「一応言っておくけど 今目の前にいる人は君の闘う相手じゃないからね」
「敵を見誤るなよ」
CV:千本木彩花
概要
ぼっち・ざ・ろっく!の登場人物。
ライブハウス新宿FOLTで活動をしているバンドグループ「SICK HACK」のリーダーで、ベースとボーカルを務めている。
人物
容姿の特徴としては大きなリボンを付け結ったサイドテール、酔いの影響からか常時グルグルしている目。爪は黒く塗っており右手の甲にはタトゥーがある(アニメでは描写されていない。また、原作でもあったりなかったりしており、5巻の表紙にも描かれていないので、タトゥーシールかもしれない)。
キャミワンピースの上にスカジャンを羽織り、下駄を履いているのが定番の衣装。
年齢は明らかになっていないが、少なくとも伊地知星歌(初登場時点で29歳)よりは年下(28歳以下)だと思われる。
かなりの酒豪で日に何本もの酒(ビン・パック問わず)を飲んでおり、いつも泥酔している。また将来の不安を酒で忘れることを幸せスパイラルと呼んでいる。
アニメでは○○依存の悪循環のパロディ画像で表現され、ヤバさに拍車がかかっていた。
さらには「お酒とベースは私の命よりも大事」と言いながらベース(名前は「スーパーウルトラ酒呑童子EX」)を居酒屋に忘れる(酒は手放さなかった)、高校生から金を借りる、チケットやら物販で稼いでいるのに泥酔してライブハウスの機材等をブッ壊し弁償に追われる、風呂無しのボロアパートに暮らしているから他人の家のシャワーを借りるetc…等素晴らしい程にダメ人間である。酔っ払った挙げ句に路上で寝込み、警察に保護されることも茶飯事らしく、作中では警察官から「お前これで何度目だよ」と言われるシーンがある。
だが天才ベーシストと自称するだけはありその実力は高く、ライブではカリスマ性溢れる演奏を披露する。ベースを弾く時は三味線のバチのような物を使う。
泥酔した状態でライブを行い過激なパフォーマンスに走ることもあり、星歌からは「洗練されたファンしかいない」「あんなのが売れたら世も末」と評された。なお山田リョウもその一人である。
そんな彼女だが、ある日チケットノルマを達成しようと奔走しているひとりと出会う。
ひとりのチケットノルマを達成させる手伝いとして路上ライブを行う。その際ひとりに「客は敵じゃない」という言葉を与えこれが彼女の成長のキッカケとなった。
ひとりがライブ中に成長を遂げ、本来の彼女の実力の片鱗を見た廣井は必ず将来上がってくると確信する。
その後ひとりからチケットを買い颯爽と去る………かと思いきや電車賃が足りず借りに戻ってくるなど情けない姿を見せた。
原作2巻では結束バンドのメンバーをライブハウスに招待したりもした。
意外にも過去にはひとりと同じ陰キャだったらしく、自分を変えるためにバンドを始め、ライブの緊張を忘れるため飲酒するようになったという。
星歌は大学時代の先輩であり、現在も交流がある。しかし、常時泥酔状態のため、絡みに行くたびに(虹夏からも)辛辣な言葉をかけられている。
その他
元ネタは実在のバンドグループ「八十八ヶ所巡礼」のベースボーカル、マーガレット廣井。
SICK HACKの他のメンバーも八十八ヶ所巡礼のメンバーにちなんだネーミングとなっている。
きくりの酒乱キャラは彼の実話が元ネタであり、ライブ中一升瓶をラッパ飲みし「酒が残ってる状態でやるのがちょうどいいんですよ。」と発言している。
初めて苗字が明らかになった13話の雑誌掲載時に限り「廣瀬」とされていた。
関連イラスト
関連タグ
鳥羽美波:ゆるキャン△のキャラクター。本作を含めたきらら作品を代表する飲酒キャラの先達であり、グビ姉の異名を持つ。ただしこちらは勤務中に飲酒するようなことは(ほぼ)無く、教師としての仕事は真面目に取り組んでおり生徒達からも慕われているなど、社会人としての信頼度はダン違いである。
梶野穂歩:おちこぼれフルーツタルトのキャラクター。こちらもきらら作品の飲酒キャラ(ただし飲む描写は休日に限られる)。アイドルのマネージャーとしての仕事はそれなりにこなすも、欲望に忠実な行動が多い・ソシャゲへの重課金など社会人としての信頼度の低い行動が多い。きららの著名なベーシストと中の人が一緒。
佐田杏里:まちカドまぞくのキャラクター。同じくきらら作品のキャラであり、またアニメ版の声優も同じく千本木彩花。また何かと不憫な主人公を気にかけサポートする立場という共通点がある。
小谷さやか:放課後ていぼう日誌のキャラクター。こちらも鳥羽と同様に部の顧問であり、飲酒キャラ。ただし酒を飲んでない際は生徒思いの良い先生であり、教頭を説得して校費で膨張式ライフジャケットを調達したりと融通がきく性格である。
桂雪路:ハヤテのごとく!のキャラクター。こちらも根は善良だが給料が全て酒代に消える酒豪且つ、先輩から頻繁に借金を行うダメ人間、もう辞めてしまったがギターを趣味で弾いていた経験があるなど、共通点が多い残念な美人繋がり。