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CBGの編集履歴

2023-02-16 22:20:57 バージョン

CBG

ちきゅうぼうえいぐん

CBGは、特撮テレビ番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』に登場する防衛チーム。

概要

特撮テレビ番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』に登場する特殊防衛組織。正式な名称は「地球防衛軍」。

サントリーのノベルティグッズとして岡本太郎がデザインした「顔のグラス」にあしらわれた顔のひとつ(白い顔の方)をモチーフにしたシンボルマークを持つ。

レギュラーの面々の所属は対奇獣部隊東京部門(CBG-TKB-TKB)で、あくまで富士山麓に存在する極東基地の一部隊。上層部の存在についても言及されている。


地球の危機への対処を任務としており、怪生物「奇獣」が出現するようになった後は、タローマンとともに奇獣の脅威に立ち向かっていく。

……とはいえ、タローマンと連携や協調が取れているわけではなく、必殺技の巻き添えを受けたり、墜落するところを助けられたと思ったらパトロール機ごと投げ捨てられたり、風が吹けば桶屋が儲かる的に基地に河童星人の宇宙船が落下してきたりと、タローマンのでたらめさに振り回されている。


後半では、タローマン出現後はその活躍を傍観することが多くなり、救助対象の民間人といざこざが起きた際には彼らがタローマンによって宇宙に連れ去られるのを「心配した我々をバカにして、いい気味だ」と笑って見送ったり、基地内で暇をもて余したりといったモラルの低下も散見されるようになった。


そして最終話では、前述した行動の数々が一気に帰ってくることに……


メンバーについて

※ 隊長とマミ隊員以外の役名は、本編作中では言及されていない。また、全員演者とは別の声優が台詞を吹き替えている。

※ 前述した第8話でのセリフなど児童向け作品にありがちな主要人物の口の悪さも見受けられる。


  • 隊長

(演:森野忠晋)

CBGを束ねる初老の男性。56歳。

風来坊や高津博士ほど顕著ではではないものの、奇獣の能力や意図、状況の分析を図る場面も多い。組織内での世渡りの才能もある。

ヘルニアを患っているという。


  • マミ隊員

(演:小笠原皆香 吹替:マザえもん)

CBGの紅一点。基地では電話などの通信系を担当しているようだが、他の隊員とともに現場に出ることも多い。若い女性らしく、自身の容姿について悩む一面も。

実は、タローマンを除くと彼女がただ1人全話皆勤を成し遂げており、タローマンと直接コミュニケーションを取った唯一の登場人物でもある。

名前の由来は、居住空間機能を持つ岡本太郎唯一の建造物である「旧マミ会館」(マミフラワーデザインスクールにかつて存在していた施設。老朽化に伴い2000年に解体)から取られていると思われる。


  • おじさん隊員

(演:べーやん)

お調子者のコメディリリーフ

なぜか彼のみ出動時に他の隊員とは異なる工事用のヘルメットを被っている。


  • 新人隊員

(演:伊達要希)

顔立ちの整った青年

彼のみ劇中で台詞が1つもない。タローマンが現れる時にはいつも姿を隠しているが……?


  • 少年隊員

(演:北村直大 吹替:マザえもん)

物語の途中から加入した少年の隊員。

初登場の第4話では「僕も地球防衛軍に入りたい!」と駄々をこねていたただの子供だったが、いかなる手を使ったのか次の第5話からは実際に少年隊員の席に収まっている

岡本太郎についてある程度の知識はあるようで、高津博士の台詞を奪ってしまったこともあった。

「TAROMANと私」のコーナーには50年前に少年隊員を演じていたと称する男性が登場するが、当然子役の北村直大とは全く関係のない赤の他人である。

モデルは『ウルトラマン』に登場したホシノ・イサム少年と思われる。


装備

  • 光線銃(仮称)

地上戦闘の際に使用される拳銃型の光線銃。リング状の光線を発射できる。

未来予知ができる未来を見たにはすべて回避され、奇獣の中でもべらぼうに強力な太陽の塔には通じずに終わっており、その威力が判る機会には恵まれなかった。

撮影に使われた造形物は、中国はSevenQ製の水鉄砲をリペイントしたものと思われる。


  • CBGパトロール機

奇獣の調査・追跡やパトロールなどに用いられる飛行機。それなりに旧式であるらしく、速度は疾走する眼になんとか追い縋れる程度である。操縦自体はさほど難しくはないのか、入隊して間もない新人隊員や少年隊員も普通に操縦している。

通常時の乗員は2名だが、最大5~6名が搭乗できる。また、コクピット後方のドームには捜索用の電子頭脳が格納されている。作中では奇獣に対する攻撃は行っておらず、武装の有無は不明。

プロップ(撮影用模型)はペットボトル紙コップを胴体の芯材としつつ、プラモデルのパーツなどでディテールを再現している。また、コクピットのセットの操縦桿はペイントローラーを流用している。

外観はどことなくピブリダーやエキゾスカウトマリンゴンやマリンブルに似ている。


  • 4次元翻訳マシーン

ヘルメットに備え付けられた翻訳装置。初めて接触する宇宙人の言語であっても、自動的に日本語に翻訳・発話してくれる。

みつめあう愛の言葉を翻訳する最に用いられた。


余談

作中で明言されてはいないが、CBGは「Chikyu Bouei Gun」の略と思われる。


極東基地のプロップには、ドライヤーやプラモデルのランナーが用いられている。


関連タグ

TAROMAN

防衛チーム 地球防衛軍


TAC-CBGと同様に富士山麓に基地を持つ。

特務隊 禍特対 新生GUTS-SELECT - 同年に登場した防衛チーム。

トキウム防衛隊 - 同時期に公開された特撮パロディCM。

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