ヒキコウモリ
ひきこうもり
「ヒキ!」
いつも部屋の中でパソコンをしてるヒキコウモリ、勢い余って強く押したエンターキー、へこんじゃったそうです!
「一歩も外に出~たくな~いウチの中がユートピア~!」
概要
CV:永田亮子
No | 401 |
---|---|
種族 | ウスラカゲ |
ランク | D |
スキル | きゅうけつ(こうげきでダメージを与えるときHPを吸収する) |
好物 | 肉 |
こうげき | はたく |
ようじゅつ | 竜巻の術 |
必殺技 | ヒキこもり歌(敵全体を混乱させる。混乱した敵は味方ばかり攻撃する) |
とりつく | 心をふさがせる(とりつかれた妖怪はなんにもする気がおきなくて中々行動しなくなる) |
ヒキコウモリにとりつかれると外に出るのが怖くなってひきこもりになってしまう。現代人はヒキコウモリにとりつかれやすいから注意。(妖怪大辞典より)
コウモリの妖怪なのだが、翼は風呂敷で作った自作だったりする。取り憑かれると引きこもりになってしまう。
ネガティブーン系統と同様に、攻撃しながら体力を回復できるスキル「きゅうけつ」を持っている。
初代はネクラマテングとの合成でトジコウモリ(ひきこもり過ぎて家と合体したヒキコウモリ)に進化する。『3』では合成アイテム「かいてきクローゼット」との合成に変更された。鳥飼家の主人に話しかけると入手可能。
名前の由来は「ひきこもり」+「コウモリ」。
・赤猫団/白犬隊
本作における主役妖怪の1体として登場。キャッチコピー、ってか「なぜ出てきたんだ!?」と書かれ、セリフも「やっぱり外の世界はコワイです・・・・すみません!」という。
(なぜクローゼットから出てきた!?)
本作では「かいてきクローゼット」というアイテムを合成させることで、トジコウモリに進化できる。
PVやイベントシーンではジバニャンをつかんで飛んで赤鬼の攻撃を回避するも、その後赤鬼に倒されて目を回すジバニャン、ムリカベ、砂夫を壁の影から隠れて見いて震えていた。
セリフやフミちゃんを知っている等、おそらくジバニャンやウィスパーと同じアニメ版のヒキコウモリであると推測される。
アニメ
初登場は第8話。
近年増加するひきこもりに応じて力を増していると言われている妖怪。
クマとカンチにサッカーをするという約束をしていたケータはウィスパーと一緒にジバニャンを外へ出そうとニャーKBとチョコボーで釣るが、ジバニャンはそれらを一瞬で部屋に持っていき、メラメライオンの説得を一蹴するなど、まさにひきこもりっぷりを見せた。
ホノボーノとドンヨリーヌによってドアの隙間からペラッペラになりながら引きずり出され、最終的にモレゾウのモレゾウ液によってヒキコウモリから引きはがされた。
ジバニャンに取り憑いて引きこもってた理由は、夜の街が明るすぎて引きこもる場所がない為だったようだ(洞窟に引きこもればいいじゃんというツッコミはなしだ。そういう使命の妖怪だし)。
そこでケータの発案で、クローゼットに引きこもってもいいと言われ、その家賃代わりに妖怪メダルを渡すのであった。ジバニャンもクローゼットで暮らしているので、実質ルームメイトである。
ちなみにカギのかかった部屋についてだが、ウィスパーがドアをすり抜けてカギを開けた。
最初からそれをやれというケータのハリセンツッコミが飛んできたのは言うまでもない。
その後はノートパソコンをいじるチョイ役としてたびたび登場するが、ここでは特に目立った話を紹介する。
第27話「新型妖怪ウォッチを手に入れろ」
クローゼットごと行列に並ぶというある意味アグレッシブな行動をした。
第40話「妖怪ベストテン」
第8位に選ばれる。テレビ局はひきこもりの彼を考慮してかTV中継で流してくれた。
喜びの一言は「ブタっ鼻!」。
第45話「風邪とともにトゲニャン」
トゲニャンのくしゃみでトゲが刺さり、ケータに心配された。
メラメライオンの炎で燃えたトゲニャンのくしゃみで2度目のトゲを喰らい、頭からトゲが生えた。
トゲコウモリである。
また、その際くしゃみでトゲを飛ばし、ケータを盾にして逃げたウィスパーに全弾ヒットした。
オメガ11もビックリである。
第48話「消えた妖怪パッド」
ウィスパーが妖怪パッドを紛失してしまったので、ケータに頼まれて新しい妖怪パッドを妖ZONでポチって購入してくれた。
第58話「妖怪 泥ボックン」
泥ボックンが彼に変装し、バーニングばぁさん3巻を盗んだ。
第63話「妖怪エイプリルフール」
セバスチャンの発言で判明した「妖怪エイプリルフール」において「アウトドア大好き」というウソをつく。
しかし、セバスチャンに海水浴やキャンプなどに連れまわされて疲れたあげく、電気やら無線LANが通じる洞窟があるという甘い罠に誘われて引きこもってしまい、フィギュアにされた(まあ妖怪エイプリルフール自体ウソだから後で戻ったけど)。
第70話「ヒキコウモリのヒミツ」
通販でロクに長続きしない癖に筋トレグッズを買い漁る事をケータとジバニャンに咎められ逆ギレしたウィスパーに、「働きもせずにクローゼットに引きこもってるあの無駄飯食らいの妖怪とは訳が違う」と八つ当たりされるが、デイトレーダーで成功を収め、注目の若手実業家として有名となっているという衝撃の事実が本人の口から判明した。幾つかの大手の会社を買っており、その中にはウィスパーが通販で贔屓にしている妖魔界最大のネット通販サイト「妖ZON(ヒキコウモリが買ったため、現在の正式名称は「妖ZON・HK」)」や、ケータの大好きなヨーロッパのサッカーチームも含まれていた。更に妖怪長者番付ではヨップル社のスティーブ・ジョーズに次ぐ2位にランクインしている。
クローゼットの中は暮らしやすいようにサーバー・冷蔵庫・シャワーが完備され、「落ち着いて引きこもれる自分だけの場所を作りたい」という夢を叶えるために、夥しい数のクローゼットを買い集め続けている(判明しているだけでも58216個のクローゼットが天野家の地下に保管されている)。
第78話「新しいウォッチ!」
ヨップル社の新CEOにして妖怪ウォッチU・プロトタイプの製作者、マーク・シャッチーバーグとはお互い世界の大富豪の上位0.1%に入っている縁で仲が良く、彼からは「ヒッキー」と呼ばれている。
そのシャッチーバーグから、まだ製作段階のためごく僅かの妖怪にしか手渡されない妖怪ウォッチUを貰うも、クローゼットを貸して貰っている礼と、あと「自分の腕には大きすぎるし、羽にも当たるから」という理由でケータに妖怪ウォッチUを譲った。
第91話「みんなで歌おう!妖怪紅白歌合戦!」
前半は単独で、後半はトホホギス、ジミー、じめりんぼうとのユニット、「ヘヤノスミス」の一員として妖怪紅白歌合戦に出場した。
なお、この時もクローゼットごと移動しており、本番でもクローゼットから一歩も出ず歌った。
第98話「クリスマス大停電!妖怪ウォッチを更新せよ!」
ネットオークションでエジソンのメダルを手に入れ、マーク・シャッチーバーグに妖怪ウォッチUの更新について連絡するが、「妖怪ウォッチ更新出来ません!!」と叫んだ。
第102話「妖怪 寝コロンブス」
ケータの両親に取り憑き寝転がらせてダラダラさせる寝コロンブスの対処法を考えていたケータとウィスパーの元に、「自分を召喚してくれ」という旨のメールをウィスパーの妖怪パッドに送り召喚させた(同じ家に居るのに自分から来なかった理由については、ウィスパーは「一度呼び出されてみたいんですかね」と推測している)。8話で初登場し、102話までの約94話を経て、初めて召喚された。
寝コロンブスに「自分と同じ匂いを感じる」として、天野家の地下に保存している膨大な数のクローゼットの内の1つをプレゼント。最早クローゼットとは呼べないモデルルームの様な快適な空間に寝コロンブスは大満足し、事態は収束したのだった。
なお、ケータが妖怪ウォッチUでウスラカゲ族を召喚したのはこれが初(妖怪ウォッチUでの初のウスラカゲ族召喚シーンは、77話のイナホによるUSAピョン召喚)。
第106話「妖怪ポン骨」
第113話「夜のどろどろヒットステーション」
楽屋の見学も出来るプレミアムパスを手に入れ、お約束のクローゼットごとの移動でテレビ局に行った。
第130話「トムニャン登場!妖怪ウォッチドリームをゲットせよ!」
VIPだったのでメダルを大量にもらった。
第142話「激写!不思議マガジン「ヌー」ジャージーデビル編」
イナホに頼まれてジャージーデビルにトランスフォームする。
第145話「妖怪ミチクサメ」
クマとカンチに取りつくミチクサメを止めるために召喚。召喚シーンはのりのりだったが、シーン終了後生身で久しぶりに外に出たことで焦り、近くのコンビニのトイレに避難し出てこなかった。
「妖怪わかランナー」
2話続けて登場。いきなり「わからんな~」と言いながら外を走り出すケータにわかランナーが取りついているのではとジバニャンとウィスパーに伝える。その後、自身も取りつかれ「なんで私ひきこもっていたのかわからんなー!」と叫びながら必死な顔で全力疾走、妖怪マラソン大会に参加していた。
第150話「ジバニャンと5つのプレゼントだニャン!」
ジバニャンが皆のためにクリスマスプレゼントを買った。
第153話「激闘!布団から出ない選手権!」
上記の大会の主催者であり、歴代チャンピオンでもある。優勝者にはポケットマネーで好きな物を買うとジバニャンの参加をさせる。
布団の中にはベッドやソファにテレビ、クーラー、更には暖炉まで完備するという快適な一部屋を作り出し、またも優勝を果たす。
実はこの選手権には第102話で登場し、コロンブスに進化して航路に出てしまった寝コロンブスに戻って来てほしいという想いで開催をしていたのである。寝コロンブスがコロンブスに進化するまでの間、クローゼットの中で共に遊んでいたことが判明。一番よく遊んでいたのがどれだけ布団から出ずにいられるかという遊びだった。
そして一生の友達になれると信じていたのに・・・と滂沱の涙を流しながら再会したいと願うと、寝コロンブスがベッドから出てきた。寒さに耐え切れず、布団に潜りながら舵を取っていたらいつの間にか寝コロンブスに戻り、その時「一番楽しかったのはヒキコウモリと遊んだこと」というのを思い出し、戻ってきた彼と笑顔で握手をし、最後は仲良く布団に入っていた。
第164話「妖怪ウォッチバスターズ!」
バスターズのメンバーとして登場。
第182話「妖怪ばたんQ」
第186話「妖怪ガランドゥ」
ガランドゥの中に閉じ込められる。
第194話『エンマ大王の妖怪ハロウィンだニャン!』
妖怪ハロウィンに参加した。
第195話『バスターズトレジャー編#15 インディVSハイテク』
トレジャーハンターの「ハイテク野郎Aチーム」として登場。
同上「妖怪乙姫」
ケータ達の竜宮城でのおもてなしの代金を立て替えた。
第209話「妖怪やまタン」
やまタンのメダルを購入した。
****
両親が登場。学校に来いと説得しに来たニャンパチ先生に両親共々生タマゴを投げつける。ちなみにタマゴはコマさん副担任がおいしくいただきました。
その後は学校に通うようになったが、しゃれこちゃんの告白を振ったニャンパチ先生にぶつける為の生タマゴをしゃれこちゃんに与えていた。どんだけ好きなんだ生タマゴ。
ケータより先にUSAで引きこもっていた。
妖怪大辞典をプレゼントしたり、バクのメダルを失って夜間外出できないケータに寝コロンブスを紹介したりとめっちゃ有能。
アニメの設定が全て逆輸入され、大富豪なっており、妖怪ワールドではヨップル社とニュー妖魔シティとの移動にリムジンを提供している。マーク・シャッチーバークともヒッキー、シャッチーと呼び合う仲。
バスターズの一員としても登場。
あと敵として登場するのはUSA、と思った?残念、ジャポンでした。初代同様おおもり山の廃トンネルで出現。
コロコロコミック版
夏の暑い日、ケータとウィスパーはだらしなく床に転がっていた。そして意を決して海に行こうと思い立ち、準備をするためクローゼットを開けたとたん、ケータは気分が沈み、足を抱えて座り込んでやっぱり外はもっと暑いから家に居ようと言う。次はウィスパーが用意しようとクローゼットを開けるも気分が沈み、また二人で床に転がってしまう。これじゃダメだとケータを殴るウィスパー。ハッとして突然外に出る気が無くなった理由、それはまさか・・・と思ったが夏バテだと再び床に転がるケータ。
ウィスパーは「妖怪のしわざ」と疑う流れだとツッコミ。でもクローゼットの中を探してもいない・・・と思ったらなんとドアに挟まって居たのだった。それはヒキコウモリだった。そしてもうクローゼットの中には入って来ないで欲しいとお願いする。ケータはここは俺の家だからキミが出ていけと突っ込む。「たしかに」と大爆笑で返し、「じゃ」とヒキコウモリはクローゼットの扉を閉めた。
追い出そうとケータは例の如くジバニャンを呼び出すが、出てきたのはなんとマスクドニャーン。
騒がしい事にイラついて出てくるヒキコウモリ。戦闘になり、ウィスパーハンマーでヒキコウモリを叩くマスクドニャーン。そしてトドメにジャーマンスープレックスをかましたら背が低くて逆に自分の頭を打ち気絶してしまう。「ダシャダシャ」と声を上げながら気絶した相手に強気になり蹴りつけるヒキコウモリ。そしたら何故かやって来て一緒に蹴りつけるメラメライオン。メラメライオンはジバニャンをマスクドニャーンにした妖怪で途中で逃げ出したから追ってきたと言う。ヒキコウモリは気絶しボロボロになったマスクドニャーンの写真を撮り、トドメとばかりに「ぶざまな姿をネットにアップして終わりにしてやる」と行動したところでケータに止められる。そしてメラメライオンにヒキコウモリにやる気を出させてとお願いする。「やめて!!わたしのことはほっといてよ!!」と拒否をするがマイナス方向にやる気を出し、トジコウモリに。失敗かと思われたが、ケータは進化したということは成長したと解釈し、出たくなるまでここにいていいと、ヒキコウモリに言う。何故かとウィスパーが聞くとメラメライオンのせいで応援したくなったと話すケータ。メラメライオンはケータの姿勢を気に入りメダルを渡し、ヒキコウモリもメダルを渡した。妖怪ウォッチが壊れた際に懸賞で当てたという妖怪ウォッチUプロトタイプを渡したり、アイテムを渡したりした。
エンマ大王と5つの物語だニャン!のコミック版ではネットを繋ぎ協力を仰ぐという役割を果たす。
ちゃお版
こちらではケータに取り憑き、引きこもりにさせた。
ケータの母に頼まれ様子を見に来たフミちゃんは、ケータの今後をかけてヒキコウモリを追い払うべくあの手この手でケータを外へ出そうとするが、どれも上手くいかず終いにはケータ自身に拒絶されてしまう。
それなら最後にお別れパーティーを開こうと、ともだち妖怪を手当たり次第に召喚。一気に賑やかになったため居辛くなったヒキコウモリは「リア充まぶしい~」と泣きながらケータから離れ、その後は「落ち着く」という理由でアニメと同様、ケータの部屋のクローゼットに住み着くのだった。
ケータの記憶を取り戻すためにポルターガイストを起こした。