロテーマにありがちな複雑なソリティアが皆無で、目指す展開もほどほどに強力な盤面が作れるので初心者でも扱いやすい。
現在のところアクセルシンクロは一切行わず、反面小粒なレベル調整は苦手であるが、その分必須パーツ数が少なくコンパクトにまとまっているため手札誘発などの妨害用のカードに割く自由枠も作りやすく、天威などの幻竜族テーマと合わせて展開に寄せたデッキにしたり、リンクに寄せた混成構築にすることも可能である。
レベル10のシンクロに非常に長けているテーマであるため、素材縛りのない汎用レベル10シンクロのフルール・ド・バロネスがフルールよりも相剣で活躍し、実質こちらのエースモンスターと化している。
ただしトークンコレクターが致命的なメタカードとして成立するため、環境トップまで上がるとサイドから徹底的に対策されて途端に勝てなくなるデッキでもある。
環境においても目立った活躍を見せたため、関連パーツが規制されたことがある。
マスターデュエルにおいてはサービス開始後に追加されたカード群の一つであり、シングルデュエルの性質上サイドからトークンコレクターやニビルなどが飛んできにくいため紙よりも強く環境にいた時期もあり、トップティアを経験している。そのため、中核カードの規制に繋がった。
また、公式的にも「初心者にも勧めやすいデッキ」という認識なのか、マスターデュエル2周年では相剣のストラクチャーデッキ「ソード・オブ・ソウル」が無料配布されるキャンペーンが実施された。
基本的な流れ
メインデッキの中核パーツは相剣師-泰阿、相剣師-莫邪、相剣軍師-龍淵の三枚。
これに加えて、専用サーチ魔法の龍相剣現、専用リクルーターの白の聖女エクレシアも必須パーツとなる。
もっともオーソドックスで基礎的な展開は、相剣師-莫邪を素で召喚するかエクレシアからリクルートし、手札の相剣か幻竜族カードを相手に公開してトークンを生成、トークンと莫邪でエクストラデッキから相剣大師-赤霄のS召喚に繋げ、
赤霄で相剣軍師-龍淵または相剣カードをサーチ、先ほど莫邪のコストで相手に見せたカードまたは赤霄で持ってきたカードをコストにして龍淵を特殊召喚しつつトークン生成、レベル10のシンクロモンスター(ポピュラーなのはフルール・ド・バロネスか相剣大公-承影)に繋げて二妨害の制圧盤面を構築する。
見てわかる通り、最小では初動二枚かつ、間に介在させる追加カードもコスト用の1枚だけと非常にコンパクトである。
これだけで最上級モンスター二体による、フィールドモンスター無効+万能無効or相手の場と墓地に対象を取らない除外の汎用的な妨害盤面を作ることができる。
ただし、このシンプルさは「止めどころのわかりやすさ」というデメリットの裏返しでもあり、上記手順であると龍淵とトークンをセットで用意した時点でバロネスか承影が来るのがモロバレなので、この時点でバロネスに行く前に原始生命態ニビルを決められやすいという割とシャレにならないピンポイントな穴がある。
一応三枚初動であれば龍淵から先にバロネスを出し、下級から赤霄に行くこともできる。
設定
第11期で登場した、アルバスの落胤と関連した烙印世界に存在する集団・陣営である。
本拠地は大霊峰相剣門に描かれた石柱の並び立つ幽玄な秘境であり、この地の雪解け水は地下の湖に蓄積し、氷水(遊戯王)の源となっている。
相剣キャラクターの扱う力そのものもまた、氷水の力を源としているなど密接なつながりを持つ。
軒轅の相剣師と妖眼の相剣師は元々ドラグマ陣営の人物たちだったが、出奔して氷水の力を授かって相剣陣営に加入した。
カードの名称は、中国の武侠小説などにも参照される、伝承や神仙、古代史といった概念からとられている。
大霊峰相剣門のモデルはおそらく中国の自然遺産である武陵源である。