概要
教導の聖女エクレシアの派生カード。
「教導国家ドラグマ」に所属していた頃とは違い、相剣とのシナジーを考慮してかチューナーモンスターになっている。
イラストでは黒衣竜アルビオンが携わっている。彼女自身はスプリガンズ編で着用していた衣装のままだが、「教導国家ドラグマ」に所属していた頃の髪型に戻している。自力でのセットを諦めていた髪型であったことを踏まえると、彼女の世話をこなしていたフルルドリス改め妖眼の相剣師との合流をした後であることが窺える。
カードテキスト
チューナー・効果モンスター
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターの数より多い場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「相剣」モンスターか「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
解説
基本的な使い方としては下級相剣をリクルートしてトークンを生みだし、相剣大師-赤霄などのレベル8シンクロ召喚を狙う事になる。相手メインフェイズでも発動できる点はアルバスの落胤と相性が良く、アルバスの落胤の超融合効果を相手ターンに使用する=妨害カードとして機能させられる。
ダイナレスラー・パンクラトプスと同じ条件で特殊召喚できるため、後攻であれば召喚権を使わずに展開を始めることが出来る。
チューナーなのでそのままシンクロ素材にしてしまえるので、消費は増えるもののチェーンブロックを組まずに展開して3000打点のレベル8シンクロを出してしまえば、神光の宣告者も妨害を打たせる前に突破できる。
先攻であっても下級相剣のモンスター効果にPSYフレームギア・γを打たれた場合に、特殊召喚効果→リクルート効果を使う事で妨害を貫通する役割も持てるのは大きい。
サルベージ効果は融合モンスターが絡む必要があるので、アルバスの落胤を使うデッキ向けの効果であるが、簡易融合や簡素融合、出張ギミックであればドラグマやD-HEROデストロイフェニックスガイを使えばそれ以外のデッキでも満たせる。
総じて、【相剣】はもちろん、【アルバスの落胤】でも重要な役割を持つカードとして扱われる。
リメイク元と同じステータスなので霊使いサポートを共有できる。
チューナー側に魔法使い族を指定する絶火の魔神ゾロアのシンクロ召喚のサポートとしても有用なカードである。
展開力の乏しい【霊使い】や【ウィッチクラフト】にとって上記大型モンスターを容易に呼び出せるのは有難いだろう。
あまりの優秀さとエクレシア自身の人気の高さからプリシクのシングル価格は派生元の3倍近くを上回っている。
Pixivでは
登場から僅かで多数のイラストが投稿されている。
教導の聖女エクレシアと一緒にタグを付けられることが多い。
中にはこのカードが登場する以前に描かれた一部のイラストにもこのタグが付けられることもある。