概要
属するモンスターは闇か光のドラゴン族で統一されており、アルバスの落胤のストーリーに関するテーマである。
通常召喚可能な上級モンスターは(1)の特殊召喚効果の際に実質コストが必要となるが、相手の墓地からも賄う事ができる。
最大の特徴は相手フィールドににモンスターがいる時はこの効果がフリーチェーンで発動出来るようになっており、墓地の闇,光属性のモンスターを利用するデッキに対しては強力な妨害手段となる。
出したドラゴン族モンスターを深淵の獣ルベリオンの特殊召喚コストにし、ルベリオンの効果でサポートを受けられる烙印永続魔法・罠を貼って攻めていくのがテーマとしての動きとなる。
この動きはEXデッキを使わない為、烙印融合などのEXを多用するテーマと組まれる事も多い。
登場時は【イシズティアラメンツ】が環境トップデッキとして君臨しており、効果によって墓地で発動する融合召喚の効果を不発にさせられるビーステッドは「ティアラメンツへのメタカード」としてサイドデッキを中心に採用されていたが、それでもティアラメンツの勢いは止まらなかった。
また、効果自体はエルドリッチや閃刀姫、イビルツインなどに対してもよく刺さっており、その結果過去環境テーマを駆逐するという良くない活躍もしていた。
その後はクシャトリラとの相性が悪かった事もあってか使用率は落ち着いており、2023/1のリミットレギュレーションはサーチ範囲が広いマグナムートの制限カード化のみという、同時期の環境デッキとしては控えめな規制となっていた。
しかし、その後にアサルト・シンクロンや百檎竜-リンゴブルムなどといった相性が良いチューナーモンスターの登場や、シンクロモンスターである深淵の神獣ディス・パテルの登場によってスプライトや勇者ギミックと組み合わせたシンクロ召喚軸のデッキが登場して活躍した上、対ティアラメンツを想定したであろうその強すぎる光・闇属性へのメタ能力が問題視されたためか、ティアラメンツが更に規制される2023/4からのリミットレギュレーションで初動のルベリオンを含む計3体が追加で制限カードに指定されることになった。
カードテキスト
通常召喚モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):(固有効果)
カード一覧
効果モンスター
レベル6
効果・チューナーモンスター
レベル4
特殊召喚モンスター
レベル8
レベル12
シンクロモンスター
レベル10