概要
【スケアクロー】や【ティアラメンツ】などの「世壊」を旅するストーリーの主人公。
ストーリーの詳細はザ・ヴァリュアブル・ブックEX3にてマナドゥムまでのものが、EX4で完結となる幾星霜まで描かれている。
クシャトリラを除く、テーマに対応するフィールド魔法などの関連カードには「または「ヴィサス=スタフロスト」」という感じにこのカードが名指しで含まれており、それらのテーマとは大なり小なりシナジーするようになっている。特に効果破壊で展開するマナドゥムとは特に結び付きが強い。
愛称はヴィ様、ヴィサス太郎など。
初出のスケアクローの登場時点ではどういうキャラなのかいまいち把握しにくかったが、無表情で全てをこなして行く姿のシュールさや、コラ画像のように見える「肆世壊の継承」のイラストなどで当時からネタキャラの片鱗が見えていた。
「肆世壊からの天跨」及びスケアクロー・ライトハートの情報公開後は、「倒したボスをSD化する」という変な能力を持った主人公という見方が出来る様になってしまった。
後に各テーマデッキほどでは無いもの、効果破壊とのシナジーを持つキラー・ポテトが登場したことで、「ジャガイモをマッシュしてアドを生み出す変な主人公」とネタキャラ路線を突っ走ることになった。
モチーフはおそらくヴィシュヌ。
世界を移動する能力や登場済みの関連テーマの元ネタと思われる物語からアレやソレの遊戯王版と考える人もいるが、実際の所は不明である。
カードテキスト
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、
このカードとは種族と属性が異なる自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力と元々の守備力の内、
高い方の数値の半分だけこのカードの攻撃力はアップする。
性能について
長編ストーリー付きカード特有の大量のサポートカードと共に活用するのが最も強力な使い方となる。
名指しで指定されているサポートがスケアクロー、ティアラメンツ、マナドゥムとカテゴリを跨いで存在する為、これら全てを組み合わせた世壊GSなるデッキも組むことが出来る。
とにかく名前が強いカードという扱いの為、(2)の効果はほぼオマケとなりがちである。
効果自体は特殊召喚効果を持つ汎用上級チューナーであり、前述のキラーポテトのように特殊召喚条件(=フィールドで効果破壊される事)によってコンボが発生するデッキに単体で投入するのも良い。
なお、破壊するカードは対象を取る為、効果処理時に対象がいなければ特殊召喚も出来ない点には注意。